『HANTER × HANTER』に自動書記で未来を占う技術をもつ人物が登場しました。念オーラに加え、自動書記の話が取り上げられるとは思いませんでした。冨樫先生がこの分野に相当な見識をお持ちであることがわかります。素晴らしいです。
自動書記はウイリアム・ステントン・モーゼス氏の書いた『霊訓』で、その実態を知ることができます。筆者は振り子(フーチ)は自動で振れるのですが、自動書記まではできません。ごく基本的なメッセージを求めると、回答は短く英語で帰ってきます。ほとんど毎回同じ助言がノートに自然と書かれます。繰り返し届くメッセージは、「なぜあなたは心配するのか」「簡単に手に入るものはすぐに失われる」の二つです。これだけ知っていれば良いと受け取っています。モーゼス氏の本にあるような、複雑な長い文章は自動書記では出てきません。
自動書記は生まれながらの能力であり、後から開発される技能ではありません。フーチの方は、私心無く測定すればおそらく誰でも正しく振れます。
さて、作品中に自動書記で出る助言は、抽象度の高い詩で表現されます。とても難しい詩です。悪の巣窟である幻影旅団のメンバーたちは、詩に書かれた意味をその場で正確に読み取っています。詩の意味を読み取るには、高い知性がないと難しいです。頭の良い悪者集団は確かに存在するようです。
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