2024年8月13日火曜日

特に欲しくない

スポーツカー(マツダ・ロードスター)の代わりになりそうな車をと思い、スズキの車種を中心にみています。しかし、実車を前にすると欲しいとまで思えなくなります。ここはいったん考え直して、旧車を修理、再塗装する方向で検討してみたいと思います。少なくともロードスターの方が外観の雰囲気は素敵です。大衆車ではないからであり、また、マツダの車は国産ではその質感の高さが飛びぬけています。

100万円かけて修理するなら新しい車を、という考え方もあります。一方で、ここまで旧車にお世話になってきているので、気分一新すべて修理するのも良いです。課題は手間のかかる修理を担当してくださる店舗が見つかるかどうかです。現代は次々と新しい車に乗り換える人が主流で、古い車を直そうとする専門家が少なくなっています。

また、英語の記事を読んでいると、仕事より趣味を大切にする人が3割存在するとのことでした。そのほとんどが旅行に時間を使っているといいます。筆者はアルファ ロメオで志賀高原、万座温泉に出かけた15年前を最後に、旅行に行っていません。最近は学会にも行かなくなっています。

どこかに出かけたい、車を買いたいなどの基本的な欲求をなくしています。悪いことではないのですが、食と性の節制で他の欲が抑えられています。このところ英語への欲まで低下してしまっています。紙飛行機は1年近く出かけていません。

もともと好きだったことや物、趣味への関心が薄れています。おそらく性の節制の影響と思われます。この状態が良いのかはこれから数年間経過しないとわかりません。

あまり無欲に近づくと必要なエネルギーも一緒に失います。バランスがとても難しい点です。欲は完全になくなると弊害が出てきます。それでも、欲がありすぎるよりはよほど健全です。

2024年8月11日日曜日

日数を考えるなら

性の厳格な禁欲を開始した時に参考にしていた情報があります。それは日数の目安です。3週間から1か月半を推奨する内容で、150日以上の継続はよほどの大きな目標が無い限り強くはおすすめできない、とされていました。またあるテレビ番組では、誠実そうな20代の男性が常に3週間サイクルで禁欲していると話していました。

禁欲が5ヵ月を超えると自分の中でも大きな変化が生じます。完全禁欲でこの水準まで実施する男性は健康であればほぼ居ないと断言します。ただし、男性ならおわかりのように、就寝中に生理現象が生じる可能性が高まります。

さかのぼって10代の頃の筆者は、何も知らなかったので20歳まで完全禁欲でした。きわめて純粋でした。それが原因なのか能力は最高潮に達しました。人間関係は円滑ですべて問題ありませんでした。特に学力面での威力は相当なものでした。ほとんど勉強していない状態でも一度で理解できました。しかし、その威力は相当後になってわかったことです。当時は友人たちも皆同じではないかと純粋に思っていたわけです。スポーツもほぼ万能にこなしていた時期です。

しかし、これを生涯続けるのはきわめて困難です。まず、普通の男性の状態ではないのでどこかで精神が破綻する可能性がつきまといます。10代は大学入試という最大の課題があり、そちらに意識がすべていくのでこの莫大なエネルギーを活用できました。

ところが、社会人になってからはそこまで追い詰められる課題は通常ありません。そのなかで完全な禁欲を継続するのは無理があると思われます。できるのであればやっても良いでしょう。その代償は生殖機能の低下、さらには喪失の懸念です。それでも良いと覚悟するなら挑戦するのは自由です。

禁欲日数はひとつの目安にすぎません。長く続ければ威力を発揮するといっても、危険な要素が複数出てきます。そもそも体の機能が良い場合には常にエネルギーがあふれているので、それを抑えてウールドヴァ・レータ(精液が上に流れる者)に移行するのは困難です。ある人にとって1年続けないと効果が出ないとしても、別の人は1ヵ月でそれ以上の成果を手にするケースは十分に想定されます。

まだ結論は出ていません。20代あるいは30代で完全禁欲ができる人はいません。もし生涯継続できたら、異次元の天才になるかもしれませんが、一歩間違うと狂人になる恐れがあります。したがって、すべての男性に共通する禁欲日数はないと考えるのが妥当です。

健康な男性ならば、限界に行く手前でわずかに緩め、また限界近くまで頑張るという繰り返しが現実的のように思えます。その際に独身者が性エネルギーを緩めるのに結婚前の女性と関係をもつのなら、禁欲の効果は完全に打ち消されると考えています。多くの国では婚前交渉を否定しています。特に宗教的信条を大切にする国ほどそうです。日本人は性に寛容で堕落しているので、そのような観念が乏しいです。

禁欲は長く続けると丹田のあたりにエネルギーの高まりがあり、就寝中に全身にエネルギーが充満するのがわかる日が到来します。体を横にすると、なぜか丹田からのエネルギーを確実に感じます。立った姿勢では感じません。これがウールドヴァ・レータに達したインドの聖人たちのいう感覚に近い状態なのかもしれません。筆者はそうなってからも限界まで粘るので、2日間ほぼ眠れないことが時々あります。

その状態で仕事と勉強に打ち込みます。抑圧せずにすべてを体内に循環できれば良いのですが、さらに無理をしていると体が精子を生産しなくなる気がします。おそらく体が必要ないと判断するためです。そこまで機能が退化すると、仮に回復できても筆者のように1年はかかってしまうと考えています。

以上は私の仮説であり、検証する方法はありません。いずれにしても、新婚の男性には厳しすぎる禁欲はおすすめできません。もし機能を喪失してしまった場合、離婚の原因になりうるからです。

突き詰めて実践すると自分の健康な体が大切に思えてきます。そして、生涯にわたって健全な機能を保ちながら禁欲をしなければと思います。機能を喪失した状態で続けても何の意味もありません。

現在、禁欲の日数を数えるのはやめました。いつも手帳に書いていたのは初期の頃です。職場の教授会の前に「今日は何日目」と確認して臨んでいたのは過去です。強気の教員たちが勢ぞろいする教授会は戦場です。しかし、日数にとらわれているうちは本当の禁欲ではありません。

禁欲の課題は一生続きます。結論を出す必要はありません。そして、挑戦しがいのある課題です。自由に性を楽しんでいる男性とは生きる世界が違います。その最大の効果は、自分への信頼が高まることです。世間の評価はどうでもよいといえます。

女性に好かれるかどうかなど気にする必要はありません。好かれたとしても多少仕事が順調に進むだけです。あるいは表面上の友人が増えるだけです。複数の女性から愛情表現を示された場合にすべてを許してしまった男性は、悪霊の餌食となります。

もっとも、多くの女性は男性の表面しか見ないのが現実です。ですから、女性から人気があることに意味はほとんどありません。もっと大きな目標に目を向けなければなりません。つまり、エネルギー転換によってこの世に生まれてきた役割を果たすことです。

最近数年間は毎日そのように考えながら過ごしています。シルバーバーチ霊が指摘するように、地上で生活する人間なのでまだまだ不完全です。不完全なところも含めて、食と性を節制している限り自分のことはとても信頼できます。

2024年8月8日木曜日

電波時計の魅力

今年の春に電波腕時計を買って、正確さに魅了されています。そこで、近くのホームセンターでリズムの電波目覚まし時計を買ってみました。本当は通っている時計店の社長さんから買いたかったのですが、すぐに行けないため今回はホームセンターにしました。


以前はリズム時計工業という社名でしたが、現在はリズムに変更しています。デザインといい機能といい、完璧な製品です。電波を定期的に受信して時刻を補正するため、いつも安心です。温度・湿度計もついています。

時計はいままで機械式にこだわっていました。しかし、電波時計には別の魅力があります。安心感という点では電波時計が上です。所有していて大変に面白いです。いまは毎朝起きると時計に触れるのが楽しいです。この価格でこれだけの喜びが得られる製品は少ないです。

少なくともあと30年は使えるのではないかと思われます。技術革新のおかげです。

2024年8月7日水曜日

100点満点は可能なのか

食と性の節制で100点は可能でしょうか。

100点を目指して長い期間やってみて、食は他人と食事に出かけなければ100点に近づけます。その場合の100点とは筆者の基準では、外食は一切せずに1日1食のみとする生活です。普段の平日はその生活です。断食は無理なく1週間できます。しかし、節制していれば断食する必要性は皆無です。

性の節制はもっと高度です。男性の性に関しては偽情報がウェブ上にあふれています。大前提として、性の欲は神から授かったものであり、汚いと考えるのは間違っています。ただし、極力欲望を控える配慮が常に求められます。

心身が健康そのもので若い男性に100%の禁欲は無理です。それが可能なのは、40代以降で生殖器の働きが衰えた男性だけです。ウェブ上で1000日完全禁欲したと勝ち誇っている男性がいますが、単なる老化で不健康な証です。

性の禁欲は100点が無理であっても90点、95点を目指せば問題ありません。無理をしすぎると機能を完全に失います。禁欲1年目に限度を超えて無理をしていたら、機能低下と思われる症状がはっきり出てきました。

禁欲何日で危険な領域に入るのか一概にはいえません。目に見える変化は筆者の場合6ヵ月を超えてからでした。そして、厳格な禁欲から8ヵ月を超えたころ、もう駄目なのかなと思うほどの機能低下が訪れました。何日か気持ちが落ち込んで過ごして、しかし自己責任だから別に良いと楽観視していたら、機能は数ヵ月かけて戻ってきました。戻ってきた理由はよくわかりません。

性機能のある程度の回復まで約1年かかりました。あの状態からよく戻ったと自分の体に感心しました。ただし、今でもほど良く弱っていて、それがちょうど良いです。この適度な性の機能は自分の生き方に合っています。

自らの体験からもわかるように、行き過ぎた禁欲は必ず弊害をもたらします。性のエネルギーをすべて脳に回して転換することは現実的ではありません。

パートナーがいる女性は、男性を大切にするならこの点を理解しておく必要があります。男性に完璧な潔癖さを求めてはなりません。健康であれば精子が次々と生産されるからです。非常に精巧に作られた男性の体です。愛すべき体です。そして、このエネルギーは必ず仕事に活用できます。

もし性エネルギーが枯渇していたら、意欲も活気もなくて何もできません。行き過ぎた性の禁欲は、限界を超えるとすべての機能を喪失する懸念があります。そのバランスをどう取るのかは人それぞれです。単に年齢や禁欲日数で決まる、単純な仕組みではありません。実に複雑で興味深いものです。

こう考えると、人間の体の神秘さを思わずにはいられません。そして、性の節制をしているからこそ、生殖器の大切さがよくわかります。ここに生命エネルギーがすべて蓄えられ、頭脳へと昇華するからです。神(大霊)が男性のこの機能をどのように設計されたのかわかりません。とても人間の小さな頭脳では理解できない、神聖な事項です。

未婚の男性はこのエネルギーを最大限まで活用できる可能性があります。常にそのような意識をもって禁欲を実践するのが良いのではないでしょうか。

引かない教員

今日の会議は4時間半でした。すぐに済む内容もいちいち口出しする教員が多く、膨大な時間がかかります。筆者の提案もすんなり通らなかったので、かなり強めに意思表示をしておきました。しかし、教員は気が強いので気づきません。

改めて食の改善を第一にすべきは教員です。お金があるから食べたいものを食べ、お酒を楽しんでいます。それが人格の悪化につながる最大の原因です。

この会議の準備も含めて時間ばかりかかり、試験の採点が進みません。このままでは週末に約束している会合は欠席する確率が高まってきました。残念ですが仕方がありません。

いつも思うのは、月に1度はすべて英語で会議をするのはどうだろうかということです。余計な発言は一切なくなります。ただし、英語がまったくできない教員もいるので恥ずかしいでしょう。その人たちはこれを機に勉強すれば良いと思います。今からやっても出来ないでしょうが、少し謙虚になる機会となりそうです。

2024年8月4日日曜日

韓国の卓球選手

何とか週末の仕事は無事に終わりました。出番は少なくても時間の拘束が長く、ほかの勉強が進んでいません。明日は必ず勉強に集中します。

オリンピックは全然観ていません。世の中の話題から遅れてしまっていて、昨夜女子卓球の3位決定戦を途中まで観ました。

はじめて知った女子選手は韓国のシン・ユビン選手です。韓国では国民的人気運動選手です。その力強い卓球に加え、ところどころで見せる純粋な言動が新鮮に感じます。良い意味で面白い選手です。大変に感情の豊かな選手です。

彼女が韓国で人気があるのは納得できます。卓球技術の魅力以上に、人柄の魅力の比重がとても高いと思われます。少女らしさが残るような笑顔で、背は高くてかっこいいです。このようにまっすぐな心をもつ選手は世界中で愛されるでしょう。筆者が知る五輪に出場している運動選手のなかでは間違いなく1位です。

卓球では現在世界ランク8位です。さらに上位に届きそうな気配です。それでも、順位は関係ありません。この人柄がずっと続けばうれしいです。

今回とは別の機会に、韓国メディアからのインタビューで「次の目標は何ですか」と聞かれました。彼女は「メダル」とだけ答えました。そこでメディアが「もっと長く話してくれませんか」と言うと、「メ~ダ~ル~」と回答してくれたそうです。このやり取りだけでも飛びぬけた聡明さを感じます。余計なことを言わないのは魂の水準が高い証です。

たまたまテレビを付けて知ったシン・ユビン選手です。霊界からの情報かなと思いました。このような優しい心をもつ選手が、いつか金メダルに届くと良いです。

2024年8月3日土曜日

本物の評論家

イタリアの小型車アルファ ロメオ147に関する評価動画があります。昔放映されていた「新車情報」で、亡くなられた三本和彦氏が説明してくださっています。

 ⇒動画はこちらです。

素晴らしいです。本質をつかんで難しい言葉を使わずに解説されています。考えてみると良い時代でした。

現代の一部の自動車評論家は英語も出来ないのに片仮名ばかり使って、きれいごとを並べた評論をしています。

それに対して三本氏の評論は車への愛情を感じます。筆者は現代の車はどれも素晴らしいので、小難しい評論は不要と思っています。それよりも好きな車を自分で選んで、大切に乗れば良いのです。

三本氏の動画は車との接し方を示してくれます。

大学生か中学生・高校生か

大学で一定の期間教えてきて、大学生よりも中学生・高校生の方が勉強への意欲が高いと感じています。大学は入学することが第一の目的となっていて、入学後に勉強しようと思う学生は少ないようです。

したがって、中高生の意欲あふれる教室のような雰囲気はありません。大学、大学院時代に中学生たちと英語の勉強をしていた頃がもっともやりがいがありました。

本当の勉強は一生続きます。大学に入ったくらいでやめてしまうと先は見えています。また、中途半端な大学に合格した程度で自分の力を過信してはなりません。威張るなら、旧帝国大学(東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学)に合格してからにしてほしいものです。

科目数の少ない大学を受けて合格して誇らしげな気分でいても、就職すれば一気に現実の厳しさを知ります。現実は甘くありません。勉強していないとどんな仕事でもついていけなくなります。

2024年8月2日金曜日

ひとり鰻

今週末は学校で仕事なので、今日は仕事の後ひとりでうなぎ屋さんに出かけました。職場から車で10分の距離です。

一人でうなぎ屋で食べるのは初めてです。少し緊張しました。お店に行くと二人組がいて、特上大盛と上を注文していました。筆者は一番安い並です。なお、この田舎で特上は7000円します。大変な金額です。

地元で評判のお店で、とても上品な味わいでした。量は並でちょうど良いです。お吸い物も薄味で、全体的に都会派のおいしい鰻です。思い切って出かけて良かったです。

後から一人の男性客が来て、上を注文していました。皆さん鰻にはお金をかけます。

そして、先の二人組は「今日は俺が払う。次に焼き肉屋に行くときにはご馳走になる」と話しているのが聞こえました。本当に裕福です。

うなぎは同僚と来ると話が複雑になってきて味がわかりません。職場では一人で行くのが最適かと思います。次は年末ごろを考えています。普段は限界まで節制しているので、今日だけは特別です。ただ、一人でうなぎ屋はあまり落ち着きません。テイクアウトでは味が悪くなるので考えてしまいます。やはり筆者はもう少し地味な食事の方が良いかなと感じます。

休んでいたゼミ生

少し前にゼミで厳しめの助言をしてから欠席が続いていた学生が一人います。ゼミ生全員に対する助言でしたが、気にしたのかもしれないと思って心配していました。とてもおとなしい女子学生です。授業で使うTeamsを使って連絡すると、体調が悪かったといいます。「明日は大丈夫そうです」と連絡が届いても、当日になると欠席してしまいます。

週末も気になり、シルバーバーチ霊にフーチを使って聞いていると心配ないとの返答が来ました。2週間はずっと心配でした。

さて、昨日はほかの科目の定期試験でした。その欠席していたゼミ生が一番最初に教室に来てくれて、とても安心しました。元気そうでした。

その姿をみていて思ったのは、高学歴な教員たちよりよほど純粋であることです。教員には正論が通じません。一方、学生は土台がある場合には時間がかかっても受け入れてくれます。

本当に静かな学生で幼いころから習っているピアノが得意です。仕事は農業関係に就きたいといっていて余計なことは一切言わず、課題はきちんとやってきます。このような学生であればきっと農業で大切な働きをしてくれると思います。

この間、教員同士のやり取りは対立していますが、ゼミ生の素直な言動で教員のことはどうでも良くなっています。ゼミ生はまだ学力的な面で課題はあるものの、なるべく温かく見守っていく方が良さそうです。

しかし、すれた学生たちが多いのは現実ですので誰にでも優しくとはなかなかいきません。純粋で静かな学生は少数派であるのが現場の実態です。