2024年2月29日木曜日

時計が故障

水野南北先生の教えにしたがい、すべての物は長く大切に使っています。好きな腕時計は複数所有しており、定期的に修理やオーバーホールを行います。

今日は人にも会わないので、少しカジュアルな機械式時計をして仕事に行きました。午前中に時計を見ると秒針が止まっています。リューズは今朝軽く巻いていたので原因はほかにあると思い、考えられそうな箇所を調べてみました。

完全に止まっています。時計を振ると少し異音がします。おそらくぜんまいが切れたのではないでしょうか。購入してから8年位です。記録ノートは実家に置いてあるのですが、10年は経っていません。

これは中国製の製品です。低価格でも精度が高く気に入っていました。2年前にBAMBIの革バンドに変えたので、まだまだ外観は綺麗です。機械式時計に詳しい職人さんに聞いてみるつもりです。しかし、部品がないので修理は無理と思われます。

残念ながらお別れとなるかもしれません。皮バンドは取り外してほかの時計に流用できそうです。よく活躍してくれました。どうもありがとうございます。

2024年2月28日水曜日

1日のみの軽い断食

昨日のお昼から3日間断食するつもりでいました。しかし、ご飯と高級食パン(に志かわさん)をおみやげにいただいていたので、本日の夜に少し食べる流れになりました。今回の断食は1日少しで終了です。

1日ちょっとではまだあまり空腹感が生じません。体が軽く、ちょうど良い感じです。平日は節制していても、美味しい食材が手元にあればやはり食べます。このような時こそ食パンや白米がとても美味しく感じます。こんなに美味しかったのかと思います。

ここからまた1日半の軽い断食に入る予定です。

筆者は食べないときにはまったく食べないのですが、食べ物が比較的多くあると少し食べる量が増えてしまうことがあります。ですから、チョコレートやおせんべいは特別な日を除いて買わないように心がけています。特にヨーロッパのチョコレートは大好きです。また、添加物の入っていないアイスクリームも好きで、スーパーマーケットでは「ハーゲンダッツ」を視界に入れないようにがんばっています。チョコレートとアイスクリームは愛すべき存在ですが、体への影響を考えるとどうしても歯止めがかかります。

また、最近は週に1度外食をしています。外食の一人前はだいたい量が多いのですが、一度も残したことがありません。実はたくさん食べることもできます。

過去あまりに厳しく食を減らしていた時期を時々思い出します。当時は異常なほどの節制で、誰とも会食できませんでした。いまは外食への抵抗が減っていて、人との会合もある程度可能です。それでもお酒は飲みません。体重は50キロちょうどと少し増えました。

節制するのも適度に外食するのも、どちらにも良さがあります。私の価値観では外食は例外的な位置づけという認識です。完璧に外食を禁じていたのは15年間ほどの期間です。外では箸をつけるのも怖い感じでしたので、いまとは違う生活です。

一度徹底して粗食を実践しておけば、生涯にわたって食欲の制御は難しくなく行えるようになります。それは人には知られないように実践するのが良いです。『修身録』にもそのような記述があります。

もうひとつの男性から見た性の節制はより高度な修行です。一瞬も女性の魅力を考えない生活は、地上時代のイエス・キリスト様しか実践できなかった領域です。本ブログでは一つの課題にしていますが、そこまで完璧にできたら人間ではなくなります。食と性ともに自分の目標に挑戦しても、他人に強要してはなりません。また、筆者も完全に実行できているわけではありません。

2024年2月25日日曜日

不食は可能か

食を厳格に制御していくと、どこかの段階で不食、つまりほとんど何も食べないことが可能かどうか考えることになります。結論では筆者を含め一般の人には無理であり、またそこまで切り詰める必要性はまったくないと考えます。

筆者の場合では7日間の断食は可能です。それ以上はやったことがありませんが、もう少し行けると思われます。しかし、朝晩にスープと胡麻を摂取する断食です。それでも2週間以上は無理ではないでしょうか。過去の経験では4日を過ぎると空腹感が強くなります。

断食は特に必要ありません。普段の節制が大切です。断食したい場合には、時々2日程度実践すれば十分です。今週は2~3日の断食を実践する予定です。

断食道場というものがあるそうです。どうしても食欲にとらわれて自分では制御できない方は、そのような施設を利用する方法もあります。

食の制御は高度な領域の課題ではありません。鍵は継続できるかどうかであって、1週間断食できたからといって問題が解消するわけではありません。

2024年2月24日土曜日

New Orleans

現代の海外ドラマを数話分観てから、New Orleans(『ニューオリンズ』)を観ました。1947年の米国作品です。Louis Armstrongs氏本人がジャズ歌手、トランぺッターとして登場する作品で、全編を通じて音楽の楽しさを堪能できます。


音楽と英語が好きな方であれば、心から楽しめる傑作です。細かい所は良く分かりませんでした。筆者は最初からshadowingしながらみて、わからない場所も多くありました。しかし、本当に楽しめます。

New Orleansをみて、実は英語の細かい発音や表現などよりもっと大切なことがあると実感します。それぞれの言葉が発せられるその場面の理解、感性がずっと大切です。たとえば、いくら英語ができても音楽や人種差別への理解がなければこの作品の真の理解には到達できません。

重くなりがちな人種差別をさらりと描いている箇所も素晴らしいです。最後にすべて問題が解決して明るい雰囲気で終わるのは最高です。クラシックもジャズも白人も黒人も、すべては同じ世界の仲間であると強く感じます。

観ていてシルバーバーチ霊の言葉を何度も思い出しました。筆者は音楽が好きなので、現代のドラマでは米国のGleeを1シーズン購入するつもりです。

2024年2月22日木曜日

厳しい会議

今週も厳しい場面がありました。全員の理解を得るのは無理ですし、あまり他人の気持ちを尊重すると自分を追い込むことになります。最後はシルバーバーチの霊訓を直前まで読みながら会議に臨みました。

最近の会議では多くの教員が言いたい放題です。誰も黙ってはいられません。したがって、会議は2時間、3時間と続きます。これだけの時間を使っても、あまり生産性の高い議論には進展しません。そして、他人への優しい配慮は皆無です。

たまに英語だけで会議をしてみたら、とひそかに思っています。威張っている人たちがいっせいに黙り込む姿は想像できます。しかし、議事録を残さなければならないので誰かが日本語でまとめる必要が生じます。それでも発言そのものは極端に少なくなるので、議事録作成は大変ではないでしょう。

シルバーバーチ霊はよく「議論してはなりません」「伝道者ぶった態度に出てもいけません」といいます。騒々しい議論から創造的な解決策が出る確率は低いです。自分がいつも正しいと思って発言すると、それは相手に必ず伝わり反発されます。

穏やかな発言が何より大切です。『あるヨギの自叙伝』を読むとそのあたりの事情がわかります。

2024年2月20日火曜日

毒だしに必要な年数

食生活を改めて冷えとり健康法を実践し、毒を次々と体外に出し始めると定期的に体の不調が顕著に出ます。完全に毒素を排出するには1年ではまったく足りません。人にもよるでしょうが、10年間はみておくことが大切です。

この10年は長いようであっという間です。この間は外食、中食を遮断する固い決意が必要です。「たまには良いかな」と例外を作るのは認識が甘いです。それではいつまでたっても毒素の排泄は終わりません。とはいえ、年に3回までの外食は自分に認めていました。

いったい体のどこに毒が溜まっているのか、それを論理的に説明するのはとても無理です。自分の体の様子をみながら、個人で観察しなければなりません。症状が出ると不安になります。そこでやめてしまってはもったいないといえます。症状が出るのは体が正常に戻りつつある良い現象であり、心配は要りません。

もしどうしてもお寿司やお刺身を食べたい方は、年に1度か2度だけなら体の負担を最小限に抑えられます。ただし、その1食で寿命は確実に縮まります。命を削ってもお寿司への憧れを捨てきれないのであれば、それは価値観によるものであって食べても良いと思います。その場合には、できるだけ小型の魚にすると安心です。マグロなどの大型の魚は避けてください。

2024年2月18日日曜日

安全な公園

欲をなくす生活を送り、一番関心があった公園での紙飛行機に興味が向かなくなりました。一時期、まったく公園に出かけなかったのが良かったようです。特に2月は年間を通じてもっとも紙飛行機が飛ぶ季節です。つまり、風が弱く湿度が低く、寒すぎないので最良のシーズンといえます。60秒以上の飛行も十分可能です。以前であれば、何があっても2月は出かけていました。それが一度も出かけていません。今年はお正月の1時間しか飛ばしていない状況です。


それでも完全に辞めたわけではありません。好機があれば出かけたいとはぼんやりと考えています。紙飛行機は頭と体を使い、自然のなかで楽しめる良い趣味です。没入しなければ健康維持に役立ちます。

しかし、冷静になると出かける気持ちに歯止めがかかります。公園内には悪い気が満ちているからであり、目立つと批判される危険性が出てくるからです。

安心して楽しめる場所がないか検討してみると、関東圏では2か所だけ良い場所があります。一つは東京都立武蔵野中央公園です。ここは紙飛行機の聖地といわれる場所で、紙飛行機研究家 二宮康明博士たちのご尽力でいまの広大な原っぱが整備されています。

なぜ安全かといえば、300メートル四方の芝生広場があり、人との距離を保って飛ばせるからです。愛好家は上級者ばかりで、こちらが飛ばす機体に関心など向けません。その意味では気楽に飛ばせる場所です。とはいっても、誰かに必ず話しかけられます。運が良ければ達人で紙飛行機世界一の会長さんがいらして、情報交換ができるかもしれません。

過去に数回出かけたことがあります。難点は公園まで片道2時間かかってしまうことです。本当に思い切って出かけなければなりません。すでに2年半以上足が遠ざかっています。しかし、年に2、3回であればこちらをお借りするのが現実的ではないかと思い始めました。

関東圏であと1か所は、利根川河川敷にある取手緑地運動公園です。駅から歩いていける場所であり、5年前電車での移動中に様子を見に行きました。試しに折り紙飛行機を飛ばすと、すぐに60秒を超えて空の彼方に消えました。この公園は野球場が複数あって、週末は利用できません。平日に休みが取れる日は利用できる可能性があります。平日では誰もいないので安心して行けそうです。ただし、こちらも遠い場所にある公園であり、思い切らないと出かけられません。

ほかの公園は少し危険とみなしています。それぞれの公園は冬でも利用者が増加する傾向にあって、これから気温が上昇する季節はもう人であふれかえってしまいます。

職場の同僚のお子さんが武蔵野中央公園で飛ばしたいと話しているとのことで、今年は飛ばしに行ける可能性があります。

何にせよ、人が集まる場所には細心の注意が必要です。好きな活動であると合理的な理由を作って出かけてしまう筆者でしたが、いまは違います。どんなときにもあらゆる可能性から判断して、出かけることで失うものが多いと判断すれば自宅で静かに過ごす方を選択します。こうして趣味には常に抑制する気持ちをもっています。勉強や仕事であればいくらやっても大丈夫です。ただし、眠いので長時間できないのが難しいところです。

冷えのある証拠

冷えがとれるとさまざまな物的要素へのこだわり、執着がなくなります。「お美味しい食事をしたい」「高級車に乗りたい」「豪華な旅行を楽しみたい」「高い給料と地位、名誉がほしい」「女性と遊びたい」との欲求が強く心を支配しているのであれば、冷えがたまっていて毒素で心も侵されている証拠です。

『修身録』と冷えとり健康法を組み合わせて徹底して10年間修業してみると、これらの欲望は100%までとはいいませんが90%は消えるはずです。もし100%無くなったら、もはや人間ではありません。どんなに綺麗ごとをいっていても、すべての欲を完全に消失する人は人間であるかぎり存在しません。

なかには「すべての欲を完全に断ち切って進化している」と明言する人がいるかもしれません。そのような人を軽々しく信用してはなりません。そういうことを明言する人に限って、裏で何をしているかわからないからです。

冷えをとればいまの世の中の不協和、対立、差別的な行為などの多くが解消できます。ただし、社会全体で進めるのは不可能です。まずは自分とその影響の及ぶ範囲内で、確実に実践していくことが大切です。そして、目に見える成果が出るまでに10年間は必要です。あせって結果を求めてはなりません。

2024年2月15日木曜日

Snow White and the Seven Dwarfs

Tru Callingは先週末に観て復習し、今週はSnow White and the Seven Dwarfs(『白雪姫』)のオリジナル版を観ました。一言でいって素晴らしい作品です。

この時期のアニメは音楽が主役といえる位置づけで、全体を通して綺麗な音楽が存在感を示しています。登場する動物たちはみな好意的で、人間を助けてくれます。また、悪役の女王、魔女も憎めない存在です。

見せ場は女王が魔女に変身するところと、最後に崖から転落してしまう場面でしょうか。この悪役は正統派の英語をゆっくりと発音してくれるので、すごく聴きやすいです。模範的な英語です。また、確かに自分が世界一の美しさを持っていると誇るだけの綺麗さをもっています。なぜが悪の存在に人間の本質と弱さを見て面白いと思ってしまい、白雪姫が優等生すぎるように感じました。

前半はゆっくりと進みます。中盤以降は物語が急展開していきます。この緩急をつけた作品づくりは本当にうまいと思います。後半の動物の愛らしい動きに注目したいところです。いまの若い人たちが、このような純粋な作品で英語を学べば感情の豊かさも育まれるのではないでしょうか。 ぜひ中学生、高校生に英語そのままで観ていただきたい作品です。

表札がない

グーグルマップで住所を指定し、歩いて英語講師の自宅を探してみました。おそらくここではというところに来たのですが、どこにも表札がありませんし番地も書かれていません。近くを歩いてみても、表札がない家があります。番地もわからず、一体どのように郵便を配達しているのか不思議です。

断念して帰って来ました。実家はある程度都会なのでこのようなことは決してありません。そういえば以前学生と作ったチラシを数百部戸別配布したのですが、郵便受けさえ見当たらない、探しにくい家がいくつもあったのを思い出しました。 困ります。

これでわかりました。今回わざわざ大きなお菓子を届ける必要はないというあちらの世界からのサインです。お菓子は冷凍するか誰かに差し上げるかします。今回は英文メールを書く練習になっただけ良しとします。