2023年9月30日土曜日

怖いもの知らず

学歴が高くなると自分が一番優秀であると考える人たちが出てきます。

2年前まで同僚だった英語教員は、より条件の良い他大学に移籍しました。そして非常勤講師として、大変優秀な国立大学でも教えているそうです。英語新任(後任)の同僚を通じてその状況を聞かされたのですが、「授業の後に細かい質問が多く出て、その質問を予想して回答を準備しなければならないので時間がかかってとても大変」とのことです。

その話を聞いて状況がわかりました。元同僚は若手の女性教員です。難関国立大学の学生は、「こんな若い先生で大丈夫なのか?」「自分の方が優秀ではないか」と思って教員を質問攻めにしているのではないでしょうか。

人を見かけで判断してはなりません。元同僚はカリフォルニア大学でPh.D(博士号)を取得しているのです。日本の上位大学の学生が100人束になってかかっても、相手にならないほど格上の教員です。世界でもトップ大学の一つです。

本当に優秀な学生は余計な質問はしないものです。自分で解決するのが本筋であり、中途半端な学生ほどしつこく質問します。

それほどの学歴がない筆者の場合はどうでしょうか。もし母校(私立大学)の教壇に立ったら学生に軽んじられると思います。人は表面でしか判断しないので、これが世の常です。

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