なかでもBISONはLevi's646あたりに比べて、形がずっと綺麗でした。646はベルボトムとしては大変くせが強いシルエットで、よほどスタイルの良い人しか穿けません。517のブーツカットの方がまだ無難ですが、あまりかっこよくはありません。あえて選ぶ必要性は皆無です。Levi'sはフレア系に弱い、というよりもともと作ることを考えていません。
さて、ベルボトムの現在はどうかといえば、非常勤先の都会の大学では男子学生たちが時々穿いています。背が高くて髪が長い男性たちで、とてもかっこよく穿いています。ベルボトムの良さを再確認しています。
裾幅が広いモデルではどうしても地面に裾を擦る場合が出てきます。これは仕方がないかもしれません。ヒールのある靴を履けば良いのでしょうが、疲れます。なるべくなら低いヒールのブーツなどが良いと思っています。スニーカーでも良いです。
現在ベルボトムを購入できるお店は知る範囲で2店しかありません。一つは東京・高円寺のNAKAIYAさんです。数年前に大幅な営業縮小を行い、在庫販売のみとなってからは出かけておりません。いまは同店ブランドのSLIDERの在庫が若干あるくらいです。SLIDERは646とは次元が違う、尖ったかっこいい、美しいモデルです。
もう一つは渋谷の駅近くにあるベルボトム専門店DEE DEEさんです。まだ一度も訪問したことが無いのですが、店長さんのベルボトムへの深い愛情が感じられます。いつか訪問するつもりでいます。その時にはSLIDERかBISONのベルボトムを穿いていきます。
誰の目も気にする必要はありません。どのみち自分が気にするほど人は見ていません。古風なベルボトムも本人が好きなら穿くことです。時代の流れはワイドストレート、バギーです。もちろん、バギーにも大きな魅力があり、ジーンズの多様な世界には本当に魅せられています。昔持っていたCUCTUSのストレートが少しバギー気味だったので、処分したのを後悔しています。いまなかなかかっこいい男性用バギーが見つかりません。
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