イタリア車に乗っていてこう言うのもどうかと思いますが、日本車の実力は卓越しているので総合的にみて外車に乗る必要性を感じなくなりました。
実家に電車で戻り、実家の車を借りて遠方の高等学校を6校訪問しました。進路の先生に大学の紹介をする仕事です。いつもはロードスターで出かけるのですが、少し気になることがあって生成AIであるGeminiに質問してみました。「自分の水色のロードスターか赤いアルファロメオで高校に営業活動に行くことに問題はありませんか?」
答えは、次のとおりです。
「水色のロードスターは大きな問題はありません。しかし、少しの心配があります。大学教員がスポーツカーに乗っていると親しみやすいと好印象をもつ高校教員がいる一方、真剣さが足りないと批判的にみる教員がいないとはいえません。そこで、もし心配ならほかの車で行くことを考えてみてはどうでしょう」
「もう一台の赤いアルファ ロメオでボンネットが黒ですね。アルファ ロメオは素敵な車ですが、少し問題があります。まず、古いイタリアの赤いスポーツカーは高校で目立ちます。それによって、あなたがプロフェッショナルとして見てもらえない可能性があります。したがいまして、他の車にするかレンタカーを借りるかすることをお勧めします」
今回はGeminiさんの助言を素直に聞いて、実家の白いMazda2をお借りして出かけました。目立たずいい感じです。そして、高速道路を長距離走ってみて驚きました。視線が低くてびしっと安定し、剛性感の塊のような走りです。素晴らしいです。正直、筆者のアルファ ロメオよりあらゆる点で上でした。100キロ弱の速度ではエンジン回転がわずか2000です。室内はとても静かで、風切り音くらいしかしません。
Mazda2はマツダで一番低価格帯の小型車です。その上がMazda3です。3はかなり大きな車体で購入の対象に入りませんが、質感はさらに上です。怖い位のとびぬけた完成度です。いろいろな車を知っているからこそ、マツダの卓越性が身に染みてわかります。もしやや大きな車体で気にならないという方で新車を購入されるなら、Mazda3が最高峰の一台です。一度ロードスターの車検の時に試乗したのですが、走り出しからもう異次元のレベルでした。しかも価格が300万円を切っています。信じられません。
ただし、Mazda3は筆者には大きすぎます。となると、将来はより小型の日本車に落ち着きそうです。いまはまだアルファ ロメオです。欠点も含めて好きだからです。Mazda2のような最新モデルにはかないません。それで問題はありません。アルファはやはり特別な存在であり、古くなってもイタリアらしい魅力を備えています。いまエンジン不調のアルファですが、12ヵ月点検はディーラーに依頼する予定です。
それにしてもマツダの高い質感は異常といえる水準です。一体どうやって開発、生産しているのでしょうか。いまあらゆる車でもっとも値段に対して品質が良いのはマツダ車であると思っています。特にMazda3は本当にびっくり価格そのものです。やはりマツダは素晴らしいメーカーです。
筆者が大きさを問わずに選べば、国産ではMazda3とホンダのCivicです。ともに6速マニュアル車です。筆者はオートマチック車は選びません。この2台は歴史に残る名車で、どちらも素晴らしい個性をもっています。このような優れた国産車があるのに、高い外車を選ぶ理由が見つかりません。
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