2022年8月27日土曜日

大学受験の難しさは

大学受験は乗り越えてしまえばそれほど難しくありません。しかし、まったく勉強していないと合格まで2年間は必要です。中学校の勉強はとてもやさしいので勉強しなくても出来る生徒が少なくありません。義務教育ですから当然です。その後高校に入ると英語と数学が格段に難しくなり、努力無しでは合格は無理です。

それでも範囲が決まっているので、しっかりと対策すれば成績は目に見えて上がります。特に受験では問題の傾向から対策が立てやすく、勉強を重ねていくと結果が伴うようです。

日本の場合、すべて偏差値で序列化されていて多くの人が難易度の高い大学をめざします。その数字にどれだけの意味があるのか、大学教員になってみるとよくわかります。偏差値はひとつの目安になりますが、大学の中身を決めるものではありません。私は合格した4つの大学のうち偏差値のやや低い大学を入学先として選びました。「なんでそちらを選ぶの」「(東京ではなく)京都にある大学に行った方がよいのに」と友人によく言われたものです。

しかし、偏差値が3~5違ったくらいでは何の影響もありません。好きな大学に行くのが良いです。

そして、卒業すればその程度のレッテルには価値がないとわかります。

受験突破に必要なのは徹底した禁欲的な生活を守ることです。恋愛はご法度です。恋愛していて勉強に集中できるわけがありません。ただし、同級生が熱々ぶりの姿を見せていて国際基督教大学(ICU)に合格したので、例外はあります。

あとはそれなりに難関大学になると異様に難しい問題があり、これは出題者がひねくれているからです。高校生は実態を知りませんから、被害者であるといえます。大学教員は偏った物の見方で出題していることがあり注意が必要です。そもそも問題が悪いから解けないという場合が多いのです。自分を責めてしまっていた浪人時代を思い出します。

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