2023年9月23日土曜日

食べ物に執着しない

今週は1日半の軽めの断食をしました。なぜかいつもより空腹を感じると思っていたら、考えると1日半食べていないことに気づきました。そのくらい平日は食べ物のことを考えません。

体重は最近まったく減少しないので安心しています。以前よりも下半身がしっかりしてきており、適正体重を守っていると感じます。腰が心配であることから、スクワットの負荷は小さめにしています。また、西野流呼吸法は腰にも良いそうです。

食べ物から離れると自由な時間が増えます。派生的な効果としては、貯蓄が自然と増えていきます。食欲がなくなるまでには厳しい鍛錬が必要ですが、継続すれば誰でもそのような境地に到達できるはずです。しかし、1年、2年の努力では当然無理です。

簡単に手に入るものに価値はありません。努力の末に手に入れるからこそ価値があります。水野南北先生の修身録は、1年程度の努力で獲得できるものではないと認識しておく必要があります。

女性は美しさを保とうとする努力が大きいので修身録を実践しやすい資質があります。一方、外見を気にしなくなった男性は、もう食べることに突き進むよりほかなくなってしまいます。外見を気にしなくなるのは、老化現象の顕著な症状です。

気の強さ

『あるヨギの自叙伝』に、議論で相手を打ち負かして得意になっている弟子を強くたしなめる師匠の話が出てきます。同書を通じていえるのは、霊性が進化すればするほど内面が穏やかに無口になっていくことです。口で相手に勝って得意気に自慢するようでは、何もわかっていません。

食べ物との関係でいえば、強気になるのはお肉ばかり食べていることもその一因です。男性で筋力トレーニングを最優先し、お肉や不自然なプロテインを摂取していると気持ちが強くなり、その結果としてどんな場面でも相手に譲ろうとしません。組織の中で生じる人間関係の衝突には、このようなことも影響します。

トレーニングそのものは良いことです。しかし、偏った肉食と過剰なプロテイン摂取をやめる必要があります。プロテインはフーチの測定でも内臓に負担をかけます。内臓が悪くなれば、必ず心に影響が出て強気になったり感情的になったりします。

気の強い人は仮に仕事ができても皆から警戒されます。本当に心を許せる相手にはなりません。「油断できない人」と認識されているうちは全然修行が足りません。本当はできるのに能力を開示せず、静かにしている姿が霊性進化の道に沿った生き方です。

2023年9月16日土曜日

理想的な死に方

『霊訓』を読んでいてどこに書いてあったか忘れましたが、霊的にみて間違った考え方をするとその人の外見に負の影響が出るとありました。美しさを失うという意味です。それは即座に出るのが怖いところです。

言葉に出さなくても心に間違った思いを描いただけで駄目です。間違った考えの主流となるのは、世間や他人の批判や嫉妬の感情です。そして、男性よりも女性の方が感情の制御が難しいとされているので、特に女性は気をつけたい点です。

批判や嫉妬など負の感情を持てば美しさがあっという間に失われます。たった一度でも、短い時間でもそうです。ですから、心に隙を作ってはなりません。

たまに男性で攻撃的な姿勢をもつのが美徳であると勘違いしている人がいます。完全な間違いです。いつも平らで穏やかな心を保つ姿勢がもっとも大切です。「あの人は自己主張がなくて全く物足りない」「上に立つ人としては全然頼れない」と周囲からは馬鹿のように思われている位がちょうど良いです。

批判的な心は外見を悪くすると思えば、自分の心と言葉にブレーキがかかります。私が毎日のように注意していることです。どんな駄目な人と関わってもあからさまに他人を批判してはなりません。ここで我慢すると心の水準が少しずつ上がります。

負の感情は自らに返ってきます。そこで、自然に流す努力が大切です。批判しても解決しません。美しさから遠ざけてしまうので、細心の注意を要します。

さて、ここからは人の理想的な死に方について考えます。ぜひ中島敦氏の名作『名人伝』を読んでみてください。著作権が切れて無料で公開されています。数分で読めます。


弓の名人が最後には弓の存在さえ忘れて世間から木偶のように見られています。ここに至って真の名人が完成します。中島敦氏は若くしてこの名作を執筆しました。現代の芥川賞作家など足元にも及ばない大天才です。この短編はいつも心にとどめて、生きる上での指針としています。

「名人」は私の目指す究極の姿です。ただし、筆者は能力が足りないのでこの領域に到達するのは不可能です。

しかし、世間との接点がなくなって、なお一芸に秀でている存在が本当に価値のある名人です。自分の仕事道具さえ忘れてしまう欲の無さです。いつかそのようなお年寄りになり、誰からも忘れられて皆が気づかないうちに死んでいきたい、と最近は強く思っています。それはまだ数十年先の話です。そして、その死に方をするためには、『霊訓』の実践が絶対に必要です。一生をかけた大きな目標です。

周囲から馬鹿にされても決して人を攻撃しない穏やかな心を持つ存在、何があってもそれが運命であると受け入れることができる存在、そのような人が理想です。

2023年9月10日日曜日

顔の表情

これまで遠隔授業、会議でも顔を大きく映し出すことに抵抗がありました。遠隔システムでは常に自分の顔を画面上で見ながら話を進めていくため、よほど自信がある方は別として筆者の感覚ではあまり自分の顔を視界に入れたくない、と思ってしまいます。そもそもカメラのレンズを見るのであって、画面は見てはいけないと専門家には繰り返し言われます。それでもつい自分の顔を画面で確認してしまう傾向にありました。

このままではいけないと考え、オープンキャンパス対応を機に顔面体操を始めました。それより先に西野流呼吸法を毎日絶対欠かさず実践し、様子をみることにしました。会議や授業が無い日であってもひとりでオンラインのテストミーティングを開催し、定期的にその変化を追ってみました。

すると、単に見慣れたからではなく、確実にウェブカメラ上の画像がそこそこの水準に到達してきました。筆者のラップトップ(PC)は遠隔授業開始直前に買ったものでカメラの性能が悪く、この粗い画像ではいっそう悪い表情に映ります。しかし、徐々に改善してきました。また、大学で借りているPCはそれより2年以上新しいモデルで、カメラの解像度が高いです。ですから、さらにまっとうな顔で映ります。なお、ソフトウェアによる「補正」はしていません(ウェブ上にあふれるさまざまな素人動画は補正によって本人とは別人になっている場合があります。いわば作り物の顔です。それほど強力な補正ソフトが出回っていて、その事実は最近知りました)。

そこで、波動測定してみました。効果は呼吸法によるものが100%近いと出ています。本当でしょうか。それでも以前自分でも嫌だった画像が別に気にならなくなったのは間違いありません。これによって、今後はさほど抵抗感なくウェブ会議や遠隔授業その他で顔を出せそうです。必要であれば、もう少し性能のよい外付けカメラを買ってもよいかもしれません。

しかし、最近はほとんど対面形式の仕事が中心ですので、あまりウェブカメラの出番はなさそうです。それでも気分としてはずいぶん楽になりました。これも西野流呼吸法の効果といえるのか、詳しいことはまだわかりません。

人は努力で伸びるかどうか

最近5年間は出来る範囲で英語や経営学の勉強に力を入れてきました。そこで問題は、人は努力さえすればどこまでも力が伸びるのかどうかです。 結論からいえば、経験からさまざまな事柄への理解が進んでいても、二十歳を過ぎてからの勉強によって飛躍的に伸びることはないと判断しています。

人の能力は無限といわれますが、ほとんどの人にとって10代を終えてからの勉強では夢のように伸びることはありません。やはり二十歳までの勉強がその後に大きな決定力を与えます。大学教員をしているからこそ、この事実は不動のものとして受け入れています。

そううまい話はありません。いかに禁欲的に努力しようが事実を変えるだけの力は生じません。しかし、平凡な能力の人が努力をやめてしまっては力を失います。多少でも前進すれば良いと考え、気長に楽しく勉強していく姿勢が大切ではないでしょうか。

これは勉強に限らないことです。すべては思いどおりにいくわけではないため、あとは自然体で努力する姿勢が大切です。

そんななか西野流呼吸法には確実に効果を感じています。その人なりの能力が開花するという意味であり、継続していると何か不思議な力が得られるような場面が増えてきます。心配していたことが自然と解決してしまうのです。

波動測定でシルバーバーチ霊の霊訓の存在価値を100と設定すると、西野流呼吸法のそれは80と出ます。驚くべき高い数字です。食や性の禁欲はフーチの測定ではそれぞれ1~2程度の力しかありません。

西野流呼吸法の力が果たしてどこまであるのか、現時点で言えることは限られます。今後5年間以上の時間軸に沿って観察していくつもりです。この呼吸法への信頼は実に大きく、楽しみになってきました。

なお、呼吸法の実践はひとりで十分可能です。道場に通わなくても自分のペースで継続すれば問題ありません。

2023年9月3日日曜日

トレーニング

筋力トレーニングの再開から約1年半が経過しました。体重の変化はほとんどありません。自宅で普通にトレーニングする負荷では、目に見えて筋肉が増えることはないとわかりました。ぜい肉はまったくありません。

決して痩せているわけではないのですが、他人の目からは定期的にトレーニングをしているようにはみえないと思われます。服を脱げば軽量級ボクサーに似た体型です。

いまのトレーニング量は1回が30分から40分で、週に4回から7回です。多忙な時期には20分しか確保できないこともあります。そのときには毎日欠かさず取り組むようにしています。

機材を使わない腕立て伏せ、腹筋、スクワットで100回以上は問題なくできます。深い腕立て伏せで100回は少しきつく感じます。腹筋は100回程度であれば楽です。上半身の鍛錬には道具を使っています。

洋服は海外製品であればXSからSが適切です。国内製品ではSからⅯです。28インチのジーンズは冷えとりのタイツ、レッグウォーマー(2~3枚)、長めの靴下2枚着用でまだゆとりがあります。

20kgの鉄のダンベルが2つあります。40kgの負荷をかけるとちょうど良いのですが、間違って落とすと怖いので最近はあまり使っていません。自宅トレーニングにはなるべく道具を使わない形で実践できればと考えています。学生時代に買った油圧シリンダー付きのトレーニングマシンは眠ったままです。

2023年9月1日金曜日

善と悪

シルバーバーチ霊が指摘するように、この世の中には善と悪の両方が存在します。善だけの世界があれば理想ですが、そう都合のよいことばかりを求める姿勢が正しいとは言えません。そして、悪は善が誤った形で表出したものであり、そこにも神(シルバーバーチ霊がいう大霊)は必ず存在します。悪にも神が存在する事実を忘れてはなりません。

「鬼滅の刃」に登場する鬼は悪の象徴でありながら、内部には神が宿っています。内部の神性の火花を大きく育てれば時透無一郎さんを含めた「鬼殺隊」のような善としての人間が完成し、その火花が消えて魂の奥に埋もれていると鬼となるだけです。

鬼には鬼の哲学があります。このアニメは鬼が存在することで善の強さ、魅力が大きく引き出されています。本当は目にを目を、という立場では問題の解決にはつながらないものの、理屈が通じない鬼には戦いを挑むしか選択肢はありません。

鬼のなかでもっとも強いのは「上弦の鬼」です。上弦の肆(し)は4番目に強い鬼で、敵ながら見事な強さを示します。

(出典:ufotableのウェブサイト)

ほとんど不死身に近く、その本体がどこにあるか見極めないと仕留められません。実によく考えられた設定です。そして、上弦の肆である憎珀天はある意味究極の美しさを備えています。

作品が伝えたいことの意味を知るには、表面だけを観ていてはわかりません。奥に隠された意図はさまざまなことを勉強しはじめてわかるのかもしれません。特に『シルバーバーチの霊訓』を読んでいると、鬼の存在理由がみえてきます。

筆者は鬼が憎い存在とまでは思えません。鬼は見方を変えれば被害者なのであって、本来は人間らしい心を持っていたはずだからです。道を誤って転落してしまったにすぎないのであり、長い年月をかければまた人間に上昇できる可能性があります。

鬼が死ぬ瞬間に、そのような鬼になる前の人間の心がわずかに表現されます。素晴らしく奥深い作品です。

2023年8月26日土曜日

静かな実力者

今週はたまたま「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」を途中まで観る機会がありました。今回登場するのは霞柱の時透無一郎さんです。小柄で長髪、美しい顔立ちで少し女性的です。しかし、安定した心と実力は想像をはるかに超えています。

(出典:ufotableのウェブサイト)

無駄な口は一切ききません。ひとたび鬼と闘い始めると、冷静に相手の動きを分析して本質をつかもうとします。窮地に陥っても落ち着いたままで、圧倒的な強さをみせます。

「鬼滅の刃」のなかで、もっとも好きなキャラクターが時透さんです。静かで強くて美しい姿はさわやかです。原作もいつか読んでみようと思います。 

2023年8月19日土曜日

最近流行の洋服

最近の洋服はすべて大きめに着るのが主流です。体が小さい人にとっては買う洋服が見当たりません。SやMサイズでも製品によっては巨大といえる作りです。

電車のなかで見かける洋服はほとんどが体より一回り、二回り大きい服です。気を付けないとだらしなくなり、生地が薄ければ安っぽくみえる場合があります。

少し前に流行った洋服は、お尻が隠れるくらい上を大きく着て、下を細身にするものでした。この着方は野暮ったく見えます。本来調和がとれるのは、上を小さめに着て下を大きめにする方向です。

ファッションは時間が経てば正常な型へと戻っていきます。ゆったりした洋服は背が高い人でないと着こなせません。筆者のように小柄でやせ型の体型ではぴったりの大きさで着るのが基本です。

細すぎる洋服も困りますが、大きすぎるよりはよほど良いと思います。

2023年8月18日金曜日

空腹感が強い時

水野南北先生が推奨される食生活を実践し、空腹感が強く出る場合には、これまでの食べ過ぎが影響していると考えられます。

本来人間の体は、必要以上に食べないように出来ています。それを「たくさん、残さず食べるのが美徳」という間違った固定観念があり、国民全員が食べ過ぎているから問題が生じます。そこで急に食事の量を減らしてもうまくいきません。

何事も時間が必要です。南北先生の食事が実践できている人は、食欲と闘って勝利を収めているのであり、何の苦労もなく少量の食事で済むようになったわけではありません。動物的本能である食欲を完全に支配できるようでなければ、仕事でも勉強でも発展する可能性はありません。

いつも心の中で少なく食べるのが美徳である、と繰り返して10年は修練しなければなりません。そして、他人にはそのような姿を見せないことも大切です。

とにかく1日でも例外を作ってはなりません。そして、人との会合をできるだけ少なくします。また、一人きりの時間に食べ物を近くに置かない工夫が必要です。お酒は必要のないものであり、それに溺れている生活など論外です。

また、お腹が出てしまった中年男性は仕事で評価されません。食欲に支配される人に大切な仕事は任せられないでしょう。厳しいかもしれませんが、それが現実です。

今週は1日半軽めの断食をしました。空腹感は少しもなく、体重は49kgの理想値を守っています。ただし、筋力トレーニングの回数が減っていて、その点は課題です。

食生活の制御については絶対的な自信をもっています。ほかのことはまだ未熟ですが、南北先生の教えだけは偽りなく実践しています。誇張した内容は一切書いていません。人に強要するつもりもありません。