『西野流呼吸法 BIOSPARK』

『西野流呼吸法 BIOSPARK』を読み直しています。強靭でスリムな体を創り、潜在能力を発揮して運命を開花させる呼吸法です。

同書は何といっても美しい日本語に魅力があります。文章が簡潔で論点が明確です。読んでいて尊敬する夏目漱石先生の文章と重なってきます。本当に優れた文章はこのように簡潔です。

大学入試に登場するような何が言いたいのかわからない論説文とはまったく違います。また、英語教育の第一人者とされる人が書いたビジネス英語のテキストでも、表現が複雑すぎて使い物にならないものがあります。これらのさまざまな駄文に接して来ているなか、西野先生の文章は際立って美しく感じます。

一つひとつ根拠を示しながら呼吸法の真理を説きます。以前読んだ時とはまた違った印象を受け、新しい発見があります。ほかにも何冊か読んだのですが、この1冊は特に素晴らしいと思います。

今後は呼吸法の実践を継続することが大切です。確実に朝と晩に1セットずつ実践することを目標にしています。食の制御だけで運命は開花しません。それはやさしすぎて誰でもできるためです。食の制御さえできないのであれば、どうやってもほかの活動は続きません。

粗食、基本食の実践以外に難しい活動は山のようにあります。ごく基本、一番やさしくて入門向けといえるのが食の改善です。