2025年10月4日土曜日

どこまで節制しても

節制は心を鍛えるうえで大切ですが、過度に依存するのは間違いです。食と性だけを制御していて人生がうまくいくほど甘い世界ではありません。また、食や性への適度な欲は人間の活動水準を高める効果をもちます。

まるで食べ物に関心がなく、女性にも目が向かない男性が本当に健康であるとはいえません。時には高級な食材や手間のかかる料理を楽しむのは、人間の本能として当然の行為です。また、男性が女性に多少関心をもつのは当たり前です。

節制を数十年続けたとしても、食べ物や異性には関心が残ります。それを修行と精神統一ですべて消さなければならないとする極端な思想は危険ですし、新興宗教のにおいがします。そして、YouTube上の動画には扇動的で嘘っぽい情報があふれています。少しも女性に関心がない男性は現実的ではありません。高潔な人格をもつ男性は100%完璧な性の禁欲ができるとの見方は間違っています。人格と性の機能は関係ない要素です。

節制は必要ですが、それにとらわれてはなりません。それぞれが自分のペースで進め、自分のやり方を確立していく必要があります。

もっと大切なことはほかにあります。それが何かは一般化できません。自分の価値観が決める領域にあるからです。食べ物や女性を唯一の楽しみにする人生はさびしい限りです。男女の恋愛にしか興味が無い人は老化への道を順調に進みます。そうなりたくなかったら努力するしかありません。

しかし、その努力に万人共通のものはありません。1週間断食せよとか150日以上性の節制をせよとか、数字しかみない人間は浅はかです。数字に縛られているのは典型的な日本人です。偏差値や英語試験の得点の高さを誇る人と同類です。何でも数字しかあげません。男性の背も180センチ以上あればそれが絶対良いといいます。

数字で把握できるのはごくわずかです。真理はほかにあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

記事へのコメント、フーチ(振り子)を使った波動測定のご希望などはこちらにお願いします。