2024年8月7日水曜日

100点満点は可能なのか

食と性の節制で100点は可能でしょうか。

100点を目指して長い期間やってみて、食は他人と食事に出かけなければ100点に近づけます。その場合の100点とは筆者の基準では、外食は一切せずに1日1食のみとする生活です。普段の平日はその生活です。断食は無理なく1週間できます。しかし、節制していれば断食する必要性は皆無です。

性の節制はもっと高度です。男性の性に関しては偽情報がウェブ上にあふれています。大前提として、性の欲は神から授かったものであり、汚いと考えるのは間違っています。ただし、極力欲望を控える配慮が常に求められます。

心身が健康そのもので若い男性に100%の禁欲は無理です。それが可能なのは、40代以降で生殖器の働きが衰えた男性だけです。ウェブ上で1000日完全禁欲したと勝ち誇っている男性がいますが、単なる老化で不健康な証です。

性の禁欲は100点が無理であっても90点、95点を目指せば問題ありません。無理をしすぎると機能を完全に失います。禁欲1年目に限度を超えて無理をしていたら、機能低下と思われる症状がはっきり出てきました。

禁欲何日で危険な領域に入るのか一概にはいえません。目に見える変化は筆者の場合6ヵ月を超えてからでした。そして、厳格な禁欲から8ヵ月を超えたころ、もう駄目なのかなと思うほどの機能低下が訪れました。何日か気持ちが落ち込んで過ごして、しかし自己責任だから別に良いと楽観視していたら、機能は数ヵ月かけて戻ってきました。戻ってきた理由はよくわかりません。

性機能のある程度の回復まで約1年かかりました。あの状態からよく戻ったと自分の体に感心しました。ただし、今でもほど良く弱っていて、それがちょうど良いです。この適度な性の機能は自分の生き方に合っています。

自らの体験からもわかるように、行き過ぎた禁欲は必ず弊害をもたらします。性のエネルギーをすべて脳に回して転換することは現実的ではありません。

パートナーがいる女性は、男性を大切にするならこの点を理解しておく必要があります。男性に完璧な潔癖さを求めてはなりません。健康であれば精子が次々と生産されるからです。非常に精巧に作られた男性の体です。愛すべき体です。そして、このエネルギーは必ず仕事に活用できます。

もし性エネルギーが枯渇していたら、意欲も活気もなくて何もできません。行き過ぎた性の禁欲は、限界を超えるとすべての機能を喪失する懸念があります。そのバランスをどう取るのかは人それぞれです。単に年齢や禁欲日数で決まる、単純な仕組みではありません。実に複雑で興味深いものです。

こう考えると、人間の体の神秘さを思わずにはいられません。そして、性の節制をしているからこそ、生殖器の大切さがよくわかります。ここに生命エネルギーがすべて蓄えられ、頭脳へと昇華するからです。神(大霊)が男性のこの機能をどのように設計されたのかわかりません。とても人間の小さな頭脳では理解できない、神聖な事項です。

未婚の男性はこのエネルギーを最大限まで活用できる可能性があります。常にそのような意識をもって禁欲を実践するのが良いのではないでしょうか。

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