2024年5月2日木曜日

自動車づくりの今後

自動車はもっとも高度な工業製品のひとつです。そして、ガソリンエンジンの分野では欧州の車が世界の頂点に立っています。デザインを含めてもう進歩の余地がわずかにしかないほどの完成度の高さを誇ります。

600万円を超える車は数多く存在します。それらの車は街中で一目でわかるほど存在感があり、日本の自動車には近づけない高みにあります。特にドイツの自動車は他を圧倒する存在で、今後も多くの自動車メーカーの目標であり続けることでしょう。

しかし、一般消費者が使う自動車としては600万円以上の車種は日常の買い物や通勤では過剰と考えられます。狭い日本の道路と混雑状況のなかで、大きな車体は使いにくい面があります。また、運転の仕方によっては他の車に威圧感を与えます。筆者は高級ドイツ車にあおられた経験を何度か持っています。そのようなことから高級車に乗る日本人は好きではありません。より率直にいえば、大きな車で威張る人たちが嫌いです。

ある程度車に乗ってくれば大きな高級車への欲は無くなります。年々小型車にしか関心、魅力を感じなくなりました。これからが小さな車が活躍する時代です。なかでも日本の小型車は道具としての完成度は世界最高峰です。

まだガソリンエンジンを搭載した車は大きな役割を担います。決してなくなることはありません。一方、電気自動車では中国の製品に大きな力を感じます。特にバッテリーの技術は世界一の地位を確保しており、今後も変わらないものと思われます。

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