性の節制は安定期で平然と続いています。そして、生殖器の機能はもうないのかと思うほど静かです。この状態が続いていても、特にあせりはありません。心が綺麗でいられるのが最大の美点です。どこからみても一点の嫌らしささえありません。
男性芸能人のスキャンダルは過剰な性欲が発端になる場合がほとんどです。このようなことを考えても、男性の性欲は予想をはるかに超える強い水準にあることが推察されます。表では平然とさわやかな印象を与えていても、また女性に関心など無いように振る舞っていても、実態は違います。どろどろとした、強く汚い気持ちで女性に接している男性がいます。
そのような不祥事が世間で続いていると、性の欲望はきわめて薄い程度で維持した方が安心できます。常識でみれば不健康な男性となりますが、綺麗な心の状態は自分が一番よくわかるのでいつもすがすがしい気分です。
ここにある男性がいて、常に女性に関心があって礼儀正しく決して女好きにみえないと仮定します。ところが、心のなかで女性にいつも嫌らしい気持ちで接していたとしたら、罪はどうなるのでしょうか。実際に行動に移さなければ罪が無いと考えるのは短絡的です。行動に移さないとしても、嫌らしい気持ちを持った時点で一定の罪、過ちがあると考えるのが適切です。
一度も嫌らしい気持ちをもったことが無い男性はいません。となれば、すべての男性はわずかでも性の過ちを犯しています。もし他人を厳しく追及するならば、13年間精子を一滴も漏らさずに生活してから言ってほしいと思います。13年間の節制が続いたらすべてのことが一瞬でわかる人になり、ウールドヴァ・レータが完成するといわれます。誰一人そこまで到達できた人はいないと断言できます。そして、それができないのであれば、あまりしつこく他人の批判ばかりしてはなりません。
性の節制は一生続きます。結論は出ません。悟ったように偉そうな発言をする禁欲主義者がいますが、すべて間違いです。そんなに簡単に結論が出る問題ではありません。もし20代で10年間継続できた人がいたら、その人の主張に間違いはありません。本当の禁欲主義者です。40代以降の男性が言っても説得力が弱いです。
女性で性欲が強い人はいったいどのようなメカニズムでそうなるのでしょうか。わかりません。体の中で何が生産されているのか不思議に思います。なぜ男性と肉体関係を持ちたがるのか理由が見つかりません。ひとつ言えるのは、性欲が強い女性にろくな人は居ないということです。いわゆる肉食系女子と付き合ってはなりません。不倫を続ける女性芸能人は見た目の雰囲気から退廃的で、とても女優にはみえません。
男性は健康であれば性欲があり、それを適正値に制御するのが基本です。我慢するのとは違います。体内を循環させる意識をもって生活を律することです。といっても、限界がきてしまう時は当然あります。私たちは地上で肉体をもつ人間だからです。霊界で全世界を指導されているイエス・キリスト様とは違います。肉体をもつ人間が最高神霊と同じ行動を実践するのは不可能です。果敢に挑戦する姿が尊いと感じます。
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