2024年2月18日日曜日

安全な公園

欲をなくす生活を送り、一番関心があった公園での紙飛行機に興味が向かなくなりました。一時期、まったく公園に出かけなかったのが良かったようです。特に2月は年間を通じてもっとも紙飛行機が飛ぶ季節です。つまり、風が弱く湿度が低く、寒すぎないので最良のシーズンといえます。60秒以上の飛行も十分可能です。以前であれば、何があっても2月は出かけていました。それが一度も出かけていません。今年はお正月の1時間しか飛ばしていない状況です。


それでも完全に辞めたわけではありません。好機があれば出かけたいとはぼんやりと考えています。紙飛行機は頭と体を使い、自然のなかで楽しめる良い趣味です。没入しなければ健康維持に役立ちます。

しかし、冷静になると出かける気持ちに歯止めがかかります。公園内には悪い気が満ちているからであり、目立つと批判される危険性が出てくるからです。

安心して楽しめる場所がないか検討してみると、関東圏では2か所だけ良い場所があります。一つは東京都立武蔵野中央公園です。ここは紙飛行機の聖地といわれる場所で、紙飛行機研究家 二宮康明博士たちのご尽力でいまの広大な原っぱが整備されています。

なぜ安全かといえば、300メートル四方の芝生広場があり、人との距離を保って飛ばせるからです。愛好家は上級者ばかりで、こちらが飛ばす機体に関心など向けません。その意味では気楽に飛ばせる場所です。とはいっても、誰かに必ず話しかけられます。運が良ければ達人で紙飛行機世界一の会長さんがいらして、情報交換ができるかもしれません。

過去に数回出かけたことがあります。難点は公園まで片道2時間かかってしまうことです。本当に思い切って出かけなければなりません。すでに2年半以上足が遠ざかっています。しかし、年に2、3回であればこちらをお借りするのが現実的ではないかと思い始めました。

関東圏であと1か所は、利根川河川敷にある取手緑地運動公園です。駅から歩いていける場所であり、5年前電車での移動中に様子を見に行きました。試しに折り紙飛行機を飛ばすと、すぐに60秒を超えて空の彼方に消えました。この公園は野球場が複数あって、週末は利用できません。平日に休みが取れる日は利用できる可能性があります。平日では誰もいないので安心して行けそうです。ただし、こちらも遠い場所にある公園であり、思い切らないと出かけられません。

ほかの公園は少し危険とみなしています。それぞれの公園は冬でも利用者が増加する傾向にあって、これから気温が上昇する季節はもう人であふれかえってしまいます。

職場の同僚のお子さんが武蔵野中央公園で飛ばしたいと話しているとのことで、今年は飛ばしに行ける可能性があります。

何にせよ、人が集まる場所には細心の注意が必要です。好きな活動であると合理的な理由を作って出かけてしまう筆者でしたが、いまは違います。どんなときにもあらゆる可能性から判断して、出かけることで失うものが多いと判断すれば自宅で静かに過ごす方を選択します。こうして趣味には常に抑制する気持ちをもっています。勉強や仕事であればいくらやっても大丈夫です。ただし、眠いので長時間できないのが難しいところです。

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