2022年7月21日木曜日

趣味との距離

気合を入れて生活を制御していると、さまざまな物への執着がなくなります。一番好きな趣味である紙飛行機でさえ、今年はほとんど作っていません。公園に飛ばしに行くのはごくたまにです。

以前は紙飛行機が大好きで週末が待ち遠しかった時期があります。しかし、紙飛行機に時間を使うと勉強や仕事に多少なりとも影響が出ます。特に公園でよく飛ぶと嬉しくなり、気持ちを引きずってしまうことがありました。

水野南北先生は趣味を「遊芸」と表現し、「楽しいからのめり込んでしまうため最初からやらない方がよい。ただしそれを職業とする人の場合は例外である」と主張します。どんな趣味でもこの言葉を忘れないように、気持ちにブレーキをかけています。

いまは紙飛行機にとらわれなくなりました。この状況ではあえて趣味と呼ぶほどではなく、気分転換の楽しみ程度の付き合い方です。

また、車(特にスポーツカー)は好きですが自宅と職場の往復だけにしか使いません。ただし、古くなって下回りに錆が発生しており、板金屋さんに聞くと修理しなければ車体が駄目になる懸念が出てきました。新車から乗り続けている愛車には少し手入れが必要な時期です。


趣味らしい趣味もなくそれで楽しいのかどうかということですが、特に人生に楽しい要素を求めているわけではなく、どうすれば自分なりの能力を開発できるか、そしてそれを大学以外の場でどう使うかを日々考えています。

能力が高くないので人より節制、努力しなければなりません。両親や弟は私より能力、実績ともにかなり上の水準にあり、多少でも近づくにはまだ努力が足りません。大学や大学院受験程度では、私を含め誰でもそこそこの水準にまでは到達できます。しかし、その先の本当の勉強はもっとはるか高いところにあるものです。

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