最初に観たのはシドニィ・シェルダン氏原作の『明日があるなら』です。これは最高傑作と言えます。全体の作りも品がよく、ほぼ映画並みの大作です。音楽が素晴らしく、使われている英語はわかりやすいです。
ほかのドラマはなかなかこれという最善の作品には出会えていません。『ハワイ・ファイブ・オー』はハワイの名所が楽しめる娯楽作品です。この作品は硬派な警察もので好きです。しかし、話の筋が込み入っていて、英語で追いかけるのが困難です。
この連休直前にAmazonにお願いして届けていただいたのが『トゥルー・コーリング』です。死者の声を聞く能力をもつ主人公が、24時間前に時間をさかのぼって人が亡くなるのを助けようとします。なかなか良い話もあるのですが、すぐに男女の感情が絡んで来て擦れた印象を受けます。それでも、現代のアメリカ作品のようにはあからさまな描写はありませんから許容範囲という感じです。もっと品よく作ると魅力が増します。
このように消去法でいくと、残るのは『フルハウス』です。コメディで会話の内容はありませんが、家族の愛情を可笑しく描いた古典です。子どもたちが主役といえるドラマであり、米国作品としてはそれほど品が悪くありません。とはいえ、外見の良いジェシーさんが多くの女性に好かれますので、観たくないと思われる女性も少なくないでしょう。勉強用にと割り切るなら、ドラマでは『フルハウス』が一番良いのではないかと思っています。分量は相当多いです。1stシーズンではまだ赤ちゃんのミシェルさんが一番かわいいです。1話20分でも英語字幕で観ると結構疲れます。
『明日があるなら』以外に良い作品は少ないです。海外ドラマをみてから『ローマの休日』や『スティング』などの名作映画をみると、なんと高潔な作品なのかと感動します。少し古い映画が一番良いようです。英語の専門家にいわせると新しい映画、ドラマの方が学習の素材として良いそうです。しかし、新しい作品はどれも純粋さがありません。どちらを選ぶかは人それぞれです。
それから、若者たちの友情を描いた『フレンズ』は途中まで観て気持ちが悪くなりました。英語学習の世界では筆頭に挙げられる有名な作品です。しかし、これだけはどうしても観ることができず、すぐ処分しました。本棚に置いておくのさえ嫌だったからです。
古い映画を繰り返し観て聴くのが良さそうです。ポール・ニューマン氏、ロバート・レッドフォード氏の『スティング』はDVDを持っています。会話も多いので近いうちに繰り返して観てみます。この作品のレッドフォード氏は理想とする美しい男性です。男らしくて綺麗という方は世界でも稀な存在です。
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