2025年2月2日日曜日

10代の能力

人間のあらゆる能力が最大にある時期は10代です。特に中学、高校の頃が誰にとっても一番良い時です。この時に集中して努力すれば、さまざまな結果につながります。そして男子は、必ず性の節制をしなければなりません。

もちろんできる範囲での努力で十分です。性エネルギーさえ温存できれば、勉強してまったくできないことはありません。この年代の集中力はすさまじく、自分でも驚く結果を出す場合があります。

大学院時代に発明家ドクター中松氏の『リボディ』を読みました。いま手元にないのですが、「男性は二十歳になる前に射精すると、天才が凡人になってしまうので注意が必要」と書かれていました。この場合の射精は、睡眠中の無意識のそれは含みません。間違った性教育で嘘がまん延しているので、皆がおかしい方向に進んでいます。男子は必ずエネルギーを温存することです。限界までくると睡眠中に自然な生理現象で緩和され、それの害は一切ありません。

二十歳を過ぎてからの節制ではそう大きな勉強、仕事はできません。生まれついての能力まで変えることはできません。外食をすべてやめても、女性を遠ざけたとしても二十歳を過ぎてからの努力はやらないより良いのですが、10代には到底かないません。

10代をどう過ごすかがすべてを決めます。能力は高望みしない姿勢が大切です。天才は生まれついてのものです。望んで手に入るわけではありません。10代に勤勉だった人は生涯にわたって勤勉で、経済的に困らなくなります。10代、20代に女性と遊んでいた男性は、その後いくら節制しても成功はしません。それなりの改善はあるでしょう。しかし、過去の遊んだ経験を帳消しにする力は禁欲に備わっていません。

もともと女遊びに走っていた人が、素晴らしい哲学者に変貌することはありません。すべては10代から決まっています。それには両親が適切に導くかどうかが鍵です。両親が仕事に忙しくていつも子どもに接していなければ、教育は無理です。

学校での教育には限界があります。むしろ真の教育は家庭内で行われます。そのためには、母親が可能な限り子育てに時間をとり、愛情をかける努力が必須です。

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