大学の教授と非常勤講師との格差はとても容認できる内容ではありません。授業そのものはまったく同じ内容です。というより、惰性で授業をしている専任教員より良い授業をしている自負は常にあります。
授業の準備、採点、出席管理などは一切考慮されません。つまり、時間外の給与は支払われない仕組みです。そして、通常の非常勤講師の感覚であれば、授業の1時間以上前に大学に到着しているわけで、時間の拘束は少ない日で半日、多いと1日がかりとなります。毎回、出席の管理だけで1時間かかっています。
一方で、教授たちは恵まれた待遇で過ごしています。両方の立場を経験してみて、このような前近代的なやり方を見直さないのは不思議です。筆者は専任教員を長くやっていたので、今さら自分の待遇改善は求めません。しかし、非常勤講師だけで生活されている教員が多いのが実情です。少なくとも非常勤講師の給与を2倍に引き上げる努力が必要ではないでしょうか。その分、教授の取り分を減らせば済むことです。教授は多く受け取り過ぎています。
学習塾はもっと過酷な環境です。いまは1時間以上前に出勤し、1時間近く残業しています。ただし、生徒さんの数が大学と違うため経営が苦しいのはわかります。塾は仕方がないといえます。
どの世界でも同じで、一部の特権階級が現場を搾取するシステムです。人間世界の未熟さを強く痛感する点です。
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