2025年3月29日土曜日

階層を上げるには

『ベールの彼方の生活』の第4巻を読んでいます。難しいです。本では第10界、11界の話が中心です。この本での見解に沿って、いまの自分の実力で所属する界がどのくらいかをフーチで測定すると、3年前に比べて予想以上に高くなっています。3年前の筆者は0.8界と現在よりはるかに下でした。なお、この地上は世界平均で0.06界相当です。日本は平均よりもかなり下です。本では地獄のような世界、地上よりも下の世界も描かれます(第3巻の後半部分)。

上の界に上昇しつつある原因としては、性の節制と霊的知識の習得がほぼすべてを決めています。食を節制しても階層は上がりません。食欲を完璧に制御して健康食を摂取していても、それは魂の水準にはあまり影響しません。この点はきわめて重要です。健康おたくでは駄目ということです。

一方、性の節制を突き詰めても能力、外見はそれほど変化しません。しかしながら、内面では確実に進化します。その変化は自分にも他人にもみえません。他人は外見しかみないので、内面の変化は察知できません。また、自分でも100%わかることは決してありません。それで良いのです。わからないことばかりで当然です。

男性であれば性の節制を心がける人は、それだけで世の男性とは違う次元にいます。しかし、いくら節制しても他人に好かれることはありません。そのような外からの評価を求めるのであれば、節制の効果は減ります。

性に堕落した人とそうでない人とでは、死後の所属する階層に大きな隔たりができます。男性同士で死後も仲良くしたかったら、お互いに節制する必要があります。片方だけが努力していると、死後は別々の界に所属するので再会できません。上の階層に居る人が下に降りることは可能ですが、あえてそうしようとは思わなくなります。大変な波長の調整が必要だからです。もし二人とも堕落していれば、死後同じ世界で悪の巣窟のような場所で仲良く暮らすでしょう。

少しでも上の階層に行けるように、毎日を油断しないように言い聞かせています。これは勉強ができることよりもはるかに重要度が高い内容です。勉強そのものはいくらでも出来る人がいます。しかし、性の節制を実践できる人や霊的知識に関心を向ける人はほとんど存在しません。そして修行を継続すると、気づいた時には勉強よりもずっと大切なものを手にします。それに必要な努力の時間は、地上で生活するうちの最低50年以上です。若いうちからの節制と霊的知識の学びが本当に大切です。

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