2025年10月25日土曜日

他人ばかりを罰する

ここ数年、学内ではセクシュアルハラスメントを含めたハラスメント行為が途切れることなく発生し、筆者はその調査・調停や処分検討委員の仕事ばかり手がけています。逆にいえば、調査を任せられる人材がいないということです。実はここでまたその仕事が発生してしまいました。

筆者の一貫した立場は厳しすぎる処分はしないことです。よほどの悪事でない限りは、罰ばかり厳しくしても問題の解決にはつながらないからです。しかし、お偉い「教授陣」はここぞとばかりに被疑者を徹底攻撃します。誰も矯正を目的とする穏やかな処分案には賛成しません。

昔から罪を憎んで人を憎まずといいます。現代人はそのような考えは持たず、悪い人はどこまでも追い詰める必要があると考えます。

では、自分はどうなのでしょう。教授会で徹底して人をやり込める人に、パワーハラスメントの懸念がないと言い切れるでしょうか。言えません。定年で退職した元教授は、会議でさんざんわめいていました。それでいまは名誉教授の称号を持ちます。もうどうなっても知りませんし、そんな威張った名誉教授を助ける必要はありません。

筆者の役割は第三者の公平な立場から、お互いが納得できる地点を探すことです。泥沼化してお互いに批判しているだけでは、ガラの悪い人間の喧嘩と変わりません。何とか歯止めをかけて、比較的穏便な方法で解決できるよう努力します。しかし、周囲が賛成するかどうかはわかりません。

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