2023年12月28日木曜日

職場の忘年会

今年も職場の忘年会はありません。良かったです。会費は給料から天引きされているのですが、COVID-19が広まってからすべての飲み会が中止となり、もともと出席率が低かった私には好都合です。

普段ひとりで節制している人であっても、忘年会でお酒と豪華な料理、他人の悪口などにさらされてしまった場合は魂の水準を落とします。その場にいるだけでも負のエネルギーを背負います。どんなに気を付けていても悪い影響を受けやすいので、可能なら職場の会合は欠席するのが良さそうです。

それでも仕事の一環として参加しなければならないこともあると思われます。ひとつの対策としては、忘年会のある週に1~2日程度の断食を実施することです。また、参加してお刺身や大型の魚料理が出てきたら、決して口にしないことも大切です。「魚アレルギーで」といえば角が立ちません。お酒は少量なら問題ありません。

一番の害は悪口、うわさ話を聞くことによって受ける低次の波動です。これは避けようがありません。対策としては西野流呼吸法を実践してから参加するくらいでしょうか。ただし、完全に防ぐのは不可能です。

もちろん、信頼できる仲間とだけの会合であれば良いです。負のエネルギーが生じない場であるからであり、体に悪いお店は事前に交渉して避けることができます。

年末年始に節制できると理想的です。皆が遊んでいるときに節制すると自分への信頼感が増します。

2023年12月24日日曜日

脳に刺激を与えない

頭脳と精神の健全さを保つには、脳に強い刺激を与えないような配慮が必要です。現代社会はさまざまな刺激にあふれています。それらを毎日のように浴びていて、脳に悪影響が出ないと考える方が不自然です。

近年は学生と接していると心配事項があります。10代後半から20代前半でも擦れてしまっており、純真さがきわめて少なく感じます。筆者の方がよほど純粋な要素をもっていると自信をもっていえます。

食と性の刺激、スマートフォン、ゲームなどの情報で脳が打撃を受けています。脳の機能が低下すれば、当たり前のような判断さえできなくなります。

いったいどこから着手したらよいのか途方にくれます。いっそのこと、極限まで落ちてみることが必要です。そこで気づく人がどの位存在するかです。まだ若者には気づくだけの力が残っていると思っています。

『修身録』は身を正すための基本書です。いまの時代には全員にとって必読書と考えています。まずこのやさしい基本からです。『シルバーバーチの霊訓』は『修身録』が身についていないと理解できません。というよりも、純粋な心がないと理解不可能な内容です。堕落した人には何ら効果をもたらしません。

精神でみた暗黒の時代は当分は続きます。上昇するのに数百年の時間が必要です。わずか10年で素晴らしい地上天国が実現するはずがありません。10年は永遠の時の流れからみたら瞬きする時間よりもっと短いからです。

2023年12月22日金曜日

早送りで理解

COVID-19の感染拡大により、大学の世界にも一気に動画配信による授業が広まりました。最近はオンデマンドで好きな時間に聴けるようになっています。問題は視聴する側にあります。

有名大学の学生でさえ、動画を早送りして聴くというのです。説明の間が無駄と感じるそうです。あきれました。大学での学びはそんなに単純なものではありません。必要な箇所だけをつまみぐいしてわかったつもりになるのは傲慢です。

真実はじっくり考えるなかで少しずつ身に付きます。何でも速い方が良いわけがありません。そんな学びを重ねた「学生」が一流企業に入っても単に流れ作業の仕事しかできないでしょう。第一、真心がありません。それだったらロボットの方がまだかわいいと感じます。

「もうわかったから早く進めてほしい」と自称優秀な学生はいいます。そのような表面的な優秀さで固めたメッキはすぐにはがれてしまいます。長持ちしません。数十年の年月に耐えうる知力はゆっくり得るものです。教える側も忘れてはならない点です。私が黒板にこだわる理由はそこにあります。

炎で鍛える

心の師とする一人がインドが生んだ偉大なる哲学者スリ・ユクテスワ氏です。その厳しい言動の中心には愛があり、弟子のためを思って厳しく指導します。炎の厳しさに耐えられず、気楽な先生を求めて離れる弟子が多く出てきます。これがスリ・ユクテスワ氏の変わらぬ方針です。

すぐに褒めてくれる指導者、お笑いのように冗談ばかり言っている指導者に人気が集まるのは世の常です。ユクテスワ氏のように厳しい指導はつらいので根性がないとついていけません。

心にいつもあるのは厳しい指導です。しかし、寛容が必要であり極力抑えて指導する必要があります。甘やかされて育った若者たちには熱い炎は耐えられません。ユクテスワ氏の指導に比べれば、筆者の教育指導は適温の温泉程度です。

昨日の1年生ゼミは報告担当者4名が全員無断欠席でした。それそれが個人で報告する予定でした。前代未聞です。ここまで堕ちた学生が社会に出て苦労するのは目にみえています。ひどい時代となりました。勉強はしたくないのかもしれません。そしてスマートフォンばかり操作しています。ある先生は「スマートフォンは21世紀のアヘンである」といいます。

せめて自分の出身大学の水準であればもっと良い学生がいるのでしょうが、そういっても始まりません。現状を直視し、できそうなことを探してみます。単に給料が入るから良いという話では決してありません。手ごたえがなければ生きている気持ちが生じません。

2023年12月19日火曜日

女性に期待

少し厳しめのことを書きましたが、女性のことを思ってあえて指摘しました。筆者にとって、男性と女性では明らかに女性との方が良好な関係を作っています。男性からは反感、敵対の言動をとられる場合が多々あります。筆者をライバルとみなすからでしょう。時には小学校に入る前の小さな男の子に攻撃されることもあるのです。それに対して女性は通常やさしい心で対応していただいています。子どもから大人まで年齢を問いません。

フーチでの波動測定では、今日の時点で日本で新しい友人になりうる人は物理的に近い距離のなかで6人しかおらず、そのすべてが女性と出ます。そう望んで測定しているわけではなく、ここにある程度の真実が反映されていると思われます。

女性がいつも感情を穏やかにして過ごす努力を怠らなければ、社会で相当活躍するようになるはずです。外で働いていても極力外食をしない努力が必要となってきます。お酒はできれば飲まない方が良いでしょうし、婚前交渉も倫理的には好ましくありません。そうして生活していれば、きっと女性本来の魅力が発揮されます。そして、女性のやさしい特質は寒々とした世の中に温かみをもたらし、子どもを育てるときには愛情が十分に注がれます。

本来女性は偉大で美しい存在です。男性にはとてもかなわない長所を生まれつき持っています。そうであるからこそ、堕落した攻撃的な女性には生来の良さを取り戻してほしいものです。シルバーバーチ霊がいうように、聞く耳を持つ人にはいつでも手を差し伸べる準備ができていなければなりません。

2023年12月17日日曜日

純真さを求める

霊訓の世界と地上世界の距離は広がるばかりです。シルバーバー霊の話もイムペレーター霊の話も、突き詰めると同じ結論に到達します。要するに自然法則にしたがった生き方を追求すれば、すべての問題は解決します。

ところが世の中は複雑で不要なことを求めます。そのような人が上に立ち、人々に聖人と仰がれます。しかし、実態は違います。本当に大切なことは人類がみな同胞であり、私たちは同胞のために役立つようなことをひとつでも実践する役割があると気づくことがもっとも大切です。そのためには高学歴や最先端の技術、莫大な資本は必要ありません。

もっともっと発展途上国の子どものような手垢のついていない純真さが必要です。日本の子どもはすでに純粋ではありませんから参考にはなりません。そして、自己の間違った判断で是非を判断する姿勢を改めなければなりません。それには少なくとも数百年単位の歳月が要ります。

霊訓の世界に接すると霊的エネルギーが注入されます。しかし、地上の人間がますます疎ましくなってしまう弊害があります。孤独が加速するという意味です。霊訓の世界があまりに美しいので、汚い地上が嫌になってしまうのです。それは自分が進化していることの証である一方、そこで周囲を見下すと霊的にみて落ちていきます。したがって、どんな時にも自分の心を強く監視しなければなりません。自分には最高の厳しさをもって、周囲には寛容の精神で接するーそれが現在最大の課題です。

無口な聖者と霊的真理

スリ・ユクテスワ氏やパラマハンサ・ヨガナンダ氏の本を読んでいると、聖者ほど無口です。議論で相手を打ち負かすのはもってのほかで、師匠から厳しくたしなめられます。

現在はどこもかしこも意見をもった人たちが多く、騒々しい毎日です。人は黙ってはいられません。何か余計な一言をいってしまい、それが関係に亀裂をいれます。このことは十分に注意しなければなりません。

そして、やはり女性は男性よりも感情が不安定です。言わなくて良いことをいうのも女性が多いと思います。職場でもそうです。思ったことを口にすれば正しいわけでも世の中が良くなるわけでもありません。言うだけ無駄なばかりか、マイナスになることに気づかず反省がありません。

シルバーバーチ霊は無駄な意見をひとつも言いません。真理だけを坦々と説きます。そこに個人の偏見を挟むような野暮なことはしません。ですから、聞いていて押しつけがましい要素は皆無です。地上の人間とは桁違いの認識水準の高さです。ただし、この真理を受け入れる側はそれなりに魂が開発されていなければなりません。未熟な段階で聞いても何を言っているのかさっぱりわからないでしょう。

つまり、霊訓は自分の成長度合いを探るための基準となります。読んで何も感じない、理解できないのはまだ魂に受け入れる準備ができていないからです。自分に落ち度があって理解できないのに、霊訓を批判するのは筋違いです。

2023年12月16日土曜日

食べ過ぎると老化する

たくさん食べると消化にエネルギーが必要となり、その分老化します。人生の最後には体が老化しきってしまい、皮肉にも何も食べられなくなる可能性があります。したがって、水野南北先生の本をよく読んで、若い時から節制しなければなりません。

筆者の考えでは、高校生から正しい食の知識を身につけるために全員が『修身録』を読んだ方が良いと思っています。

いったん形成された食習慣は固定化するので、あとから簡単には変更できません。常に意識して食事の節制を心に描いていないとうまくいきません。しかもその状態を一生続ける必要があります。厳しい修行です。厳しいからこそ意味があります。

公共の場で

電車の中など公共の場で食事をすることが何の抵抗もなくなっている場合、常識の感覚がないと断定できます。食事はきわめて私的な活動であり、通常は人目のつかない場所で静かに行われるものです。

筆者はたびたび電車のなかで平然と食事をする若い女性を目にしています。今日は仕事の帰りに、普通電車のグリーン車で混んでいるにもかかわらずかばんを置いて二席分占領し、化粧してからファストフードを食べている人が近くにいました。このような女性はとても女性とはいえません。顔は見るつもりもありませんが、美しいはずがありません。

勝気で男性化した女性が増えています。食事の量と質が悪いから、余計に心が荒々しくなります。その悪循環を断ち切るのは至難の業です。落ちるところまで落ちてみれば、気づく場合があります。そこから本当の人生が始まります。気づかなければ「お気の毒に。さようなら」です。

暴飲暴食して荒々しい波動を発しているうちは、人生のスタートラインにさえ立てません。食を慎むのはすべての行為に通じる美徳です。

エネルギーの枯渇か

知人女性(車の販売員)に以前10年ぶりに再会したら、その場で一体誰なのかわかりませんでした。係長に昇進して名刺をいただいて愕然としたほどです。

10年経てば人は変わるといっても普通の変わり方ではありません。決して太っているのではないのですが骨格がごつくなり、雰囲気は別人でした。まだ30代だったと思います。

そのとき理由はわかりませんでしたが、あらためて食と性を自由に楽しんでしまったからではないかと推察しました。友人ではないのでそれ以上は考えませんし、余計なお世話です。

生活を律していないとどんな人でも10年で雰囲気が変わってしまう可能性が否定できません。もちろん、本人が楽しいのであれば口出しはできませんし、ほかに理由があるのかもしれません。それでもおそらく男性から好かれなくなったからか、逆に人柄は良くなっていました。筆者は彼女のあっさりとした人柄が信頼できたので、再会後は気軽に雑談などをしていました。決して強気なところはありませんでした。

その後女性は退職されたので現在の様子はわかりません。水野南北先生の極意で相当厳しく生活を律したら、時間がかかっても本来の姿に戻る可能性があります。気づいて生活を見直してくれたらと願います。