『ベールの彼方の生活』をすべて読み直しました。正確には1巻がどうしても見つかりません。買ったつもりで買わなかったのかもしれません。読んだ記憶はあります。2巻から4巻まではAmazonで同時に購入した記録が残っています。筆者はキリスト教徒ではないのですが、本当に素晴らしい本です。
後半に行くほど高級界の話が中心で難しくなります。アーネル霊からの話をずっと聞いていて、現代の世の中の争乱はすべて男性に責任があるとわかりました。筆者は普段から中高年の男性が嫌いと言い続けていて、その感覚は間違いではありません。男性は年齢を重ねるほどに攻撃性、へ理屈、自己主張が強くなります。そして、前に触れたように女性の美徳である、相手に与える行為をとりません。いつも自分が最高で、他人から奪うことばかりを考えます。
まだ進化とはほど遠い世の中です。男性は女性の良さを認めて自己主張を抑え、与える行為をとるように改める必要があります。もちろん筆者も含めてのことです。
それだけでも世の中はだいぶ静かになると思われます。そして、次の段階に進む準備が整います。そのための時間はどれくらい必要でしょうか。楽観視はできません。軽く数百年の時間は必要です。完成に向けて永遠の旅路を進むのが人間の生きる世の中です。したがって、1000年後の地上も問題だらけです。
シルバーバーチ霊は地上天国はいつか必ず実現するといいます。そのような世の中になると、オオカミと子羊が並んで眠るとのことです。素晴らしい世界です。いまはオオカミが威張っている時代です。進化とは無縁の世界であり、技術や物質だけが行き過ぎるほど進化していて人心は荒廃しきったままです。
実はそれが世の常です。世の中に期待してはなりません。まずは自分の心の水準を高めることです。『シルバーバーチの霊訓』は必読の書で、本当は高校生くらいから読んだ方が良いです。遅くとも20代には読みたい本です。世界3大霊訓の残り2つがオーエン氏の『ベールの彼方の生活』とモーゼス氏の『霊訓』です。どれも重厚で卓越した叡智を感じます。手元にあるだけで嬉しくなる本です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
記事へのコメント、フーチ(振り子)を使った波動測定のご希望などはこちらにお願いします。