水野南北先生が提唱する基本的な食事やシルバーバーチ霊とイムペレーター(インぺレーター)霊、ウィリアム・ステントン・モーゼス氏の訓え、西野流呼吸法、性の節制、フーチによる波動測定、英語学習、冷えとり健康法などについて研究するブログです。
2024年11月22日金曜日
罪と過ち
2024年11月21日木曜日
強い
2024年11月17日日曜日
世間ずれ
2024年11月16日土曜日
本能制御の限界とその先
食を節制してまったく外食をせず、お酒は一滴も飲まないで過ごしてその人の能力がどの程度上がるか、というと少し伸びる程度です。たとえるなら、筆者が外食を楽しんでいて偏差値50の能力だったとすると、極限まで食を制御して偏差値55になる位です。それ以上の能力の伸びはありません。 もちろんやらないよりは良いのですが、劇的には変わりません。
人の能力の多くは生まれつきで決まります。天才は何を食べても性を楽しんでも変わらず天才です。それは生まれつきの能力で、一般人との差は歴然です。その現状を受け入れて地道に努力を重ねるしかありません。勉強時間を人より増やして効果があるのは大学受験までです。そこから先は努力の時間では測れない要素が多分にあります。
しかし、その人の得意分野に特化すれば話は違ってきます。10年単位の時間をかけて得意な領域に磨きをかければ、確実に伸びて誰も追いつけない地点に到達できます。そうしたら、その分野を足掛かりに他の領域に踏み込むと良いのではないかと思っています。
食の節制はすぐ限界を実感しますが、性の節制は未知の力をもっています。男性が完全に節制して13年経過すれば、インドの聖者たちが言うようにどんなことでもわかるようになる可能性があります。そうではないかと信じていますし、実際に禁欲が継続出来ているときに思わぬ力を発揮できることが何度かありました。
しかし、13年は本当に長い時間です。13年がどこで設定された数字なのか根拠はわかりません。いつも挑戦するつもりでいるものの、とても遠い地点です。性の節制の13年間は、外食を一切しない食の限界までの節制の数十年間か100年以上に相当する修行です。
水以外何も口にしない完全断食1年間より、完璧な13年間の性の禁欲の方が難しいです。男性がもしそれを突き通せれば、女性の能力をはるかに超えることが可能です。性エネルギーの転換が可能になるためです。ただ13年間継続した健康な日本人男性は皆無に近いと言い切れます。インドや他の国では、歴史上若干名います。
さて、西野流呼吸法は潜在能力を開花する効果があるといわれます。これまでの経験では、食の制御より効果は明らかに大きいと判断しています。その効果の大きさを数字で示すことはできません。「たぶんこれが効果ではないか」と感じる経験の連続です。
食の節制で最大の効果は経済的に豊かになれることです。お酒を飲んでたばこを吸って、高級車を乗り回して女性と遊んでいる男性が生涯裕福になることはありません。たまたま運よく資産があっても、すぐに底をついてしまいます。晩年が幸福になるような生き方の実現は、若い時の節制にかかっています。
結論は同じです。とにかく節制することです。自分の楽しみを追求しなければあちら側の世界からは評価されます。何よりも自分はすべてわかっています。人の評価などまったく無くても大丈夫です。身内からも評価してもらう必要はありません。身内が親和性の高い魂の存在とは限りません。他人の評価を気にするようでは修行が全然足りません。何を言われても、嘲笑されても何も感じなくなるようでなければ修行しているといえません。
このような修行は自分一人で実践するものであり、サークルを作って行う活動ではありません。厳しい道は続きますが、いつも楽観的な姿勢を失ってはなりません。
自分に確固たる芯ができれば周囲の雑音は消えます。誰も評価してくれない人間であっても、実相は超人であるというのが理想です。その理想を何としてでもこの人生で実現します。そのためには明日も明後日も、同じように節制するしかありません。
食を慎めば誰でも資産は増えます。それでも、経済的な資産は死んでしまえば何の意味も持ちません。本当に役立つのは霊性進化の成果だけです。そして、それを評価してくれる地上の人間は、真のアフィニティ(親和性のある魂)のみです。しかし、その双子の魂に地上で出会える確率はゼロに近いといわれるので、他人に多くを望んではなりません。死んで霊界に戻れば、きっと双子の魂と一緒に生活できます。
2024年11月15日金曜日
中高年者の性的欲求
身近なところでハラスメント行為が数件生じています。すべて中高年の男性で既婚者です。被害者は女子学生です。この事実の解釈を試みます。
男性の場合、中高年になっても原則的に性的欲求が強い人が多いです。仮面をかぶっているだけで心の中は欲望でよどんでいます。隠している人が多いなか、筆者からみれば仮面の下の顔はすぐに判別できます。また、敏感な女性は男性の欲望に対して感覚でわかるでしょう。
世間一般の常識では、性欲が強い人を若く健康であるとみなします。しかし、事実は違います。性欲の強い中高年男性は実際の年齢よりもかなり年上に見える場合がほとんどです。無駄にエネルギーを使用するからであり、白髪が増えて寿命は縮みます。寝たきりになる原因の一部は、性エネルギーの浪費です。
また、性的欲望が強い男性はハラスメント行為に至る確率が格段に高まります。結婚していても、年数が経てば奥さんには満足できなくなって際限ない欲望の道にはまり込んでいきます。
しかし、欲望を満たすのが男性の余暇の楽しみとの位置づけで、誰も聞こうとはしません。歳をとっても盛んであることを良いとみなす風潮があります。したがって自分で間違いに気づかないかぎり、性の欲を制御する人などいません。
100歳を過ぎて健康でいくらでも歩け、車の運転には何の支障もなく老眼鏡には頼らず、毎日筋力トレーニングを難なくこなせることが最大の目標です。食事だけ節制しても絶対にその境地にはたどりつけません。無農薬野菜を大量に食べていても効果はありません。
高齢の男性が若々しくいるためには、必ず性の節制を意識して継続することです。筆者は100歳になったときそれを証明してみるつもりです。世の男性は女性に関心を持ちすぎて多くの時間を無駄にして仕事の成果は落ち込み、老化して動けなくなってしまうのではないでしょうか。その逆の生活をするのが本来の生き方です。
男女の恋愛の多くが肉体的な欲求に基づいています。しかし、魂の交際が本当の恋愛です。魂の親和性がある相手であれば、素晴らしい恋愛となります。
超一流の研究者
2024年11月10日日曜日
公園で少しの飛行
2024年11月9日土曜日
スウェーデンの教育:紙と鉛筆へ
先日の読売新聞にスウェーデンの学校で、デジタル教科書から紙と鉛筆を使った学習に方向転換を図っているとの記事がありました。デジタル化が一気に進んでから、子どもたちの学力低下が大きな問題となっているためといいます。読売新聞社は社説でも再三デジタル教科書より紙の教科書が重要と説いていて、その流れが社会面の記事にも表れています。
筆者はもう長く、パワーポイント中心の授業を批判しています。文字が流れていくだけなので学生には何も残りません。このスタイルが大学教育の現場に定着してから、試験で文章が書けない学生が続出し、私の科目では「不可」が相当増えています。多いときには4割以上不可にします。最近はもうあきらめ気味で、点数を加算して不可をなるべく減らす配慮をしています。
最終的には紙と鉛筆を使った教育を取り入れないと問題は解決しないと思っています。しかし、学生は「遠隔授業が好き」といいます。受けるのが楽だからです。楽をして学んでも、大した教養は身につきません。デジタル化が悪いと言っているのではなく、従来の教育の良さをあっさりと捨て去る姿勢が間違っていると考えています。