2021年5月9日日曜日

食の制御は基本

『修身録』に基づき徹底した食事の制御をしても、目に見えて運が良くなることはありません。10年以上極限といえる水準まで食を制御しましたのでこれは確かです。弊害としては食事を伴う会合の多くを辞退するので、多少人間関係が悪くなる懸念があります。

しかし、心が安定する効果は間違いありません。また、美食を追求することにエネルギーを取られませんから勉強の時間を確保できるようになります。外食をしないので経済的にゆとりが出てきます。この経済的なプラスの効果は大変強いものがあります。

さらに、飽食の時代にこれだけ食を制御できると自信につながる効果はあります。パーティーなどで目の前に豪華な料理が並んでいても特に魅力を感じなくなります。

食の制御は一生続けなければなりません。これが続かないようでは他のもっと難しいことが続くはずがないからです。

食欲の制御はあくまでも出発点です。そのうえで何ができるかを常に考える必要があります。毎日食を楽しんでいるようではより大切な領域の事柄を配慮することができません。

なお、人生においては食欲の制御だけでは不十分で、性の制御が出来ないと意味がないとさえいえます。シルバーバーチ霊がいうように食と性は動物的な本能の名残であって、それを克服しなければなりません。二つの本能を少しでも目標どおりに制御できるよう心がけたいと考えています。

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