2021年8月4日水曜日

体と心の汚染

10代の若い人たちの間にも退廃的な雰囲気が満ちています。爽やかな若い人にまず出会いません。

物質文明に汚染されているからではないでしょうか。生まれた時からあらゆる物質の恩恵を受けている世代です。

汚染された物質文明のひとつは食生活です。市場はほとんどが要らない食品であふれかえっています。食べても体の負担になる食品が多く、それらが誰の手にも入ります。よほど食を律していない限り、食べ物で体が汚染されます。

また、スマートフォンの普及によって精神面に大きな被害が出ています。電子機器は適度に使えば恩恵が得られるものの、使いすぎると弊害が一気に噴出します。

そして、乱れた性の現状です。アダルトビデオは人間の脳を破壊する力をもっています。また、早い段階から肉体交渉をもつなどかつての日本人では考えられない純潔さの欠如です。

食と性を律し、スマートフォンの使用をなるべく控えるようにすれば10代の人たちが抱える多くの問題が解消します。肉体や精神を病んでいるのは本来の調和関係が崩れているからです。霊、精神、肉体の関係が良好であれば自然と心身ともに健康になります。

本来の若者らしい爽やかさを望むのはいまの日本では難しいと感じます。まずは食生活の大幅な改善が必要です。『南北相法極意修身録』を手にすれば食事の大切さに気付く可能性があります。

2021年7月31日土曜日

COVID-19ワクチン

職場でのワクチン接種が始まりました。教員であるためやや優先的に接種できます。しかしワクチン接種は個人の自由であり、治験中を理由に接種しませんでした。 

不確定な要素が多いなかフーチで何度も波動測定しています。短期的には感染を抑える効果が認められますが、中長期的には体に大きな負担となります。ワクチンを接種することでかえって寿命が縮まるとの結果が出ています。

普段水泳で体を鍛えている同僚に聞いてみると、接種後2日にわたって体全体が痛くて苦しんだそうです。2回目は受けたくないと話します。

職場において接種しない人はごく少数です。小さな学校ですので、受けていないことは皆に知れ渡っています。おそらく批判もあると思われますが、食と性を制御していれば感染の可能性は極めて低いと判断しています。水野南北先生の粗食、基本食の有効性が試される時です。

2021年7月25日日曜日

紙飛行機の大会

知人が運営する全日本紙飛行機選手権大会の地方予選があり、誘われてはじめて出かけてみました。競技には参加せず、様子をみるのと自分の機体を飛ばすのが目的です。

会場は運動公園で普段飛ばしている場所よりかなり広いです。最近あまり飛ばしていないため、機種をしぼって丁寧に飛ばしてみました。湿度65%、風が2~4m/sで気象条件はまずまずでした。

紙飛行機を始めて7年目に入りました。いまでも60秒以上の飛行は難しく、気象条件に左右されることが多いです。紙飛行機は自然に触れてある程度の距離を歩け、また作る段階では手と頭を最大限に使うため良いものです。

ただし上達するには時間が必要で、時間にゆとりのある高齢者の方たちの独壇場です。原っぱに出かけると筆者がいつも一番年齢が低いような分野で、小中学生などの子どもは滅多に飛ばしません。

紙飛行機には精神に良い影響を与えるとする学術研究の報告もあります。やってみると爽快で気持ちが晴れやかになります。性能の良い飛行機を長時間飛ばすにはゴムで強く打ち上げることが必須です。そのために強度の高い紙を使います。

英語の学習と紙飛行機は生涯続けられそうです。

2021年7月24日土曜日

経済発展で失うもの

シルバーバーチ霊は人間に対して、物質文明の進歩に合うだけの霊性面での進歩を求めます。つまり、経済発展によって物質的にはきわめて高度な水準に到達したにもかかわらず、霊的なものを大切にする人がほとんど居ない人間界の暗さと弱さとを指摘しています。

物質的に発展していない国々には日本にはない純潔さがあります。日本は世の中を豊かにする一方で、多くの人が心を失っているように感じられます。何もかも当たり前で感謝もなく、他人の行動や仕事には厳しく言う人ばかりです。悪意、敵対心、嫉妬、復讐心などが地上を支配しています。人と人との優しい心のつながりなど滅多に感じられません。

シルバーバーチ霊は暗く惨めな雰囲気が漂う地上、向上した魂がほとんど存在しないこの地上に霊的真実を伝える使命のためとはいえ戻ってくるのは苦痛であると良くいいます。

世界全体でみればおそらく進化しているはずです。しかし、すべての国が足並みをそろえて進化するのではなく、なかには進化の階段から落ちる国が出てきます。全員が一致して向上することは理想ですが現実はそうではありません。

地球全体の進化のプロセスについては、スリ・ユクテスワ氏の『聖なる科学』に詳しく書かれています。フーチで波動測定すると、世界のなかで日本は精神面での進化は最下位近くに位置づけられます。間違いであってほしいと願うものの何度測定してもそう出ます。

それでもいずれは進化の道に戻ってくるはずです。とても長い時間を要することです。どんな環境にあっても長い時間の流れからみれば地上での数十年間、せいぜい百年間の人生はごくわずかな時間です。そんなに短い時間のなかで国全体の霊性進化を望んで、叶わないからと絶望するのは建設的ではありません。周囲の雑音に疲れたら、一人の時間を持つことです。『シルバー・バーチの霊訓』を読めば、すべては小さな問題であるとわかります。しかし、その前向きの気持ちを維持するのは大変難しいことです。

2021年7月23日金曜日

ラベルにとらわれない

シルバーバーチ霊は名前やラベルにとらわれることを戒めます。スピリチュアリズムという言葉がよく使われますが、そのような言葉で強い主張を繰り返す情報源には注意する必要があります。

「世の中はすべて自分の行動が反映された結果であり、自分が変われば状況は素晴らしいものに変わる」との単純化した思想が、自称スピリチュアリストによって展開されることが多くみられます。

真理はそのような単純なものではありません。私たちはスピリチュアリズムの名のもとに繰り広げられる無意味な論争に巻き込まれてはなりません。ほとんどのスピリチュアリストは自己陶酔型で排他的です。

スリ・ユクテスワ氏やパラマハンサ・ヨガナンダ氏が指摘するように、心の水準が高いヨギ(ヨガの達人)ほど寡黙です。いつも何も言わず自己鍛錬を積んでいます。そして、他人に期待することなどありません。期待しないから何が起こっても腹が立つこともないそうです。

2021年7月15日木曜日

100歳現役

水野南北先生の粗食、基本食を実践し、シルバーバーチ霊たちのいう霊的向上をめざした生き方をしていれば健康で100歳以上まで活躍できると思われます。

アメリカ研究家で英語教育の大家である杉田敏先生は現在70歳代後半です。筆者の知る範囲において、日本人でここまで英語のできる方はいません。圧倒的に高い見識をお持ちです。NHKラジオ「実践ビジネス英語」の放送が今年3月に終了して1週間ほど気持ちが落ち込んでしまいましたが、現在季刊で『杉田敏の現代ビジネス英語』(NHK出版)を出してくださっています。

新しい杉田先生の講座は一層高度な内容となっています。ラジオの講座以上に凝った表現が次々と登場し、文は複雑です。シャドウイングするのにかなり負荷がかかる本です。春号に比べると夏号は明らかに難しくなっています。

杉田先生は年齢による衰えなど一切感じさせません。それどころか、ますます英語などが進化されていると感じます。100歳まで現役で英語教育の最前線に立ち続けていただきたいと強く願っています。

夢は英語の学習を継続して、いつか杉田先生にお会いすることです。

2021年7月10日土曜日

『ダイヤのA』

高校球児たちの活躍を描いた寺嶋裕二氏の『ダイヤのA』という作品があり、今年はじめてその存在を知りました。

(出典:『ダイヤのA』公式ウェブサイト)

この作品は最高傑作です。才能あふれる登場人物たちが、不断の努力を重ねることで野球の技術を高めます。それぞれの人物に特徴があり、魅力的です。共通するのは高校生とは思えない意識の高さです。ビジネスパーソンや学術の世界でここまで突き詰めて努力する人が居るとは思えません。尊敬したい人物が多く登場します。

現在、actⅡの途中まで観ていて何度か涙を流しました。

キャプテンの御幸一也さん、監督の片岡鉄心先生(国語教師)が特に素晴らしいです。そしていまもっとも注目する人物が1年生捕手の奥村光舟さんです。こんな高校1年生がいるのかと思う、孤高の職人的存在です。内に秘めた炎のような熱さと冷静で頭脳派の側面をもっています。投手を思いやる優しさもあり、体を作るためにがんばって食事を多くとっています。素晴らしく美しい理想と思える容姿が内面の魅力をさらに強めています。

また、『ダイヤのA』には恋愛の要素がほとんど出てきません。美しい女性は複数登場するものの、恋愛を絡めていないために純粋な野球漫画となっています。この野球に徹していることが作品の魅力を一段と高めています。

このような純粋で現代的な作品を描く寺嶋氏は漫画界の天才であるに違いありません。

2021年7月3日土曜日

白米と玄米

『修身録』ではお米を食べずに麦を主食とすることの大切さが書かれています。江戸時代はお米が大変貴重なものでしたので水野南北先生がそう指摘されたのであって、現代ではお米を中心に据えて何ら問題はありません。もちろんパンやうどんでも結構です。

白米と玄米で迷う場合には好きな方で良いと思います。10年以上前に玄米、5分づき米をじっくり試してみました。これらはどうしても好みが分かれるところで、白米の方が圧倒的に美味しく感じます。そこで、現在はすべて白米にしています。

また、玄米は健康に良いと必ずしも言えません。消化が悪く、アクが強いためかえって体に負担をかける面が否定できません。アクが強いと体内の毒素を排出する機能が期待できますが、その一方で体内に残すべき栄養素まで一緒に排出する懸念があります。これまでの経験では、短期間試すには玄米も良いでしょうが、長い期間にわたって食べるには白米が適していると感じます。

栄養素が高いものを体内に多く取り入れれば、すべての栄養素が体に吸収されるわけではありません。人間の体はそのように単純に考えることができず、アクの強い食材ほど長く食べた時の負の影響が出やすいと考えられます。

しかし、玄米が一番よいと信じている方はそれで良いと思われます。無理に白米にしなくても好きな主食を選ぶのが一番であり、フーチの測定でも玄米を選んだことによる負の影響は小さいことがわかっています。

大切なのは主食をしっかりと取り、おかずは少なめにする点です。現代栄養学が推奨する内容と異なる食生活です。しかし、継続するほどに粗食の力が実感できます。

2021年7月2日金曜日

食を制御しなければ

少し前までは女性の方が一緒に行動しやすいと思っていましたが、最近は周囲の若い女性でも勝気ですぐにかっとなる人に出会うことが増えています。ひとつの仮説として、食と性の乱れが大きな原因とみています。特に食事の乱れは人間の本質と大きく関わってきます。

人が食欲に支配されてしまうとき、それが悪霊の仕業である場合があります。悪霊は至るところに存在し、その満たされない欲望を人間の体を通じて満たそうと常に狙っています。ですから、油断すると悪霊にそそのかされて低俗な本能の誘惑に駆られやすくなります。

悪霊とは低級霊を指します。人間の世界で満たせなかった欲望があるのですが、肉体が無いために苦しんでいます。そこで人間の体を借りて欲望を満たそうとするわけです。

短気で勝気な人と関わってはなりません。表面上の美しさなど本人の魅力とは何の関係もないことです。表面の華やかさに騙されてはなりません。

極力動物を犠牲にしない

シルバーバーチ霊は「殺害という概念がつきまとう食品はできるかぎり摂取しない方が良い」と言います。また、インドの聖人スリ・ユクテスワ氏は名著『聖なる科学』の中で、「人間は果食動物である」と指摘します。つまり、果物と木の実を食事の中心と考えています。

お肉を完全に食生活からなくすかどうかは個人の価値観にもよります。しかし、なるべくであればお肉は食べない方が好ましいのではないでしょうか。食べる場合には少量に抑える必要があります。

食べ物と人の気性との関係は少なからずあると感じます。お肉ばかり好んで食べる女性は、性格も相当強くなり、自信過剰で近づくのも怖いです。ただし、スポーツ選手は気持ちが強くないと試合で勝てないため、それを仕事にする人はお肉が必要かもしれません。

「動物は人間の欲望の対象ではない」とするのがシルバーバーチ霊の基本的な考えです。革張りシートの車などは世の中から追放すべきです。なぜ車のシートを全部革にする必要があるのでしょうか。人間の傲慢さを感じます。