2022年7月1日金曜日

小さな女の子

平日朝7時のJR中央線は混雑していました。新宿駅から母娘が乗車してきて、子どもはまだ小学生になったばかりのようです。床にランドセルを置いていました。立ったまま一生懸命何やら書いています。あとでわかったのですが、ひらがなを上手に練習していました。とても賢そうなかわいい子どもです。母親はまったく気にせずずっとスマートフォンの画面を見ていました。

御茶ノ水駅で私と一緒に下車しました。総武線への乗り換えです。ところが、母親は女の子を見もせず先に降りてしまいました。困った女の子は一人でプラットフォームに足を踏み出しました。後ろで見ていて「落ちてしまうのでは」と怖くなりました。御茶ノ水駅は列車とフォームの間が広く空いています。女の子はフォームに立てたものの、握っていた鉛筆を線路上に落として「お母さん、お母さん」と泣いています。

しばらく向かいの総武線の到着を待っていましたが女の子は泣き止まず、相変わらずスマートフォンを見つめていた母親は「じゃあ、好きにすれば」と言わんばかりに一人でどこかへ移動してしまいました。何ということでしょう。あとを追いかけて子どもは線路の脇を急いで走っていきます。もし落下したら助けなければと思う緊迫した場面でした。

どうみても子どもは被害者でした。こんなに小さな子どもに何という仕打ちかと悲しくなりました。しかし、これが日本の現実です。同じように子どもを愛せない若い母親が多く存在する可能性が高いです。子どもよりスマートフォンが大切なのです。

霊界の方たちに子どもが線路に落ちないようにとお願いして総武線に乗り換えました。この小さな美しい子どもの将来はどうなるのでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

記事へのコメント、フーチ(振り子)を使った波動測定のご希望などはこちらにお願いします。