2021年7月3日土曜日

白米と玄米

『修身録』ではお米を食べずに麦を主食とすることの大切さが書かれています。江戸時代はお米が大変貴重なものでしたので水野南北先生がそう指摘されたのであって、現代ではお米を中心に据えて何ら問題はありません。もちろんパンやうどんでも結構です。

白米と玄米で迷う場合には好きな方で良いと思います。10年以上前に玄米、5分づき米をじっくり試してみました。これらはどうしても好みが分かれるところで、白米の方が圧倒的に美味しく感じます。そこで、現在はすべて白米にしています。

また、玄米は健康に良いと必ずしも言えません。消化が悪く、アクが強いためかえって体に負担をかける面が否定できません。アクが強いと体内の毒素を排出する機能が期待できますが、その一方で体内に残すべき栄養素まで一緒に排出する懸念があります。これまでの経験では、短期間試すには玄米も良いでしょうが、長い期間にわたって食べるには白米が適していると感じます。

栄養素が高いものを体内に多く取り入れれば、すべての栄養素が体に吸収されるわけではありません。人間の体はそのように単純に考えることができず、アクの強い食材ほど長く食べた時の負の影響が出やすいと考えられます。

しかし、玄米が一番よいと信じている方はそれで良いと思われます。無理に白米にしなくても好きな主食を選ぶのが一番であり、フーチの測定でも玄米を選んだことによる負の影響は小さいことがわかっています。

大切なのは主食をしっかりと取り、おかずは少なめにする点です。現代栄養学が推奨する内容と異なる食生活です。しかし、継続するほどに粗食の力が実感できます。

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