2022年5月4日水曜日

能力をつぶす

快楽を求めると脳内に快楽物質が多量に分泌し、それが人の脳を破壊するとの指摘があります。ドーパミンは少量であればよい効果が期待できますが、あまりに刺激が強いと多量に分泌して負の影響が出ます。

才能ある人が急に凡人になってしまうことにも、ある程度説明がつくのではないでしょうか。高校時代の一番優秀で大切な友人は、旧帝国大学のなかでも上位の大学に進学して公認会計士の勉強を続けていました。しかし、どうしても合格できず最終的に諦めてしまいました。昔から話していると品のないビデオのことやパチンコの話題が多く出てきて、大学進学後に一人暮らしを始めて悪い趣味に染まって能力が落ちたものと推察します。

どれくらい優秀かというと、凡人の私が勉強してもとても追いつけない天才肌の友人でした。現に税理士では会計分野の2科目に合格しています。本人は公認会計士しか考えないので、税理士はあくまでも参考程度に受験したといいます。

目の前の快楽を求めて大切な能力をつぶしてしまうのは社会の損失です。性とギャンブル、お酒にたばこなどから能力を守るための教育が必要な時代です。とはいえ、大切な友人なのでいつか一緒に仕事ができないかと考え続けています。

職場外の人間関係

職場の同僚には誰にも心を許していません。表面上は同調していても、基礎となる部分で価値観が違いすぎるため込み入った話はしません。また、学生は同僚に比べるとそこまで勝気ではないため比較的合わせやすい面があります。しかし、どうみても学生は別世界に所属する人たちであって、あくまでも距離を置いた教育上の付き合いしかありません。

そこでやはり、職場を離れたところで人間関係を築くことになります。数は本当に少ないです。それでも高校時代、大学時代、そして会社員時代の仲間が数人いて滅多に会わなくても心強い味方です。また、親や兄弟は信頼できる数少ない仲間です。

さらに、シルバーバーチ霊をはじめとする高級界に所属する方たちです。目に見えなくてもいったんつながりが出来るとそれが断ち切れることはありません。

動物は人間の仲間であり、ともに進化する存在です。かつて猫と過ごしていた時期があり、死に別れましたが最高に魂の水準の高い猫でした。

現実の世界に限定すると孤独な感じがあります。しかし、現実の人間関係にこだわる必要はないと思っています。いずれにしても100%理解し合う人はほぼ存在しませんし、それぞれが異なる進化の段階に所属しており、全員で一致することなどは不可能です。

性別でいうならば最近は男性の方が気が合います。それも10代、20代の世代です。女性は学生を含めて正直なところ難しい人に出会う場面が増えていて、なるべくビジネスライクな対応をとっています。特に馴れ馴れしい態度をとる女性には注意が必要であり、性の禁欲をしていれば外見に騙されることはありません。仮面の下の表情は手に取るようにわかります。

2022年4月30日土曜日

本能の制御

シルバーバーチ霊は、人間にとって動物時代の名残である本能を克服することは人生の大きな目的であるといいます。水野南北先生の指摘に通じる要素があります。しかし、南北先生は『修身録』において小食にすることがもっとも大切であると強調し、文脈によっては男性が女性を求めてある程度楽しむことを認めている記述があります。

この点に関しては、シルバーバーチ霊の認識が正しいと考えています。つまり、食と性ともにできる限り綺麗に生きなければ本来の目標には到達できません。では制御が難しいのはどちらでしょうか。ここからは男性の視点で記します。女性が男性に対してどのような欲求をもつのかはよく知らないからです。

インドの聖人、成功哲学の提唱者ナポレオン・ヒル博士、日本でも数少ない男性禁欲主義者の情報などから総合判断すれば、男性の場合は一般的に食よりも性の制御の方が難しいといえます。

そして実は、優先度としては性の禁欲の方が段違いに上です。10年間限界まで粗食を実践したとしてもあまり能力は開発されません。もっとも南北先生が指摘されるように経済的には豊かになる可能性があります。しかし、能力の大きな開発にまではつながりません。

性エネルギーは生命を生み出す力です。ナポレオン・ヒル博士はこの莫大なエネルギーを無駄にせず、仕事などに転換することによってしか大きな業績は残せないといいます。関心のある方は同博士の『思考は現実化する』をお読みいただければと思います。

画面を通して二次元的な情報として女性に接することも、現実世界の女性と肉体を求めて関わるのと何ら変わらないことで、同じようにエネルギーの浪費につながる行為です。特にアダルトビデオは頭脳を破壊し、天才を凡人へと変えてしまう悪魔の兵器で注意が必要です。

食や性は本来楽しんではなりません。ただし、食事をたまに楽しむのは問題ありません。しかし、性は食とは次元が異なり、楽しむと代償が大きすぎます。「1週間くらいの禁欲がちょうどよい」などと不適切な発言をする専門家が見受けられます。わずか1週間で禁欲しているとはとてもいえず、肉体は大きく損傷します。

さらに、医師たちは何の根拠もなく自慰行為は無害であると主張します。中学生で覚える人は居ないと信じたいのですが、もし男子高校生がそれを覚えたら、将来期待される能力はすべて消し飛んでしまう恐れがあります。それくらい自慰行為には害があり、性エネルギーは大切な存在です。

性エネルギーそれ自体は行動の強力な推進力になる良い存在です。問題となるのは無駄に使ってしまうことであり、わずかな快楽のために失う代償はきわめて大きいと言わざるをえません。受験生には一番伝えたいことです。

ところで、性エネルギーを開放することに伴うもうひとつの害は、肉体の老化につながる点です。性を楽しめば老化が急速に加速し、外見が悪くなります。男性の方が女性より老化の速度が高いと感じており、男性は性エネルギーを保存しないからではないかと考えています。

2022年4月1日金曜日

真理を受け入れる

本ブログを時々でも閲覧されている方は5人以下と思われます。アクセス解析はしていません。内容が特殊でほとんどの人には受け入れられないでしょう。

シルバーバーチ霊の教えは決して宗教ではありません。永遠不変の真理を、難解な用語を使わずに伝えるシルバーバーチ霊は高級界に所属します。人間世界の進歩に貢献しようとわざわざ波長を下げて暗い地上世界に近づき、霊媒であるモーリス・バーバネル氏の口を借りて真理を繰り返し説きました。

真理は自分が得心した部分のみ受け入れれば良いと言います。私たちは操り人形ではないからです。そして、『霊訓』の教えを真実と受け入れるには、それ相応に辛酸をなめ、ある程度成熟した魂でなければなりません。

霊訓を学ぶ組織、サークルは複数あるようです。私はサークルには所属せず、一人で実践しています。人が集まれば時間の無駄が生じやすくなり、意見の違いや対立が少なからず生まれます。特に「自分は霊訓を知っている」と自我が強く出ている人の集まりでは、世の中を下にみて自分たちだけが特権階級であるかのように振る舞う人が必ず出てきます。一枚岩とはいかないのが集団です。

ですから、サークルではなくごく少数の周囲で本当に信頼できる仲間と共有できれば十分です。私は所属する大学の一研究者、科学者、教育者であり、物事を安易に信じるようなことは決してありません。自分の経験と試行錯誤によって、霊訓を真理と信じるに至りました。また、フーチによる波動測定は10年以上の鍛錬で身につけたものであり、まったくの出鱈目ではありません。

ただし、これらの内容は科学で証明するのは困難であり、科学を優先する人には受け入れられないと思います。

それで良いのです。たった一人でも真理に気づく方が出てくれれば意味があるといえます。フーチでの測定では日本人で霊的側面に関心があって生活している人は0.1%です。日本全体では12万人いることになります。

真理というのは突き詰めれば単純な内容に行き着きます。そして、人は皆霊的存在であり、全人類が仲間であるとわかれば決して戦争は起きません。

2022年3月31日木曜日

永遠の実在

『シルバー・バーチの霊訓』からです。この本かモーゼス氏の『霊訓』は、毎日持ち歩いています(クリックで拡大します)。

2022年3月27日日曜日

『ローマの休日』

もっとも好きな映画の一つが『ローマの休日』です。英語の学習を兼ねて、英語字幕で観てみました。素晴らしいです。普段ビジネス英語を中心に勉強しているので、ところどころでよくわからない表現が出てきます。しかし、ストーリーが簡潔で会話が少なく、問題なく理解できました。

この作品には現代の映画作品が失ったすべての大切なものが描かれています。やはりオードリー・ヘプバーンさんの高貴な美しさが最大の魅力です。現代の映画界にこれだけ美しい人は存在しません。

また、作品の背後にある哲学が深く、品位ある作品に仕上げられています。ここまでさわやかで美しい恋愛作品は現代にはありません。いまの時代の作品は、みなドロドロしていて気分が悪くなります。それに対して『ローマの休日』は、さわやかな心地よさと感動とが味わえます。特に終わり方が素敵です。

『ローマの休日』は1953年に公開されました。人間はこのように美しい存在であったのだなと強く思います。脇役のアーヴィングさんが最高に良い人です。この映画で一番好きな人物がアーヴィングさんです。王女とお別れするときに、スクープ写真を渡す行為にアーヴィングさんの霊性の高さを感じました。

50年断食する女性ヨギ

パラマハンサ・ヨガナンダ氏の『あるヨギの自叙伝』にはさまざまな聖人が登場します。そのうちの一人が、断食を50年続ける女性ヨギであるギリバラ氏です。ヨガナンダ氏との間で次のようなやり取りがあります。

「では、あなただけが何も食べずに行きてゆけるよう選ばれたのは、何のためでしょうか?」「人間が霊であることを証明するためでございます。人間は、霊的に向上するにつれて、しだいに、食べ物ではなく”永遠の光”によって生きられるようになるということを証明するためでございます」(pp.485-486)。

この記述からわかるのは、食べ物に執着しているうちは霊性進化は到底望めないということです。

ただし、長い期間断食できるのは特別な訓練を積んだヨギのみであり、一般的には1日1,2食の少ない量の食事は必要と思われます。

2022年3月20日日曜日

人に相談しない

悩みなどがあるときに他人に助言を求めることはありません。

『シルバーバーチの霊訓』や『霊訓』(ウィリアム・ステントン・モーゼス氏)、『南北相法極意 修身録』を読めば、悩みに対する回答は必ず載っています。また、長い時間をかけて習得したフーチによる数値測定があります。これらを適宜組み合わせることで、自分なりに良いと考える方策を見出しています。

モーゼス氏は自動書記で霊からのメッセージを本にまとめました。この霊的手法は私を含めて通常の人ができるものではありません。私も困った時に直接談話の形で助言を求めることがあります。その時に繰り返し出てくる言葉に Why do you worry? があります。自分の意志とは関係なくノートに文字が出るので、おそらく心配は要らない、それが一番大切であるということと理解しています。

どんなに信頼できる人であっても、相談して問題が解決することはないと考えます。多少の気休めになる程度の効果しかなく、結局は自分でどうにかするしかありません。特に相談する相手を間違うと事態が悪化します。

数字でずばりと示してくれるフーチはかなり信頼できる情報が得られます。やや大げさな数字が出て驚くこともありますが、方向性は正しいと思っています。これらの情報がどこから来るのかはいまだにわかりません。


フーチは2つ所有していて、写真右をよく使います。適度な重さがあり、チェーンを長めに改良して波動測定を行いやすくしています。人に相談して心を乱すより、何もいわないフーチに聞いた方が真の叡智に近づける気がしています。

2022年3月18日金曜日

たまに贅沢な食事

普段極力節制した生活を送り、食に関してはたまに贅沢をすることは良いと思います。

先日、職場で昼食が支給されました。といっても、毎月給与から天引きされている会費からの支給です。COVID-19の影響で親睦会が開催されておらず、その会費の一部を各個人に返すのが趣旨です。

いままですべてお断りしてきました。しかし今回は教員の提案で地元のうなぎ専門店からうな重を注文する内容でした。あまり断るのも人間関係上悪いと考え、水野南北先生に一言報告してから注文していただきました。


前回いつ食べたのか思い出せないほど久しぶりのうな重が、入学試験実施の日に届けられました。試験が終わって自室(研究室)で開けると、よい香りが部屋中に広がって厚みのあるうなぎが3切れも入っています。仕事中に食べ物を口にするのが何年かぶりなので、ありがたく、美味しくいただきました。

さすがにうなぎはご馳走の代表格です。多くの人が魅了されるのもわかります。粗食を実践していても、うなぎは魅力があると感じました。ただし、3切れは多すぎました。1切れを3回に分けていただくのに十分な量でした。持ち帰ることができなかったため、すべていただきました。

おかげさまで貴重な経験となりました。フーチで測定すると寿命は0.0000002日しか縮みません。つまり体に負担がまったくない外食です。理由として、蒸して焼く工程で悪い成分が排出されるためと考えます。

同僚たちはみな喜んでいました。なかでも一番喜んでいたのが私だったようです。

2022年3月11日金曜日

3回目ワクチン希望調査

職場のメールで3回目コロナワクチン接種希望調査シートが送られてきました。「希望せず」ですぐに返信しました。

日本では3回目ワクチン接種の比率が上昇してきました。 この調子でいくと多くの人が3回目を受けるようです。中には仕事がらどうしても断れない方もいるでしょう。私も教育・研究職であるため風当たりは強くなります。

しかし、誰とも会食せず旅行は10年以上しておらず、小食、冷えとり、西野流呼吸法を実践して『シルバーバーチの霊訓』を読み込んでいるため、不安がありません。これで感染したとしたら間違いだったとなるのでしょうが、感染確率は低いと感じます。

ワクチンに頼らず生活のすべてを見直すことが大切です。