2022年2月11日金曜日

食べる量を少なく

外食をしないのは基本として、少なく食べることが大切です。質の良い食べ物であっても、過剰に摂ると内臓に負担がかかるからです。

食べる量を減らすだけで体が軽くなります。軽いというのは体重の意味ではありません。身軽になれる感じです。

平日の食事量は相当少ないです。朝は木の実やドライフルーツ、バナナかほかの果物、あるいは焼き芋を食べます。お昼はほうじ茶のみで英語の勉強に集中します。たまにカゴメの野菜と果物のジュースを飲みます。カゴメは大好きです。

その後仕事中は間食せず、夜まで通します。夜は土鍋で炊いたご飯かお粥に卵、納豆、お味噌汁などが基本です。週に一度だけ成城石井の小さなお弁当を買いますが、それは時間節約の目的です。

以上が平日の基本で、休日は少し量が増えて1日2食です。嗜好品では海外のチョコレートやクッキーを食べます。お酒は飲まず、たばこも吸いません。

もっとも少なかった時には、平日の1年間をすべて白いお粥で通しました。その頃は卵を食べず、おかずの中心は自分で作った高野豆腐でした。

分量にするならば、小学校低学年より少ないと思われます。おなかが空く感覚はありません。便秘や下痢もしません。体重はもっとも多かった高校時代が54キロでしたが、最近は50キロちょうどでほぼ変動がありません。

この食生活で100歳になった時に健康であれば、水野南北先生の正しさが証明されます。私は南北先生のお考えを100%受け入れており、「小食だと晩年が吉である」との見解を信じています。

日本人としてはかなり少ない食事だと思います。しかし、世界でみればこれでも贅沢です。日々の食べ物に困っている人が大勢いるからです。日本人はあまりにも多く食べていて、しかも多く食べることを美徳と考えます。

真実はまったく異なります。貧しい国の人の方が道徳心をもっています。食べ物を大切にするのも貧しい国の方たちです。

2022年2月5日土曜日

技術立国

ものづくりに関して世界でみたとき、日本は最上位にあります。ものづくりが国の基幹を成すとの認識は、物質的に成熟した現代でも変わりません。 ですから、日本の潜在的な国力は世界最高水準と考えます。

製造業でいつも注目しているのはドイツを中心とする欧州各国です。感覚ではドイツが最上位と思っています。この点についてフーチで測定しました。

測定結果は中国が1位、日本が2位で差はわずかでした。そのあとは米国、さらにドイツ、スイスなど欧州各国が並びます。上位の国はどこも差がなく、個性の違いといってよいでしょう。

中国は今後の躍進がますます予想されます。日本人のなかには中国製品を好まない人がいるようですが、さまざまな工業製品の品質は日本製と変わらず最高品質です。私は経営学との接点でものづくりをある程度研究しており、身近な製品を使う場面でも中国製品の強さを感じます。

電気自動車の分野では、将来中国ブランドが相当力を持つことになるのではないでしょうか。

なお、自動車産業全体でみるとドイツ、フランス、イタリアなどが突出している印象を受けます。ものづくりの哲学、方向性が日本とまるで違います。欧州の車文化は日本より格段に成熟しており、車づくりについては世界でもっとも優位性が高いと思います。

日本の高い技術を真の競争力強化につなげるには、物質文明に汚染された精神を立て直すことが大切です。現在はものづくりの技術が精神面での成長を大きく上回っており、調和を欠いています。精神の成長が追い付いていけば、昔のような魅力ある日本が取り戻せると感じています。

2022年2月4日金曜日

動物の食事

人間同様、動物も食べる量は少なめが望ましいといえます。大学生時代に動物マジックショーの助手のアルバイトを経験しました。犬やハト、ウサギなどの小動物を使ったマジックショーです。

マジシャンの方にお聞きすると、飼っている動物に餌をたくさん与えると健康を害するとのことでした。食べる量が増えるにしたがって体重が増し、足に負担がかかるからです。「決められた餌だけを少量与えるようにしなければ動物のためにならない」と言われたことをはっきり覚えています。

さらに、夫婦二人でマジックショーをされていたのですが、助手の私にはお昼を食べるようにとお金をくださったお二人は決して食べ物を口にしませんでした。おそらく厳しい食事制限をされていたものと思われます。

動物がかわいいからと食べ物をたくさん与える傾向が広くみられます。しかし、体重を増やすと結局は動物の寿命を縮めてしまうことになります。 人間も動物も、少なく食べることが健康上望ましいのではないでしょうか。