2023年9月10日日曜日

人は努力で伸びるかどうか

最近5年間は出来る範囲で英語や経営学の勉強に力を入れてきました。そこで問題は、人は努力さえすればどこまでも力が伸びるのかどうかです。 結論からいえば、経験からさまざまな事柄への理解が進んでいても、二十歳を過ぎてからの勉強によって飛躍的に伸びることはないと判断しています。

人の能力は無限といわれますが、ほとんどの人にとって10代を終えてからの勉強では夢のように伸びることはありません。やはり二十歳までの勉強がその後に大きな決定力を与えます。大学教員をしているからこそ、この事実は不動のものとして受け入れています。

そううまい話はありません。いかに禁欲的に努力しようが事実を変えるだけの力は生じません。しかし、平凡な能力の人が努力をやめてしまっては力を失います。多少でも前進すれば良いと考え、気長に楽しく勉強していく姿勢が大切ではないでしょうか。

これは勉強に限らないことです。すべては思いどおりにいくわけではないため、あとは自然体で努力する姿勢が大切です。

そんななか西野流呼吸法には確実に効果を感じています。その人なりの能力が開花するという意味であり、継続していると何か不思議な力が得られるような場面が増えてきます。心配していたことが自然と解決してしまうのです。

波動測定でシルバーバーチ霊の霊訓の存在価値を100と設定すると、西野流呼吸法のそれは80と出ます。驚くべき高い数字です。食や性の禁欲はフーチの測定ではそれぞれ1~2程度の力しかありません。

西野流呼吸法の力が果たしてどこまであるのか、現時点で言えることは限られます。今後5年間以上の時間軸に沿って観察していくつもりです。この呼吸法への信頼は実に大きく、楽しみになってきました。

なお、呼吸法の実践はひとりで十分可能です。道場に通わなくても自分のペースで継続すれば問題ありません。

2023年9月3日日曜日

トレーニング

筋力トレーニングの再開から約1年半が経過しました。体重の変化はほとんどありません。自宅で普通にトレーニングする負荷では、目に見えて筋肉が増えることはないとわかりました。ぜい肉はまったくありません。

決して痩せているわけではないのですが、他人の目からは定期的にトレーニングをしているようにはみえないと思われます。服を脱げば軽量級ボクサーに似た体型です。

いまのトレーニング量は1回が30分から40分で、週に4回から7回です。多忙な時期には20分しか確保できないこともあります。そのときには毎日欠かさず取り組むようにしています。

機材を使わない腕立て伏せ、腹筋、スクワットで100回以上は問題なくできます。深い腕立て伏せで100回は少しきつく感じます。腹筋は100回程度であれば楽です。上半身の鍛錬には道具を使っています。

洋服は海外製品であればXSからSが適切です。国内製品ではSからⅯです。28インチのジーンズは冷えとりのタイツ、レッグウォーマー(2~3枚)、長めの靴下2枚着用でまだゆとりがあります。

20kgの鉄のダンベルが2つあります。40kgの負荷をかけるとちょうど良いのですが、間違って落とすと怖いので最近はあまり使っていません。自宅トレーニングにはなるべく道具を使わない形で実践できればと考えています。学生時代に買った油圧シリンダー付きのトレーニングマシンは眠ったままです。

2023年9月1日金曜日

善と悪

シルバーバーチ霊が指摘するように、この世の中には善と悪の両方が存在します。善だけの世界があれば理想ですが、そう都合のよいことばかりを求める姿勢が正しいとは言えません。そして、悪は善が誤った形で表出したものであり、そこにも神(シルバーバーチ霊がいう大霊)は必ず存在します。悪にも神が存在する事実を忘れてはなりません。

「鬼滅の刃」に登場する鬼は悪の象徴でありながら、内部には神が宿っています。内部の神性の火花を大きく育てれば時透無一郎さんを含めた「鬼殺隊」のような善としての人間が完成し、その火花が消えて魂の奥に埋もれていると鬼となるだけです。

鬼には鬼の哲学があります。このアニメは鬼が存在することで善の強さ、魅力が大きく引き出されています。本当は目にを目を、という立場では問題の解決にはつながらないものの、理屈が通じない鬼には戦いを挑むしか選択肢はありません。

鬼のなかでもっとも強いのは「上弦の鬼」です。上弦の肆(し)は4番目に強い鬼で、敵ながら見事な強さを示します。

(出典:ufotableのウェブサイト)

ほとんど不死身に近く、その本体がどこにあるか見極めないと仕留められません。実によく考えられた設定です。そして、上弦の肆である憎珀天はある意味究極の美しさを備えています。

作品が伝えたいことの意味を知るには、表面だけを観ていてはわかりません。奥に隠された意図はさまざまなことを勉強しはじめてわかるのかもしれません。特に『シルバーバーチの霊訓』を読んでいると、鬼の存在理由がみえてきます。

筆者は鬼が憎い存在とまでは思えません。鬼は見方を変えれば被害者なのであって、本来は人間らしい心を持っていたはずだからです。道を誤って転落してしまったにすぎないのであり、長い年月をかければまた人間に上昇できる可能性があります。

鬼が死ぬ瞬間に、そのような鬼になる前の人間の心がわずかに表現されます。素晴らしく奥深い作品です。

2023年8月26日土曜日

静かな実力者

今週はたまたま「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」を途中まで観る機会がありました。今回登場するのは霞柱の時透無一郎さんです。小柄で長髪、美しい顔立ちで少し女性的です。しかし、安定した心と実力は想像をはるかに超えています。

(出典:ufotableのウェブサイト)

無駄な口は一切ききません。ひとたび鬼と闘い始めると、冷静に相手の動きを分析して本質をつかもうとします。窮地に陥っても落ち着いたままで、圧倒的な強さをみせます。

「鬼滅の刃」のなかで、もっとも好きなキャラクターが時透さんです。静かで強くて美しい姿はさわやかです。原作もいつか読んでみようと思います。 

2023年8月19日土曜日

最近流行の洋服

最近の洋服はすべて大きめに着るのが主流です。体が小さい人にとっては買う洋服が見当たりません。SやMサイズでも製品によっては巨大といえる作りです。

電車のなかで見かける洋服はほとんどが体より一回り、二回り大きい服です。気を付けないとだらしなくなり、生地が薄ければ安っぽくみえる場合があります。

少し前に流行った洋服は、お尻が隠れるくらい上を大きく着て、下を細身にするものでした。この着方は野暮ったく見えます。本来調和がとれるのは、上を小さめに着て下を大きめにする方向です。

ファッションは時間が経てば正常な型へと戻っていきます。ゆったりした洋服は背が高い人でないと着こなせません。筆者のように小柄でやせ型の体型ではぴったりの大きさで着るのが基本です。

細すぎる洋服も困りますが、大きすぎるよりはよほど良いと思います。

2023年8月18日金曜日

空腹感が強い時

水野南北先生が推奨される食生活を実践し、空腹感が強く出る場合には、これまでの食べ過ぎが影響していると考えられます。

本来人間の体は、必要以上に食べないように出来ています。それを「たくさん、残さず食べるのが美徳」という間違った固定観念があり、国民全員が食べ過ぎているから問題が生じます。そこで急に食事の量を減らしてもうまくいきません。

何事も時間が必要です。南北先生の食事が実践できている人は、食欲と闘って勝利を収めているのであり、何の苦労もなく少量の食事で済むようになったわけではありません。動物的本能である食欲を完全に支配できるようでなければ、仕事でも勉強でも発展する可能性はありません。

いつも心の中で少なく食べるのが美徳である、と繰り返して10年は修練しなければなりません。そして、他人にはそのような姿を見せないことも大切です。

とにかく1日でも例外を作ってはなりません。そして、人との会合をできるだけ少なくします。また、一人きりの時間に食べ物を近くに置かない工夫が必要です。お酒は必要のないものであり、それに溺れている生活など論外です。

また、お腹が出てしまった中年男性は仕事で評価されません。食欲に支配される人に大切な仕事は任せられないでしょう。厳しいかもしれませんが、それが現実です。

今週は1日半軽めの断食をしました。空腹感は少しもなく、体重は49kgの理想値を守っています。ただし、筋力トレーニングの回数が減っていて、その点は課題です。

食生活の制御については絶対的な自信をもっています。ほかのことはまだ未熟ですが、南北先生の教えだけは偽りなく実践しています。誇張した内容は一切書いていません。人に強要するつもりもありません。

2023年8月13日日曜日

呼吸法3セット連続

多少時間があり、就寝前の11時から12時頃に西野流呼吸法を3セット連続で実施しました。

やってみて体が休まる実感があります。珍しく夜に何度か目が覚めました。平日では3分以内に寝付いて決して途中で起きないのですが、今回は寝入るのに一定の時間を要しました。

呼吸法は体力の回復に役立つと断定して良さそうです。

西野流呼吸法をひとりで継続するには強い意志が必要です。筆者の生活様式を考えると、今後もひとりで実践する形式が合っています。人間関係に良好な影響を与える場面が増えますので、継続する意欲が高まります。

日中が暑いので筋力トレーニングは進んでいません。職場の同僚に筋力トレーニングの愛好家がおり、聞いてみると「スクワットが非常に大切」だそうです。その同僚は筆者のとなりの研究室で、部屋に40kgのおもりを持ち込んでスクワットしています。私は腰を傷めると怖いのでスクワットは負荷をかけない方式でやっています。

優先度は西野流呼吸法が上です。筋肉量をそれほど増やしたいとは考えていません。

2023年8月11日金曜日

お盆休み

昨日、定期試験の採点を終えて結果を提出しました。そのうち1科目は「優」(80点以上)が1名しか居ませんでした。

お盆期間は実家で静かに勉強に励みます。ちょうど台風の影響で外出できないのは幸運です。眠くなったら西野流呼吸法と筋力トレーニングで気分転換をはかり、できるだけ勉強を進めてみます。

また、次の週末に全日本紙飛行機選手権大会の予選があり、大会運営者である知人に声をかけられています。競技に参加はしませんが、見学に行ってみるのも良さそうです。

ほかには、店舗でポロシャツを購入するのも良いと考えています。いつもはトミー・ヒルフィガーやティンバーランドが中心で、特に前者は体にちょうど良い大きさで色も好きです。ポロ・ラフルローレンは憧れのブランドなのですが、いま価格が高くなりすぎていて手が届きません。

他の製品は最近作りがゆったりしているので、あまり好みではありません。ポロシャツは体にぴったり合わせて着用するのが正統派です。シャツが大きめだと体が貧弱に見えてしまいますし、公的な場面ではふさわしくありません。アヴィレックスはMからの展開しかないので買いにくいです。米国人のMは日本人のLより大きく感じます。あとはサーファー系の小さい作りの製品でしょうか。

ところで、春に買ったペリカンの万年筆が調子悪いです。新品では駄目で調整が必要です。銀座の伊東屋まで出かけるのは大変ですので、郵送で著名なペンドクターにお願いできればと思います。

2023年8月6日日曜日

学力の低下

定期試験中で一部採点しています。学生の学力低下の傾向が顕著です。最近数年間で悪化の一途をたどっています。

原因は複合的な要素が絡み合っています。なかでもスマートフォンの悪影響は少なからずあると思われます。何でもすぐにスマートフォンで検索してしまって、自分で考えようとしません。今後生成AIを使うことで、学生の学力はますます低下する懸念があります。

口は達者なのですが、文章を書かせるとまるで出来ません。文章を書けないのでは教育を受けたといえないと考えています。これは小学生の頃からの習慣でそうなってしまうのであって、大学から矯正しようとしても簡単にできるわけはありません。

厳密に採点して、まったく書けていない学生は落とすしかありません。これだけ内容の無い答案用紙が山のように出てくると、打つ手がない印象を受けます。稀に出来る学生がいますが100人に一人くらいでしょうか。

多くの授業がパワーポイントだけになっていることにも問題があります。次々と画面が流れていくだけで、何も頭に残りません。教育現場の情報化で失ったものは多くあります。

2023年8月5日土曜日

乗り切る

今週は大学の定期試験、その他の仕事で普段以上に細やかな配慮が必要でした。結果としては、すべて順調に終えられました。大きな緊張もなく、坦々と進めることができたのは収穫でした。

仕事の合間にひとりになれる空間があるのは恵まれています。自宅では十分に時間が取れないこともあり、休み時間を使って西野流呼吸法を繰り返しました。とても安定します。さすがに西野先生の秘術です。まだ試験と採点は続くものの、来週の試験や会議も心配なさそうです。

今年度は平日の夜間に市役所の委員会に参加しているのですが、まったくの専門外です。それでも参加委員から大きく嫌われることはなく、できる範囲でやっています。結構勉強になります。

また、学内のキャンパス・ハラスメント委員の仕事が続いていて、該当者の処分案を固めてから弁護士に相談してきました。今回は厳しめの処分で対応して問題なさそうです。ただし、厳しく懲罰しても問題は解決しません。シルバー・バーチ霊がいうように、その人に改心させるような機会を設定しなければなりません。懲罰は人間ではなく、神(大霊)がなされるので人間の浅知恵で人を追い込んでも大きな意味はありません。

とはいっても、人の間違いには皆が厳しくいうので、重い処分をしないと誰も納得しません。難しい世界です。教員はみな自分が一番正しいと思っていて、いつも我慢を強いられます。私がここまで我慢していることに気づく繊細な同僚は皆無です。

では該当者を懲戒免職するのか、といえば大学の執行部がそこまでの度胸がありません。弁護士の先生には「肝をすえて解雇することも有効」といわれていますが、逆に訴えられるのを恐れて急におとなしくなってしまいます。

『南北相法極意修身録』を実践している筆者は、常に厳しい意思決定ができます。つまり、自分が組織の上の立場にいればそれほどためらわずに解雇できます。しかし、問題の解決につながらないのでそれが最善かはわかりません。

結局、本人が反省しなければどんな懲罰にも意味はありません。そして、本人の意思が変わるのは次に生まれ変わってからの人生です。最後には帳尻が合うようになっています。悪いことをした人間はそれ相当の罰を受けます。

それは数学的な正確さをもって運用されており、誰一人例外は存在しません。仮に現世で罰せられなくても、次の人生で償う機会が与えられます。