珍しく大学の同窓会に参加しようと春先に会費の支払いを済ませました。しかし、大学での授業の準備を優先して欠席することにしました。会場がホテルではなく母校の講堂で、300人以上参加すると聞きました。その大人数では相当な賑わいが予想されます。
大勢の人が集まる場所では予測困難な出来事も生じます。ゼミの仲間には謝って、次はゼミ仲間だけで、または少人数でお会いしましょうと伝えました。
ゼミの仲間たちとはしばらく会っていません。海外勤務者が増えているようで、英語や中国語を使う仲間が何人かいます。海外勤務の社員に選ばれるのは優秀さの証明といえます。筆者のゼミ仲間はほとんど全員が大企業勤務です。
さらに、大学院時代の仲間となるとまた一段と優秀です。海外でコンピューターサイエンスの博士号を取得している人もいます。みな驚くほど優秀で、どんな頭脳をもっているのか想像さえできません。本当に出来る人は、大学よりも民間企業に勤務しているような気がします。
大学は「気楽な仕事」と言われることがあります。とんでもないことです。楽と感じる日はありません。水面下の雑用が山のようにあります。表面だけで判断しては間違います。そして、世間で思われる以上に教員の採用は狭き門です。針の穴を通すほどの印象があります。近年はますます採用されにくくなっていて、筆者の大学でも50代になってはじめて採用される教員がいるほどです。そのような場合、不安定な非常勤で生活をつないでいるわけです。そして、最後まで非常勤講師のまま終わる場合が多々あります。
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