2024年2月2日金曜日

英文eメール

米国人講師の方から英語の資料をいただいたので、お礼の電子メールを送りました。英文で書くのは本当に久しぶりです。普段関心のあるテーマであるため、自然と文章が出てきます。辞書やAIを使わずに自力で書くことができました。

英文の書き取りをやっている効果が出てきた印象です。まだ文法に不安があるものの、語彙さえわかれば文章は止まらずに書けます。

ただし、返事はありません。体の具合が悪いようですし、返事は期待していません。お返しにと買ったお菓子は無駄になってしまうかもしれません。学校に来られないようで、今年度はすべて遠隔授業だったようです。今日学長に聞いて判明しました。次はいつ会えるか不明です。

それでも英語に手ごたえを感じます。そこで、いつも相談している他大学で英語の得意な先生に英文を送ってチェックしていただきました。すぐに返信があり、完璧とまで言っていただけました。すぐに褒める先生なので半分は割り引いて考える必要がありますが、研究でイギリスに滞在していた先生にそういわれると励みになります。

多少は明るい材料が出てきています。少しは自分をほめながら進めないと、あと50年先までの勉強は継続できません。英語に関しては良い兆候があります。

2024年1月29日月曜日

THE THIRD MAN

 THE THIRD MAN(『第三の男』)を観ました。1949年の作品で、友人の死を知った男性が独自に死因を探る決意をする物語です。ミステリー映画の傑作と言われます。

最近視聴したほかの映画よりミステリーは物語が複雑です。話を追っていても、わかりにくい箇所が出てきます。それでも後半からは楽しめる場面が増えてきました。若いOrson Wellesさんも登場します。English Adventureの渋い朗読はいまでも頻繁に聴いていますが(MASTER OF THE GAME )、Wellesさんの若い姿は新鮮でした。目がとても優しいです。

今週は試験の採点に加え、入試業務や学外の仕事が続きます。多くの日で軽めの断食を実施して、睡眠時間を確保するつもりです。長年の修行によって空腹には完璧に対応できるのですが、睡眠不足には対応できません。気持ちのなかでは食事より睡眠の方が大切になっています。平日4時15分起きの生活での蓄積疲労かもしれません。

2024年1月28日日曜日

寿命を縮める

フーチでは目に見えない情報を数値化して見えるようにすることができます。100%正確ではないものの、測定結果はひとつの行動指針となります。

この1年間公園で紙飛行機を飛ばすのを避けているのは、経験上の感覚とフーチの結果の両面をふまえてのことです。昨日測定してみると、1時間公園で紙飛行機を飛ばすだけで寿命が大きく縮みます。理論値では死んでしまうのに近い悪影響が出ます。あくまでも数値なので、その通りに寿命が縮むわけではありません。しかし、いまさまざまな健康上の取り組みなどを実践していても、その効果が1度公園で飛ばすだけで4割失われると出ています。怖いことです。西野流呼吸法で部分的には回復できるのですが、怖い場所である点は認識しておく必要があります。誰かにうらまれている可能性もあります。

公園は経済学でいう公共財にあたります。無料が意味するのは、危険な人も集まりやすいことであり、知らないうちに悪影響を受ける場所となります。特に30秒以上飛ぶ高性能紙飛行機は目立って悪意をもたれやすいので、気を付けなければなりません。

さらにいえば紙飛行機を趣味にする人たちがもっとも注意すべき対象です。こちらが良く飛ぶと決まって批判してくるからです。そのほとんどは高齢者です。

また、測定では公園でのウォーキングも駄目です。むしろ紙飛行機以上に悪い結果が出ています。形を変えても問題は解決せず、公園は近づいてはならない場所となっています。

そのような危険を冒してまで行く場所ではありません。人生にはもっと大切なことがあります。部屋で勉強や仕事をしていた方がよほど良いでしょう。常識で考えれば、勉強よりも公園に行く方が楽しいはずです。机に向っての勉強にはつらい要素が多くあります。しかし、公園での楽しみの代償は大きいといえます。その点を認識していれば、天気が良いからといって不用意に公園には出かけようとは思いません。こうして一番好きな紙飛行機を完全に抑えているのは、自分でみても飛躍的な進歩であると考えています。

なお、現在の職場は1日勤務すると6日間寿命が縮む計算です。大きな害はありませんが、悪意を受けることは確かです。仮に筆者が組織の長になったとすると、1日400日の短命化が進みます。それでも公園より害はずっと小さいとわかります。

外食、中食はすべてフーチで大きな傾向はわかります。寿命が縮むような外食は避けなければなりません。数日間の短命化であれば気にする必要はありません。それでも外食では良い部類に入ります。ファストフードがすべて悪いわけでもなく、個々の事例で違いが生じます。

2024年1月27日土曜日

焼き芋、干し芋

さつまいもは粗食の実践に大いに役立ちます。準完全食品といわれるほどの栄養をもつ食材です。冬は干し芋もあり、出張に持って行きます。

圧倒的高品質は専門店かいつかの商品です。テレビでもよく取り上げられる最大手です。店舗での人気第一位は「紅天使」「紅小芋」です。ねっとりとした蜜が人気の秘密です。

筆者には紅天使は甘すぎます。たまに食べるには良いのですが、甘くて重たく感じられ、実際にほとんど買いません。そこで注目するのは数量限定の「夢ひらく」です。適度な甘さでさっぱりした焼き芋です。店頭で見かけたら必ず買いたくなる焼き芋で、買った週は食事の中心となり、時間が大いに節約できます。

なお、焼き芋は冷蔵、冷凍の2種類あります。おすすめは断然冷蔵商品です。味のランクが違います。

干し芋は最高品質ですが200gで1080円します。出張専用の食材にしていて、普段は高級なため買いません。

焼き芋で不足する栄養素はたんぱく質です。ごまと卵で補えば問題ありません。 

車で移動販売する石焼き芋は買わない方が良いです。さつまいもの品質が悪いからです。値段も1本500円ほどして割高です。焼き芋はさつまいもの品質で多くが決まります。石焼きは方式としてとても良いのですが、さつまいもが悪ければ意味がありません。

2日以上

今週は火曜日の夜から金曜日午後まで、軽めの断食をしました。完全断食ではなく、朝晩は干し芋とスープ、黒ごま、落花生、カシューナッツ、おせんべいのみで過ごしました。お昼は年間を通じてお茶だけです。

時間が生まれるのは良い点です。筆者の場合、厳格な断食であっても1.5日は空腹感を感じません。今週の緩めの断食ではずっと継続できそうな気分になるものの、3日目に入ると急にお腹が空いたと思うようになります。

金曜日にバス停から歩いていて、力が出ませんでした。ここまで食を減らさなくて良いでしょう。

最近おせんべい以外のお菓子は買いません。お菓子は極力避けた方が良いと思っています。どうしても欲しい場合にはココアを飲むと良いです。あとは虎屋の羊羹です。最高品質で保存食となります。

2024年1月26日金曜日

BEAUTY AND THE BEAST

買ってあったCITIZEN KANE(『市民ケーン』)を観ようとすると、日本語字幕を消せないバージョンでした。そこで方針を転換し、BEAUTY AND THE BEAST(『美女と野獣』)を観ました。

素晴らしいです。ある意味『哀愁』と同じ水準の完成度です。50分間の作品で、観終えるまであっという間でした。言葉は最高に綺麗です。BEAUTY 役の女性が物語を説明しながら進んでいくのですが、その英語は教科書通りでした。少しも形をくずさない、正統派の英語です。

明瞭な発音ではっきりと聴こえます。また、個性的な絵がとても良いです。音楽は控え目で話は簡潔、最後まで飽きさせません。確か書店で500円で買ったと記憶しています。字幕は最初から入っておらず、音声を英語か日本語かで選択できるようになっています。

立派な恋愛作品に仕上げられています。アニメーションは時代を感じさせるものの、それがかえって新鮮で味わいのある作品にしています。

子供向けの作品には純粋さがあります。アニメも積極的に観ていきたいと思います。

健康でなければ

米国人講師と話してみて、健康でなければ意味はないと感じました。先生は日本語もとても流暢に話します。構造の全く異なる2つの言語を自在に活用できるのは素晴らしいです。しかし、60代なのにそばにいて心配になってしまうほど体が弱っています。

そうなると口から出てくる言葉は否定的な話題ばかりです。声が弱くなっているので、英語の美しさはありませんでした。マスクをしているために余計に聞こえません。

筆者が仮に2つの言語を問題なく使えて、しかし体が老化していたらどうでしょうか。そんな健康状態ではいくら言語が出来てもそれが生きてきません。

結論は明らかです。何よりも健康でなければなりません。別に勉強ができなくても、健康であれば何とかなります。そして、健康のためには最低限の要素として『修身録』を実践する必要があります。

現代社会に氾濫する食べ物の多くは健康を害するものです。見極めが必要であり、安いからといって喜んではなりません。安いことには訳があります。常に警戒しながら食べ物に接する慎重さが不可欠です。

以上のように考えると、家庭での手づくりの食事が一番安心できます。外食や中食は週に1度か多くても2度にとどめるべきと考えています。 

2024年1月24日水曜日

実践は難しい

大学は試験期間中です。今日は米国人非常勤講師の英語の試験に補助監督に入りました。数年ぶりに会うとまだ若いのに足が悪くなっていて、手も不自由な様子です。そこで、問題用紙などを配布したり、写真照合をしたりする役割を担当しました。

たまに英語で話してみたのですが、難しい話になると返答に困ります。試験の後に雑談をしてみて、悪化した体の話ばかりでしたので、気分の面でも乗ることはできませんでした。さらに、「日本人の教え方では英語ができるようにはならないし、TOEICの問題は良くない」と日本語で言われました。日本で勉強しても話せるようにはならないとの指摘もありました。ただし、書けるようにはなるそうです。

現実をみて不思議に落ち込みませんでした。定型表現はそれなりに役立つことがわかり、また、文法に忠実な学習を続けるのが良いと改めて考えました。ひとつには能力の問題があります。筆者の能力では、残念ながら大幅な実力向上を望むの厳しいかもしれません。これくらい学習を継続していても、米国人との会話は成立しにくいのが現実です。

楽しい話ならまた違うと自分に言い聞かせています。病気の話、日本の英語教育を批判する話ではなかなか言葉が出てきません。少し建設的な方向で次の課題を探します。いま検討中なのは、卒業生たちとZoomで学習会を開くことです。しかし、希望者がいるかどうかは不明です。

実践の場が必要との思いは強くなりました。明日は経営組織論の試験です。この科目の内容を英語で話せるようになるには、もし可能でも30年はかかるとみています。無理でも努力をやめるつもりはありません。

ふっと経営学者Peter F. Drucker氏の言葉が浮かんできました。確か、三流以下を三流に引き上げるのは、一流を超一流にすることよりもはるかに難しいという意味の言葉がありました。無駄な努力はやめて、強みに集中することが大切であるといいます。

無駄な努力と言い切れるほど英語学習に無駄を感じません。日本語がより正確になるからです。万一、三流だったとしても好きであるからには継続してみます。

2024年1月21日日曜日

Casablanca

 Casablanca(『カサブランカ』)を観ました。1942年の作品です。画面全体に広がる雰囲気がいいです。特に音楽が心地よく、名曲が流れるシーンはとても良かったです。

主演のひとりはIngrid Bergmanさんです。背の高い綺麗な方です。いつも思うのですが、昔の米国恋愛映画は、女性の相手役である男性がかなりの年齢です。あちらでは自然なことなのでしょうか。『ローマの休日』もそうでした。ただし、少し前にみた『哀愁』は違います。まさにぴったりのカップルでした。

さて、今回は会話が難しかったです。わからない箇所が多数ありました。複雑な場面展開はないのに、話の筋を追えません。筆者の実力では仕方ない点です。あまり気にせず視聴を続けてみます。

今週は英語の試験監督の担当で、米国人講師(非常勤)の授業に入ります。無理のない程度に英語で話しかけてみるつもりです。試験終了後に英語学習の助言もいただければと思っています。

2024年1月20日土曜日

Titanic

Titanic(『タイタニックの最後』)のオリジナル版を観ました。1953年の米国作品で、第26回アカデミー賞 脚本賞を受賞しています。


「タイタニック号の悲劇を、事件の調査報告書に基づき忠実に再現したスペクタクル大作。壮絶な愛と別離をテーマにした人間ドラマも描かれている」(水野晴郎氏)との解説があります。前半から中盤にかけての家族内の問題はあまりよくわかりませんでした。

氷山に衝突してから沈没までは最後の30分間で坦々と進みます。余分な演出はありません。豪華客船が沈没に向かっていく絶望の中、人々の混乱と悲しみがしっかりと描かれます。この後半部分の緊迫感はとても良いです。

全体的にあっさりとした演出で好ましさを感じました。船長をはじめとする船員たちのかっこいい姿が印象に残ります。制服がとてもよく似合うのです。オードリー・ヘプバーンさんに雰囲気が似た女優さんも登場します。名作であると思います。