2024年6月12日水曜日

珈琲の力

人生ではじめて珈琲が健康に役立つことに気づきました。冷えとりをしながら、珈琲は飲まない方が良いと決めつけていました。しかし、適量を摂れば健康に大きく貢献します。実際に知人である健康関連企業の社長さんは、昔から珈琲の販売にも力を入れています。

日常でどうしても粗食が出来ないという方は、ぜひ適量の珈琲をお試しください。それだけでかなり健康体に近づけます。適量は1日1杯から3杯と考えられます。ただし、夜に飲むと睡眠の質が低下します。午後早い時間までに飲むのが最適です。筆者は先日夜に飲んで眠れなくなりました。

フーチで波動測定しました。素晴らしいです。黒ゴマの7倍健康になれる食品です。レギュラーとインスタントではどちらが良いでしょうか。お好きな方を選べばよいです。味はレギュラーが上でしょうが、インスタントの手軽さはとても貴重です。もちろん砂糖は入れません。

たまに珈琲で体調が悪くなったとの情報を発信している方がいます。それは違う要因です。その点は改めて考察しますが、適量の珈琲は未知の力を秘めた食品です。

筆者は平日、朝に1回しか飲めないため濃く作っています。休日は2回から3回飲んでいます。珈琲との生活は、まだ始まったばかりです。

2024年6月9日日曜日

音読を増やす

英語ニュースの音読は 1週間分の5つの記事で音読100回まで到達していません。70回から80回までです。平日は大学出勤時の授業開始前とお昼休みの時間を使っています。手順として、オーバーラッピング(音声に重ねて読む)をしてから音読(素読)をし、そのあとシャドーイング(音声からわずかに遅れて後を追う)をします。最後に時々書き写し(只管筆写)をします。

この回数では暗記は不可能です。暗記、暗唱は易しい英文で回数を増やさないと無理で、暗唱を目標にはしていません。幸いなことに飽きませんのでしばらく継続します。

キャスターがニュースを読み上げる速度でのシャドーイングは100%までは完成しません。記事により難易度が異なります。易しいものは100%できます。平均すると95%完成のシャドーイングで、特に難しくはありません。しかしこれがCNNになると格段に難しくなってきます。CNNの壁はまだとても高いです。6年前はZ会の参考書『速読速聴』シリーズでさえ速く感じたので、少し進歩しています。

ただし、NHKの女性アンカーKanako Sachno氏がイギリス英語を使い、抑揚が独特であいまい母音が多く、聴き取りが難しいです。一番聴きやすいのはKawasaki Rika氏とCatherine Kobayashi氏、Yamamoto Miki氏の3人ですが、Kawasaki氏はめったに登場されません。英語の音は女性の方が声との相性がよく、綺麗に聴こえます。いまは声を聴けばどなたが読み上げているのかすぐにわかります。

現在の力では、誰が話すかによって聴き取りの正確さに影響が出ています。また、英語は意識して腹式呼吸で音読しているのですが、体力を使います。もう少し肺活量がないと楽には読めません。息継ぎをしっかしりして、1文を一息で読み切るよう心がけています。

ドラマの視聴は一時的に休んでいます。授業の準備が慌ただしくなってきていて、英語にはそれほど時間を取れません。本当に趣味の紙飛行機を休んで良かったです。これで紙飛行機に出かけていたら、仕事が成り立たなくなってしまいます。

筋力トレーニングは負荷を増やしています。回数を重ねても疲労感がありません。割と強靭な体を保っています。糖質制限で痩せてきたので、EVISUジーンズのスリムもちょうど良いです。外出しなくて良い筋力トレーニングは最高の趣味です。

2024年6月7日金曜日

強い

性の禁欲と筋力トレーニングで心が相当強くなります。筆者は体が小さく意見を言わず、年齢より若く見られるので、他人からなめられることが多いです。表面上はやわらかく接しているため、すぐには強さがわからないようです。

しかし、職場で理屈ばかりを重ねる中年男性や、かわい子ぶっている女性(教員など)には手厳しいです。前者にはふざけるなといわんばかりの接し方をして牽制する場合があり、後者には「あなたには何の関心もないし、率直にいって少しもかわいくない」と毅然とした態度をとる時があります。

禁欲を実践していると他人、特に女性に好かれようなどと思わなくなるので、常に自分の本心を大切にします。顔色をうかがってへりくだった態度などは取りません。「慇懃無礼」が一番嫌いな言葉です。また、巧言令色少なし仁で、流暢にしゃべる軽薄な男性は軽蔑しています。

性の禁欲をする男性の間で、女性に好かれたいから始めたとの声をよく聞きます。そのような低次元の欲望で実践していても、きちんとした女性から好かれるのは永遠に無理です。そして、きちんとした女性はかわい子ぶったりはしません。

このような強い考え方をする人は和を大事にする日本社会では少数派です。大学は仲良しクラブではないので、誰とも親しくしないくらいが良いです。それでもまだ他人に甘いところが多々あります。たとえば学内でセクシュアルハラスメント、パワーハラスメントはたびたび生じて該当者を罰していますが、私としては過度に厳しく罰する必要はないと思っています。その人に反省の機会を与えれば十分です。

他人よりも自分自身に厳しく接するのが良いです。いまの日本は何か問題が生じると人を徹底的に追い込みます。間違いを犯した人を、容赦なく批判する人の姿は鬼より怖いです。そんな怖い人間には決してなりたくありませんし、禁欲を大切にする人はそうなるはずがありません。

どんな時でも、まずは自分を厳しく罰することです。他人には寛容にならなければなりません。ただし、悪を見逃してよいという意味ではありません。

毒だしの本質

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に情熱的なイタリアンレストランのシェフが登場します。海外の動画が公開されていて著作権上の問題があるのですが、ご参考までにご紹介します。

 ⇒ 動画はこちらです(連続再生で約20分間)

このままでは著作権侵害にあたりますので、私はブルーレイディスクの正規版の購入を検討しています。応援したい作品です。

作者である荒木飛呂彦氏は冷えとり健康法による毒素排泄のこともご存じなのでしょうか。このレストランのお料理は最高級品ばかりで、体内の毒素を外に出してくれます。そして、食べたお客さんは健康体を取り戻すことができます。

こんな立派なお店は現実世界には存在しません。本当に素敵な物語です。靴下とレッグウォーマー、タイツの重ね履きをして節制していれば、毒素がじわりと出てきます。この物語を最後まで観ると、毒素排泄や冷えとり健康法の本質がわかると思います。近くにこんなお店があったら、絶対に出かけます。料理人が綺麗な点も最高に良いです。

2024年6月5日水曜日

精神の高揚を目指す

食と性の節制を実践すると、堕落した人間がすぐにわかるようになります。直感でわかります。会議でも嫌な声で発言を繰り返していて耳障りです。しかも、そのような人は数多く存在しますから、どこに居ても重い空気に包まれてしまいます。

意見の対立がある時に議論してはならないというのがシルバーバーチ霊の教えです。所詮基礎の部分が違うので、話し合っても理解しあうことなどできません。ただし、相手を見下してはなりません。気の毒な人たちと思っても、馬鹿にしてはならないのです。その人なりの価値観で生きているからであり、そちら側の人たちから見れば食と性の禁欲を実践している筆者など侮蔑の対象になりえます。当然です。

逆説的ですが、だから良いといえます。誰もやっていないからこそ価値があります。そして、世間の評価は何も要りません。綺麗な心を少しでも長い時間保てれば、自分を認められます。社会からの見返りを求めてはなりません。

綺麗な心を保つ努力を失わなければ、後ろ指を指されるような男性にはなりません。そして、その人本来の若さが手に入ります。

複数の禁欲主義者がいうには、男性の老化は射精と酒とたばこと砂糖で加速度的に進みます。運動をすれば多少取り戻せるのですが、運動のみでこの4つをカバーするのは無理です。結論はいつも同じで節制が必要です。老化したくなければ、男性は必ずこの規則を守る必要があります。もしこれらの4つを毎日楽しんでいたら、あっという間に老化して最後には食べられなくなってしまいます。

酒色を楽しんでぜいたく三昧して、若く健康な男性などいまだ地上に存在したことはありません。考えれば当然のことです。短期的な快楽をとるのか、それとも精神の高揚をとるのかはその人の生き方により決まります。

あちらの世界は違います。自分と同じ魂の水準の仲間だけが同じ世界にいて、それより上の人や下の人との接点はありません。だから楽しく過ごせるわけです。この事実を知っていれば、死を恐れる必要はないと考えられます。

2024年6月2日日曜日

糖質制限の途中経過

意識して糖質を抑える食事にすると、すぐに体重が49キロになりました。その後測定していませんが、1ヵ月で2キロ近く減った印象です。28インチのジーンズがかなりゆるく感じます。48~49キロと思われます。

これに対して体の調子はどうかというと、1ヵ月前より良い感じがあります。確かに金曜日には疲れているのですが、朝起きた時の気分は良好です。義務的な用事は順調にこなしています。修行であるニュース英語の音読は70回を超えて楽になってきました。経営学の授業の準備は間に合っています。

塩せんべいをお菓子とみなさず、ご飯替わりにたくさん食べていたのが良くありませんでした。春の出張中は食事をせず、おせんべいと干し芋で乗り切っていました。おせんべい、干し芋、焼き芋は糖質が高すぎます。その点を知らずに反省しています。また、数ヵ月前から甘いものを食べたくなくなっており、その結果が出始めた可能性があります。

あとは炭水化物を少し増やします。土鍋で炊く白米かお粥です。スパゲッティも好きなので適量食べます。炭水化物をなくす気はなく、糖質は60グラムを切るほど落としません。たとえば100グラムでも全然問題ないと思っています。一定の糖質は必要です。

筋力トレーニングは毎日継続しています。しかし、見た目の筋肉量は増えません。仮説ですが、性の完全に近い禁欲で男性ホルモンの分泌量が減って、筋肉がつきにくくなっているのではないかと考えています。

禁欲で男性ホルモンの分泌量が増えるとするのが性の禁欲を実践する人たちの見解であるものの、科学的なデータでは逆の結果が出ています。自分の体での検証から、科学の見解が正しい気がします。それでも問題はありません。というのも、見た目は痩せているのですが力は確実についています。歩く速度も高いです。

何よりも心が綺麗な方が修行に好都合です。プロの運動選手では女性との関係を深めるほどに業績が悪くなります。すぐに数字に出てくるので、背後に女性がいると想像つきやすいものです。

綺麗な関係を意識的に保った真の男女関係であれば、スポーツ選手の数字はぐっと高まるはずです。そのようなことに一切関係なく結果を出す人は特別な能力をもって生まれた人材だけで、ほとんど存在しません。

2024年5月31日金曜日

『ダイヤモンドは砕けない』

月曜日から木曜日は気が抜けない状態で、金曜日になると疲れています。筋力トレーニングをしていても、大豆をとっていても週の後半はきついです。

荒木飛呂彦氏原作のアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』を部分的に視聴しました。この作品は着想の豊かさに感動します。スタンドという特殊能力を使う主人公たちが悪のスタンド使いと闘う物語で、登場人物が皆魅力的です。


同シリーズでは残酷な場面が少なく、どこかユーモアがあって安心して観ることができます。敵だった相手も降伏すると味方につきます。比較的平和な雰囲気です。

荒木氏はとても綺麗な男性です。写真だけでもその美しさは伝わってきます。そして、作品をみていて真の天才であると感じます。

この作品はブルーレイディスクにもなっており、Amazonで購入できます。購入して手元に置いておくのも良いのではないかと考えています。絵の美しさは人間業を超えています。作品のオープニング音楽は公式サイトで公開されています。


前に観た内容では、スタンド「シンデレラ」を使うトップエスティシャンの女性の話が素晴らしかったです。スタンド能力でどんな女性も最高の顔を手にできるのですが、効果が30分間しか続かないという欠点があります。その発想は荒木氏にしかできません。霊界の漫画家の世界とつながっているものと思われます。

2024年5月30日木曜日

糖質を控える

最近は少食にしても、おせんべいなどを食べることが多いのが実情でした。調べてみるとおせんべいは1枚で15~20グラムの糖質を含んでいます。数枚食べたら食事を抜いても意味がなくなってしまいます。糖質には配慮していませんでした。

これまではたまにお菓子を食べても良いとの立場で修身録に取り組んできました。しかし、おせんべいに限らず、お菓子全般は糖質が高いのが最大の問題点です。ドラッグストアでは低糖質、砂糖不使用のクッキーも販売しています。それでも食べない方が良いのは間違いありません。

チョコレートも控えた方が良いです。砂糖を大量に使っています。レストランで食事してもデザートは注文しないのが安心です。糖質のすべてが悪ではなく、適量より控えめを目指すのが良いと考えました。白米やパンは食べ過ぎなければ問題ないでしょう。

そのように糖質のことを認識し始め、この3週間は厳格に食を制御しています。お菓子は絶対に買わないと決め、一生食べなくても良いと覚悟する気持ちで臨んでいます。もっとも、たまに虎屋の羊羹や高品質な和菓子を食べるのは問題ありません。しかし、生のケーキは体に相当負担をかけます。砂糖の塊といえるケーキは、命を削ってまで食べる物ではありません。

考えてみると、人間にとって砂糖の魅力は実に強いといえます。その魅力は、お酒やたばこと同等かそれ以上で、一度魅力を知ると毎日のようにほしくなってしまいます。習慣化しやすいということです。そこが砂糖の怖さです。

砂糖は体を蝕んでいきます。歯も傷つけます。体内を傷めていくばかりか、お肌にも悪いとの指摘があります。経験上、甘いものを食べていると肌の状態が悪くなります。もし完全に砂糖をやめたらどうなるのかわかりません。そこまで砂糖を断てる人はほぼ存在しないと思われます。

お料理に入る砂糖は問題ありません。洋菓子を中心とする菓子類が最大の敵です。仮に1食抜いても、好きなバームクーヘンを1片食べたとしたら害の方がはるかにまさります。そして、肌は汚くなっていきます。お菓子を楽しんでいる限り、顔のしみは治りません。

いまは本当に気を付けているので、1日の糖質を60グラムに設定しています。もう少し増やしても大丈夫かもしれません。パン1枚、ご飯1杯(それぞれ糖質20グラム程度)は問題ありません。

筆者が参考にしていた禁欲主義者の男性ブログで、砂糖だけは1ヵ月間完全に断つことは不可能だったと記していました。それほど過酷な禁欲です。外食をやめて粗食にしても、油断すると砂糖を摂ってしまうものです。近くに甘い食べ物を置いてはなりません。

ただし、自分を追い込んだとしても周囲の人たちに強制することはできません。まず自分の体で試して、お菓子の害がどの位大きいのか1年かけてゆっくりと検証してみます。はっきりとした害がわかれば、周囲に「お菓子断ち」をすすめすることができます。

砂糖は体そのものを溶かしてしまうほどの存在ではないかと思っています。美味しいから気づきません。習慣化しやすい食材ほど注意しなければなりません。

なお、珈琲を敵対視する人もいるのですが、砂糖を入れなければ問題ないと考えています。お菓子がなくなると寂しくなるので、1日に1、2回珈琲を飲むと気分転換になりそうです。

こうして食べてはならない食品を増やしていくと、窮屈な感じになります。もし辛ければ続けても仕方がありません。たまに甘いものを味わうのは悪くない選択です。筆者もまだ完全に洋菓子の魅力を忘れたわけではありません。バームクーヘンとチョコレートが好きです。しかし、好きなものは何でも、視界から遠ざけるのが最近の癖です。そうすると楽しみがなくなってくるので、あまりに行き過ぎた禁欲は問題かもしれません。

特にお菓子類の完全禁欲は、女性にとって過酷な修行であるといえます。お酒を飲まないのであれば、女性はお菓子を少量食べても良いのではと思います。男性はお菓子断ちをしたほうが、筋力トレーニングおよび性の禁欲との相乗効果が見込めます。やはり男性は、お菓子と距離を置いた方が良いです。そこだけは間違いありません。外見の若さを保ちたい男性であれば、お菓子を極力禁止するのが良いと考えます。

2024年5月25日土曜日

大門氏の解説と音読の回数

先週の「ニュースで学ぶ『現代英語』」では、ジャーナリストの大門小百合氏による解説がありました。素晴らしいです。とても落ち着いた口調で内容がぎっしりと詰まった解説をしていただいています。英語でのやり取りも披露してくださり、非常に勉強になります。

大門氏は米国の高校を卒業後に上智大学外国語学部に進学され、卒業とともにジャーナリズムの世界に入られました。ジャパン・タイムズ社勤務時にはハーバード大学に留学された超エリートです。

司会のトラウデン直美氏とのやり取りが楽しいです。この番組はとても良い雰囲気になってきました。

音読、オーバーラッピング、シャドーイングは全記事で合計100回を目標にしながらも、土曜日の段階でまだ50回です。70回までは行けそうですが、想像以上に100回は困難な課題です。ただし、50回まで届くと普通のニュースの速度でのシャドーイングは楽になってきます。シャドーイングがそのまま発話の技能に直結はしないかもしれませんが、楽しく実践できています。

それに伴い、当初からずっと休まず聴いていた「ラジオビジネス英語」を思い切って休止しました。音読の回数を増やすとそこまで手が回らず、また表現は「現代英語」の方が実践的です。さらに、この2ヵ月間のCEO(最高経営責任者)インタビューは内容が浅くて興味が持てません。すみません。これは「現代英語」の内容が飛び抜けて良いためで、「ラジオビジネス英語」も良いと思っています。

ほかにも高田智子先生や伊藤和夫先生のテキスト、ドラマ、映画なども繰り返してやりますから現状の実力ではこれ以上手を広げることはできません。Asian Viewも聴けるとさらに良いのですが、少しずつ努力します。

2024年5月24日金曜日

天才と禁欲

禁欲的な生活をしていなくても天才は必ず結果を出します。生まれついた素質の違いは一般人とは異なり、学術から運動、芸術まで一定数の天才は存在します。シルバーバーチ霊は天才は進化の先駆けであるといいます。

もしこの天才たちが禁欲の大切さに気付き、食と性を極限まで節制したら人類史上まれにみる大天才になります。ただし、禁欲の重要さに気づく天才は皆無に近いため、大天才とまで言える人は百年に一人しか出てきません。

一般的な能力をもつごく普通の人間であれば、節制していないと平均以下の能力しか発揮できません。 もし食と性を楽しんでしまったら、誰もが可能性を秘めていた10代の輝きは跡形もなく散ります。そして、大した業績も残せずに世の中を去ります。

しかし、平均値より下の能力の人であってもできるだけ節制すると、少しの天才になれる可能性はあります。それには数十年の時間は必要です。第一に食の節制をひたすら積んで10年続けると生きるうえでの下地ができます。その次に、あるいはそれと並行して性の節制を10年以上は続けることが求められます。この二つの領域を完璧と思えるまで節制できれば、平均以下の人でも立身出世が可能となると考えています。

筆者を含めた禁欲を美徳とする人には、生涯をかけたやりがいのある仕事です。綺麗に生きていれば心が安定します。他人の目は気にならなくなり、自分の心をいつも監視できます。そのうちに監視しなくてもごく自然な生き方が手に入ります。その段階に到達できれば、自然と周囲から尊敬されるようになると思われます。

世間の人気や評価は一時的なものです。人気があっても食と性で堕落すれば、外見は悪くなり病気にもなり、良い時期を過ぎたら寂しい人生を送ることになります。いくらお金があっても意味がありません。死後の世界にお金をもっていくことはできないからです。地位や名誉にも大きな価値はありません。あくまでも霊性の進化が不可欠の要素です。