若者の気性が激しくなっているのも食べ物の影響が大きいと思われます。昔と違って安価で大量生産された食べ物がいくらでも手に入ります。10代の人たちで食べ物を口にするときに「これは食べて大丈夫だろうか」などと考える人は居ないはずです。水野南北先生の本を前もって読んでおけば自分で食べ物に注意するでしょうが、知識がない食べ盛りの人はいくらでも好きなものを食べてしまいます。
そこで、周囲の大人が正しい助言をしなければなりません。しかし、大人の食事が完全に間違っているのであれば、助言はできません。「好き嫌いなくバランスよく、必ず残さず食べるように」などと何の意味もない、時に害になる助言しかできません。むしろ食事は残した方が良いことが少なくありません。食べ物の過剰摂取による体への負担は老化につながります。いま若くても30代から急速に老化が進みます。
企業の原理は利益を確保することです。利益を度外視して質の良い食品を低価格で提供する会社はありません。品質が良い企業は必ず価格を高めに設定します。そこで、若い人たちも安い食べ物から、量は少なくてもやや高めの食品に関心を向ける必要があります。
安い食品はたまに嗜好品として食べるなら問題ありませんが、日常的に摂取すると心への悪影響が出ます。心の荒れた若者は怖い存在です。表面に出ない内部の闇があるからです。
その人が普段どんな食生活をしているのかは外部から見えません。だからこそ水野南北先生は食を節制すると陰徳を積むことになると強調されました。
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