どんな健康法を実践しても

食をはじめとしたどんな健康法を実践していても、男性は性の禁欲をしなければ何の意味もなくなります。もし健康そのものの男性が1週間に一度の頻度で性を楽しんでいたら、加速度的に老化します。週に一度では体への負担が大きすぎます。直接の肉体交渉でなくても、仮に1週間に5分間でも楽しんだら同じです。

健康な男性は生殖器の機能が良くなるため、油断すると楽しみのために使ってしまいます。何の健康法も実践せず断食も当然せず、外食ばかりが続いていても、その人が性の節制をするのであれば、その方がはるかに若く健康でいられます。優先度は性の節制がいつも上です。

男性はこの事実から目をそらし、都合の良い理由をつけて楽しんでしまうから老化すると思われます。老化しても良いという特殊な要望を持っている男性は別として、いつまでも元気で若くいたい男性は常に厳しく律していなければなりません。そうすることではじめて同世代の男性より格段に若くいられるようになります。白髪や老眼などの心配もほとんどありません。性のエネルギーが体内を巡るからです。

女性にうつつをぬかしている時間を勉強や筋力トレーニングに使うことです。次元の低い楽しみを求めていては老化に近づくだけです。老化して最後に食べられなくなって、それでもなお女性の肉体に感動するようになったら哀れです。そうならないためには、若く健康なうちからできるだけ節制する必要があります。それさえできれば病気にはなりません。

筆者にもいつ限界がくるか常にわかりません。しかし、あまり気を張りつめていると精神衛生上好ましくありません。限界が来た時にはそこで考えれば良いことです。霊界はそこまで厳しく私たちを見張ってはいません。努力する姿が大切なのであり、つまずいたらまた出直せば問題ありません。

一度でもつまずいたらすべて終わりだと自称「禁欲主義者」は言います。そうして多くの男性の不安をあおり、追い込もうとします。事実は違います。自分にできる最大の努力をすればよいだけです。他人の助言は少しも必要ありません。人それぞれ生殖器の機能が異なるからです。特に40代以降の男性の助言を聞く必要性は皆無です。会ってみておじさんであれば説得力がありません。実年齢が50代でも20代に見えるというくらいならば多少は聞いてみても良いです。