一方、本務校で教えているゼミの学生たちは何を言っても反応がありません。笑った顔さえ見たことが無い状態が1年続いています。
これについて仮説があります。情報化の進展で誰でも無料かそれに近い形で、刺激の強い情報を手にできます。何の努力をしなくても快楽が手に入る時代です。しかし、それによって脳内に快楽物質が充満し、他の活動に関心が向かなくなる構図です。そうとしか思えません。情報化が急速に進展するなかで、無気力・無感動の若者が多く生まれています。
共通するのは、何の努力もせずただ楽しいことだけを歓迎する姿です。
スマートフォンの間違った使い方が無気力な学生を量産しています。その流れは加速する一方です。筆者の仮説だけではなく、海外の専門家のなかでも同様の意見が出ているようです。
怖いのは小学生、中学生が情報に汚染される可能性があることです。そうなると、彼らの将来を完全につぶしてしまいます。しかし、止める方法はありません。両親が厳しく規制するしかありません。日本はいま危機的な状況にあると思います。
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