2024年1月21日日曜日

Casablanca

 Casablanca(『カサブランカ』)を観ました。1942年の作品です。画面全体に広がる雰囲気がいいです。特に音楽が心地よく、名曲が流れるシーンはとても良かったです。

主演のひとりはIngrid Bergmanさんです。背の高い綺麗な方です。いつも思うのですが、昔の米国恋愛映画は、女性の相手役である男性がかなりの年齢です。あちらでは自然なことなのでしょうか。『ローマの休日』もそうでした。ただし、少し前にみた『哀愁』は違います。まさにぴったりのカップルでした。

さて、今回は会話が難しかったです。わからない箇所が多数ありました。複雑な場面展開はないのに、話の筋を追えません。筆者の実力では仕方ない点です。あまり気にせず視聴を続けてみます。

今週は英語の試験監督の担当で、米国人講師(非常勤)の授業に入ります。無理のない程度に英語で話しかけてみるつもりです。試験終了後に英語学習の助言もいただければと思っています。

2024年1月20日土曜日

Titanic

Titanic(『タイタニックの最後』)のオリジナル版を観ました。1953年の米国作品で、第26回アカデミー賞 脚本賞を受賞しています。


「タイタニック号の悲劇を、事件の調査報告書に基づき忠実に再現したスペクタクル大作。壮絶な愛と別離をテーマにした人間ドラマも描かれている」(水野晴郎氏)との解説があります。前半から中盤にかけての家族内の問題はあまりよくわかりませんでした。

氷山に衝突してから沈没までは最後の30分間で坦々と進みます。余分な演出はありません。豪華客船が沈没に向かっていく絶望の中、人々の混乱と悲しみがしっかりと描かれます。この後半部分の緊迫感はとても良いです。

全体的にあっさりとした演出で好ましさを感じました。船長をはじめとする船員たちのかっこいい姿が印象に残ります。制服がとてもよく似合うのです。オードリー・ヘプバーンさんに雰囲気が似た女優さんも登場します。名作であると思います。

2024年1月17日水曜日

試験監督終了

大学入学共通テストの監督は何とか無事に終えることができました。日常に戻ってようやく落ち着いてきたところです。

前日に会場となる大学近くに宿泊しました。夜は水野南北先生の教えを守り、ごく簡単な食事をホテルの部屋で食べました。試験監督のマニュアルを丁寧に読んでから西野流呼吸法を実践して休みました。

朝は朝食は食べず、お茶程度です。また西野流呼吸法をして、それから『シルバーバーチの霊訓』を読み、心を落ち着かせました。ホテルから大学まで歩いて15分の距離で、遅くなると受験生で混雑します。そこで7時半にホテルを出ました。まだほとんど高校生は見かけませんでした。途中歩道でパンフレットを配布していた予備校の先生に呼び止められ、いったん断ったのですが「資料だけでも読みませんか」と再度引き留められました。マスクをしていると年齢がわからないようです。試験監督であると伝えたところ、笑顔で見送ってくれました。

会場に着くとまだ集合まで1時間近くあります。早めに受付だけを済ませ、そうこうするうちにいよいよ監督の開始です。予想通りぎりぎりのスケジュールで進行します。辛くないといえば嘘になります。今回の教室は3名での監督で、写真照合も1日すべて筆者ひとりでやったのでずっと動き回っている感じでした。

1日いるとだんだん受験生を応援する気持ちが強まります。大変な試験です。この日はテスト2日目で、前日からあわせると実に長い時間です。受験生は休み時間になると質問にも来てくれて、やはりフレッシュです。普段接している自分の大学生とは違います。とはいえ、次の試験時間の準備で本部に移動するので質問にゆっくり対応することはできません。

緊張していたためか喉が渇いてばかりで、トイレにはまったく行きたくなりませんでした。お昼はお弁当を注文せず、机で静かに休んでいました。口にしたのは水だけです。

こうして18時に試験が終わりました。すぐに帰りに向かいます。駅までの道は受験生であふれかえっていてなかなか進めません。それにしても高校生たちは元気いっぱいに友達と歓談しています。このエネルギーは素晴らしいです。あれほどの厳しい試験のあとに、こんなに明るい行動がとれるのかと感心しました。こちらは疲れ切っています。

普段高校生を間近に感じる機会はめったにありません。こうして一緒に会場に居ると相当勉強になります。そして、高校生に負けないよう勉強しなければと思います。能力は高校生にはとてもかないませんが、経験と霊訓の知識でカバーします。

2024年1月12日金曜日

年末年始の振り返り

年末年始は実家に車で帰り、おおむね予定通りの生活を送りました。外出は公園で紙飛行機を1回(1時間)飛ばしたのと、お墓参りに行って帰りにアウトレット(トミーヒルフィガー)に立ち寄っただけで、あとは部屋にいました。紙飛行機との距離は完全に保たれており、のめり込むことはありません。

外食は2回行きました。食べる量は平日より多いのですが、豪華すぎるほどの食事はしていません。今週は月曜日から金曜日までほぼ1食から1.5食で、かいつかの焼き芋「夢ひらく」とヨーグルト、スープ、落花生中心で過ごしています。

焼き芋を買っておくと助かります。ほぼこれだけで済んでしまうからです。今回は1キロ買い、十分に4,5日間持ちました。インターネットで買うと値段が倍近くなるため店舗購入しか考えていません。素晴らしく美味しいです。

世間から離れて部屋で勉強するのは良いものです。変わらず眠気が強く出てきて、以前のように長時間続けて勉強はできません。この眠気は病気ではないので、しばらく付き合っていくしかないようです。

勉強以外では1年以上ぶりに洗車をしました。実家でしか洗車する場所がありません。洗車機にはかけないからです。3時間半かかってしまいましたが、思ったより傷んでいなくて安心しました。新車から間もなく17年経つ赤いアルファ ロメオです。小さくてかっこいいところが最高に気に入っています。5速マニュアルの変速機を搭載し、音楽を奏でるといわれるエンジンを持ちます。


さて、日常に戻ってから一気に現実に引き戻されています。現実世界はこんなに厳しいものでしたでしょうか。文字どおり別世界で、手間のかかる課題は次々と出てきます。次は大学入学共通テストです。説明会にも参加していよいよ緊張の本番です。

2024年1月7日日曜日

WATERLOO BRIDGE

1940年のアメリカ映画 WATERLOO BRIDGE(『哀愁』)を観ました。数年前に一度観て感動した作品です。字幕なしで観てやはり感動しました。特に2人が駅で偶然再会する場面が素晴らしいです。


この作品をみて改めて痛感したのは、現代の作品には無い純粋さが詰まっていることです。昔の米国映画にしか筆者が求める要素はありません。そして、このような作品に触れると確実に良い波動を受けます。

現代の世の中にあふれる娯楽もののコンテンツなど、昔の映画に比べれば魂の高潔さでまったく勝負になりません。

WATERLOO BRIDGEで一番好きなのは、脇役でKittyを演じるVirginia Fieldさん(英国出身)です。こんなに友達を大切にする美しい人はいません。後半の彼女の言葉が聴き取れなかったのですが、場面からおおよその内容は理解したつもりです。

休みの最後に一番よい作品に触れました。半分は英語の学習、半分は人生の勉強のためです。ここで意思を固めました。古い映画作品をすべて観るくらいの気持ちで視聴を続けます。意味はわかるところだけでも十分です。字幕を追っていたら見落としてしまう要素がたくさんあります。

この作品が80年以上前に作られたのは驚異です。私のもっとも好きな映画評論家だった水野晴郎氏はこう言っています。

「この映画を見ないで恋愛映画を語ることはできない。ロバート・テイラー、ヴィヴィアン・リーという美男美女が語る哀しい物語に涙をこぼさない人はいない」。

2024年1月6日土曜日

GHOST WHISPERER

Amazonにお願いして『ゴースト~天国からのささやき』(GHOST WHISPERER)を購入しました。ジャケットには「あなたに見えない人も、あなたを想っている。最高に泣けるスピリチュアル・ドラマ」との説明があります。Amazonのレビューでは高評価です。

今回は最初から字幕なしで観てみました。予想と異なり、シルバーバーチ霊がいうようなスピリチュアルものではありませんでした。主人公のほぼ独壇場という感じで物語が進みます。字幕を見ない分、映像に注意が向くためさまざまな点で気になるところが出てきました。

残念ですがわずか3話で視聴をやめました。率直にいって、英語学習の教材としては向いていません。死者の声が聞こえるTRU CALLINGの方がいいです。先日『若草物語』のオリジナル版をみた後だったので、そのような印象を持ちます。

GHOST WHISPERERは20年近く前の作品です。それでも現代風の作り方です。霊訓を好きな方には絶対に古い映画の方をおすすめします。1950年代の米国作品はどれを観ても間違いありません。難をいえば使われている英語が古いことです。それでも通常の日本人学習者には問題ないと考えています。

GHOST WHISPERERの英語を直接聴いて、いまの実力で聞き取れるのは40%程度です。NHKの講座や世界放送のニュースより相当難しいです。それでも物語が単純なので話の筋はわかります。ドラマ、映画の聴き取りがもっとも難しいとの印象は変わりません。

フーチの波動測定では、筆者が毎日観続けてどんな作品も一通り理解できるようになるには10年かかるそうです。あるいはもっと必要なのかもしれません。字幕なしの海外ドラマはそのくらいの難しい課題とみなした方が良いです。

2024年1月4日木曜日

祈りの力

能登半島地震の被害は甚大です。まだ強い余震の可能性も否定できず、被災地は厳しい状況にあります。このようなときに遠隔地にいる私たちにできるのは、祈りを通じて波動を高めることです。真の祈りには霊界からの支援が送られ、ゆっくりとでも物事を良い方向に導いていただけます。

ただし、形式だけの祈りや言葉では効果がありません。東日本大震災のときには実家が震度6弱で被災地でしたので、多少は状況がわかります。自分の問題と感じて祈る行為が大切ではないでしょうか。 

2024年1月1日月曜日

『若草物語』終了

『若草物語』(Little Women)を観終えました。ちょうど2時間の映画で、無理せず2日に分割して観ました。字幕を禁止して完全な理解は難しいのですが、思った以上に楽しめました。何よりも言葉が丁寧で、聴き取りやすいです。

後半には大学教授が登場します。外見、内面ともに素敵な教授です。身近なところにこのような教授は居ません。最後の場面が特にいいです。

現代のすれた作品とは違って、観ていて清々しさを感じます。以前『ローマの休日』を字幕なしで観たときと同じ印象を受けました。 やはり古典的な映画は教材にもぴったりです。場面設定がほとんど変わらず、最初から最後まで会話がぎっしりです。そのような意味でも、若草物語は理想的な作品ではないでしょうか。

英語の美しさを堪能できます。とはいえ、教科書レベルの表現とは次元が違います。この作品を完全に理解するにはまだ学習が必要です。

一番良いのはAmazonプライムなどのサービスを利用することでしょうが、DVDでも十分可能なので、これから10年はDVDでの視聴を考えています。古い映画では『哀愁』『カサブランカ』なども魅力的です。

ドラマ『ハワイ・ファイブオー』などは話が込み入っていて、字幕なしではきついです。なるべく簡潔な物語を選んで視聴したいと思っています。

緊迫感

2週間後に控える大学入学共通テストの監督は朝から一日中緊迫感に包まれます。まだ朝の開始の時点では各大学の教員たちも比較的静かなのですが、途中からどなり声が飛び交います。

会場大学の教員だと思うのですが、ある女性からひどい対応を取られた経験があります。朝はにこにこ顔だったのに、夕方にはとげとげしくてどうにもなりませんでした。忙しくなって気性が荒くなるのは魂の水準が低いことの証です。私があなたより若く見えるからといって舐めてもらっては困ります。何の努力もしていない中年女性とは違います。

忙しくて文句をいう人は、最初からその仕事に携わらなければ良いのです。代わりはいくらでもいるからです。自分だけが仕事をしている気になってはいけません。

どれだけ平常心でいられるかが試される場です。受験生たちも途中退室があったり、お茶を大量にこぼしたりといろいろあるので気が抜けません。この試験が終わった次の日が他大学での講義で1日移動にかかるため、いまからその準備をしておく必要があります。しかし、試験監督の方がずっと厳しい職務です。

このように考えているだけで滅入ってくるのは、まだ修行が不足しているためです。とはいえ、通常の神経ではなかなか対応できない仕事です。大胆にならないと駄目です。何を言われても気にしない度胸が必要です。

食の節制

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

大晦日は特別扱いせず、夜の12時前まで仕事と勉強をしてその後40分間の西野流呼吸法を実施し、深夜1時に就寝しました。筋力トレーニングは休みました。

近年NHKの紅白歌合戦はほとんど観ていません。筆者が現代の音楽から離れていて、魅力を感じない作品が増えています。ただし、司会の女優 橋本環奈さんの話す様子をみて、相当節制して臨んだ様子が伝わってきました。橋本さんは日本では1000年に一人といわれる逸材で、その滑らかで正確な日本語能力にも驚かされます。心はいつも安定していて、穏やかで明るい資質をお持ちです。

今年は基本に立ち返り、出来る限り食の節制に取り組む予定です。食への修行が終わったために中食、外食を多少楽しんでみましたが、楽であっても美味しいと感じるものはわずかです。特に市販のお弁当類は高い商品でもすべて美味しくありません。舌が敏感になればなるほど、お弁当類に価値を見出せなくなります。かつて魅力的だった1200円以上の高級海苔弁当は、久しぶりに購入するとまったく価値を感じませんでした。

体重は49キロを守っています。筋肉がついても体重そのものに変化はなく、現時点では49キロが最善の体重です。少し節制すると48キロ前後に落ち着きそうな気配です。

もう一つの目標として、英語学習の強化です。発音と抑揚だけがよくなってもまだ実践には弱いです。昨日は方針を変えて、最初から字幕なしで『若草物語』を途中まで観てみました。英語字幕を追いかけて勉強すると疲れてしまうのと、結局字幕に頼りすぎてしまうためです。

この学習方法はあまり一般的ではないものの、近年注目されているようです。映像と音を楽しむように心がけます。『若草物語』は1949年の作品です。このあたりの年代から1960年までがアメリカ映画の全盛期と考えています。気品のある作品がそろいます。エリザベス・テーラーさんも登場します。

海外ドラマでは『ゴースト 天国からのささやき』が簡潔な英語で学習に良いと聞き、内容がスピリチュアリズムと接点があるためAmazonでシーズン1だけ購入してみようかと思います。死者の声が聞こえる『トゥルー・コーリング』は現代風の作品で、あまり繰り返し観ようとは思えません。ゴーストはどうでしょうか。

普段はニュースや学術的な英語が基本です。今年は硬い文章だけでなく、映画やドラマで少しくずした会話にも触れます。