2023年11月30日木曜日

時は流れて

大学時代に親友と思っていたのに、再会してみたら違和感がありました。それぞれ違う意識で生活しているので、少し時間が経過して接点がなくなったのではないかと思います。いまであれば「この男性を親友には選ばないだろう」との感情が自然と湧いてきます。

大学時代の筆者は入学直後、大学に失望してあまり熱心に勉強しなくなり、仲の良い一部の友人と語り合う時間を大切にしていました。いまは違います。誰とも無駄な話はせず、できるだけ自分の勉強と仕事に時間を充てています。怠惰な生活をしている人からみれば尖った存在にみえると思われます。浪人時代と同じくらいの生活をしています。

能力としては大きく伸びません。しかし、難しいことに挑戦する姿勢は失いたくないものです。安定を望むようになったら終わりです。まだそこまで「老化」していません。現在の自分は大学時代よりあらゆる面で情熱的で時に攻撃的です。ただし、同じ年齢層では世界がかけ離れすぎてしまって、接点がありません。話していてもたいくつです。なんでこんな話しかできないのかと思ってしまうのです。一方、若い人たちは軽薄で遊ぶことを優先する人が多くて表面的です。したがって、誰とも接しなくなります。

いま一番美しい生き方をしていると思う存在は花です。花のような生き方ができれば最高であると常に感じるようになりました。育てているクレマチスは毎年盛大に開花して、また次の年に同じように咲き誇ります。不思議なほどの生命力です。

何も言わず、ただ静かに咲く姿は人間とは違います。筆者は人間の生き様よりも、花のそれの方が美しいと思っています。時は流れました。昔の尺度といまの尺度はまったく異なっています。求める要素は別の次元にあります。

2023年11月29日水曜日

英語の成果か

時々心の中で英文を思い浮かべるようになってきました。いままではすべて日本語で思考していたのですが、少しであっても英文が頭の中に自然と出てきます。学習成果が出てきたということでしょうか。多いのは、柴田真一先生の「ラジオビジネス英語」で覚えた文や表現です。

英語を誰かに話す場面が無いので確証はありません。大学では英語の音声動画をゼミ生のみに対して公開していて、希望者が自主課題としてファイルからダウンロードし聴講するように指示しています。

そちらはゼミ生から何の反応もないので英語を話す機会はありません。たぶん一人も聴いていません。学生には期待しておらず、自分ひとりで試す場を探すしかなさそうです。

一番よいのは英語学習の最前線にいる進学校の高校生です。もちろん中学生でも構いません。意欲が高い生徒が集まる学習塾などであればいろいろと試せそうです。

調子のよい状態が続いています。同時通訳者を養成するための「シャドーイング」だけでは話せるようにはなりません。英語の文を組み立てるのはもっと創造的な知的活動だからです。母語話者の後を追って発音するのは受動的かつ簡単な作業です。

能動的な活動としては書くことが一番大切であると思っています。

先は長いので継続して様子をみます。発音はかなり精度が高くなってきました。よい傾向です。書いている時の方が発音が滑らかです。

2023年11月26日日曜日

一生もの

ジーンズは多くの製品が一生ものとして愛用できます。よほど雑に扱わない限り、そして着用する側の体重が適正値にある限り、ぼろぼろになってしまうことはありません。ただし、最初から中古加工している製品は別です。

写真はイタリアのSBU(Strategic Business Unit)、28インチです。生地は厚手で14.5オンス程度あり、ミシンがけをして穴にみせかけているデザインなので強度は落ちていません。伝統的なストレートです。

わたりの部分は少しゆとりがあり、ひざ下はまっすぐに落ちる型です。つまり、テーパードしていません。これにより、男性的な雰囲気を生み出しています。

10年前に買ったのですがお店の人がいうには、イタリア製品は表にブランドの表記などを示さないそうです。このSBUも裏側にブランド名が刻まれており、ポケットのステッチさえありません。所有する日本のEVISUとは対照的です。

筆者は身長が163センチしかなく、海外製品では丈が長いです。しかし、直していません。裾にダメージ加工が入っているためです。そこで、米国ティンバーランドのくるぶしまで覆う靴で調整するようにしています。

背が低い男性でその人なりにジーンズを穿くには陰での努力が要ります。筋力トレーニングと西野流呼吸法です。せめて体を作って着用しないとジーンズに負けてしまいます。まだ着こなせているとはいえませんが、努力だけはしています。そして、このSBUとも一生の付き合いになることは間違いありません。

2023年11月24日金曜日

寿命を延ばす外食

フーチを使った波動測定により、外食には最上位のものから底辺のものまで、その幅が非常に広く存在することが判明しています。測定値では食べるとすぐに死んでしまうほど毒性が強く出る外食もあります。

ここでは寿命を延ばす外食を検討します。最近わかった延命効果の高い外食は、インドやネパールのカレーです。医師のなかには毎日カレーを食べると良い、と主張する人もいるほどカレーは健康に良いといいます。そのなかにあって、質の良いインド、ネパールのカレーは安心して楽しめる外食です。

カレーは食材に長時間熱を加え、体に良い香辛料を多く含みます。一緒に楽しむラッシーなども安心できる飲料です。

フーチがなかったらインドカレー専門店に出かけることはなかったでしょう。

筆者が2回出かけたネパール人が経営する専門店には、フロア担当の男性店員さんがいます。店内を一人で担当していて、驚くほど瞳が綺麗です。日本人で黒いマスクが似合う人は居ませんが、美しいネパールの男性にはぴったりです。ネパール、インドの男性は世界でもっとも綺麗な人種であると感じます。

2023年11月19日日曜日

男性と女性

男性と女性はお互いの足りない部分を補うことで、調和のとれた生活の実現を可能にします。そして本能として、それぞれが異性に魅力を感じるのは人間らしさでもあります。

たとえばここに恋人同士がいて、出かけた先などで他の異性と出会い、よく知らない相手と楽しく会話する場合を想定します。単なる雑談などでそこから特別な関係に発展するのでなければ、パートナーはお互いに対して寛容でなければなりません。

女性は特に嫉妬の感情が強いといわれます。なかには恋人が別の女性と話すだけでも許せない、という方がいるかもしれません。そのような方は、まだまだ魂の開発が遅れているといわざるを得ません。

その反対に、パートナーの女性がほかの男性と親し気に会話する場面も想定されます。そのようなときに恋人である男性がひどく気分を害することがあるのでしょうか。あまりそのような話は聞きませんし、想像しにくいことです。それは、男性の方が嫉妬の感情が生じにくいためです。

人は多くの場面で同姓より異性に魅力を感じます。これは避けがたい事実です。たとえば、筆者は店員さんに親切にされる場合がありますが、その相手はすべて女性の店員さんであり、男性の店員さんからは親切にされた経験がほとんどありません。

女性の方であれば、買い物先でおそらく男性の店員さんからの対応の方がより良いと感じるのではないでしょうか。

男性と女性の間には目に見えないエネルギーが流れています。そのエネルギーが男女の間の対応に強く影響を与えます。気を付けているとそのエネルギーが感じ取れるようになります。

女性と男性とが調和して生活するには、以上のような認識が必要です。もともと男女は惹かれ合う関係にあります。そこで、小さな言動に対して恋人やご主人などのパートナーを責めないようにしなければなりません。

『シルバーバーチの霊訓』には男女の関係に関する記載がほとんどありません。高級神霊の世界からみれば、肉体の構造上の違い、性別の違いに意味はないからであると思われます。究極的には性別はほぼ人生に関係のない領域に入ってきます。そのような段階になった時には、その人が順調に進化していることを意味します。

それとは逆に異性に強い執着があるというのは、まだ魂の浄化が足りないためです。

偉大な研究者

11月15日の夕刻に、紙飛行機研究者である二宮康明博士(工学、東北大学)が老衰のため逝去されました。97歳でした。

11月5日の第28回二宮康明杯(全日本紙飛行機選手権大会)の決勝は、ご本人の強い要望により見学されたと伺いました。

世界でみても二宮氏ほど水準の高い紙飛行機研究者は存在しません。この分野は二宮氏がすべてひとりで開拓されたといって過言ではありません。

二宮氏は3000機近い機体を設計されました。筆者は写真左の「ウイングスプレーン アルファ」がもっとも好きです。3年前に二宮氏が毎日のように試験飛行されていた東京都立武蔵野中央公園で飛ばしたところ、強い上昇気流に乗りました。その機体はおよそ7分間上空で左旋回を繰り返し、最後に空の彼方に消えました。

死後の魂はあちらの世界で生き続けます。シルバーバーチ霊の言葉を毎日読み返しているので、死後存続については確信しています。

今後も原っぱに行くときには、二宮先生とともに紙飛行機を飛ばす気持ちで継続してまいります。二宮先生、長い間どうもありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。

2023年11月18日土曜日

優先順位

『南北相法極意 修身録』を読んでいると人生でもっとも重要度が高いのは食の節制であり、それさえ守っていれば「遊郭に行っても良い」と水野南北先生は指摘されます。この点は筆者の哲学と相反する部分であり、むしろ優先順位は逆と考えています。

つまり、男性にとって本能の制御でいえば食よりも性の節制の方が優先すべき事項であると判断します。

南北先生がいう遊郭の意味が正直なところよくわからないのが本音です。これまでの人生においてそのような場所を想像したことが一度も、一瞬もないためです。ただし、江戸時代ではなく、現代の世の中に沿って解釈すれば、女性がお酒を提供してくれるような場所も含まれます。

しかし、この見方は厳しすぎるかもしれません。どうしても女性に魅力を感じてしまう人にとっては、遊郭的な存在が必要となる場合があります。

人生の勝負といえるのは後半に入ってからです。70代以降になって落ちぶれるか、それとも厳格な生活に基づいて哲学者としての道を歩むかの選択権は本人にあります。最近職場の同僚(文学博士)と文学の話をしていて、松本清張の作品『老春』のあらすじを知りました。

おぞましい世界です。この作品の主人公は欲望のとりこになって堕落する男性と解釈しました。

年をとって高潔に生きられるかどうか。それは若いうちに高潔な生活を目指す心が無いとできません。一方で、『老春』の主人公のような生き方をする男性が日本に多いことは想像に難くありません。「年寄りなのに夜も元気」と威張る人さえ出てきます。

その際に食の節制は基本中の基本です。食の適切な制御さえできない男性が、女性との適切な距離を取れないことは自明の理です。食べ物への執着があるかどうかで、その男性の性への考え方も容易に想像できます。

2023年11月11日土曜日

書いて学ぶ

教育の現場は情報化が進んで、黒板を使った授業は旧式のやり方とみなされています。しかし、「パワーポイント」が定着してきたころから学生の学力が急に落ち込んでいる実感があります。特に男子学生の中には字をまともに書けない人が少なくありません。

普段情報機器を使いすぎて、書いて覚えたり考えたりする方法を取らないからではないかとの仮説をもっています。

筆者は授業で黒板を使い、書いて説明することを繰り返した結果、副産物として自分の学力を高めることに成功しました。もしスライドを使っていたら、現状の水準には到達できなかったと思われます。そして自己満足ではなく、はるかに高学歴な若手研究者たちから一定の支持を得るまでになりました。

手で書かないと得るものは少ないと考えています。しかし、学生にそう伝えても実行する人はごく少数です。画面上で確認し、さらに資料が配布されれば誰も自分で書こうとは思いません。

その一方で、問題解決型の授業が大切であると声高に主張する教員がいます。問題の本質はそこにはありません。書いて学習する習慣がないと、正確な知識が定着しません。知識がなければ意見を言っても内容が無く、単なる時間の浪費です。そのような知識のない学生が集まって討論したところで、遊んでいるのと変わりません。

日本語は誰でも使えると軽視している人が多すぎます。本当は違います。中途半端な日本語使いはいくらでもいます。教員の世界でもそうです。情報機器に頼りすぎない、古来の学習方法を見直すことが必要です。

「これからの時代、綺麗な字を書く必要はないし、書けなくても問題はない。字を書くのはサインする時だけ」と言うビジネス英語の第一人者がいます。堂々とテキストにそう書いています。とんでもない間違いです。

非常勤先の大学は学生全員にPCを配布してみな授業に持ち込んでいます。手でノートを取る学生はごく一部です。その負の影響が出るのは数年先です。

そうはいっても、手で書くのにはエネルギーが必要です。一度キーボードの手軽さに慣れてしまったらなかなか戻れません。気づいた人だけが注意して、手で書く訓練を継続する姿勢が大切です。筆者はタッチタイピング(ブラインドタッチ)はほぼ完璧ですが、極力手で書く時間を持つように配慮しています。安易な方向に流れないよう、常に律しています。

2023年11月9日木曜日

おかしい

今週も職場で厳しい状況が続き、不可思議なことが起きています。1年前から学内で重要な地位に推薦されていて、理由があって断り続けています。今週筆者の地位を推薦するための会議が2回あり、同じように断っています。長時間(今週は3時間)で疲れてしまいます。

5人の相手も諦めません。一番若手の女性博士は以前であれば近づいてもこなかったのに一番に推薦してきます。頭が良いから策を弄して説得しようとするのですが、珍しく親しげな雰囲気です。今まで堅物だとみなしていたのに、話すとそうでもありません。

何かおかしいと思い始めました。修行僧並みの生活に移行して1年半以上経過し、その影響ではないかと強く感じています。もう一段上の水準に移行できるよう努力します。

しかし、眠いのが最大の障害です。色々勉強したいことがあっても、眠くなる時が増えています。関心があるテーマや勉強でもそうで、理由がわかりません。それでも会議では眠くならず、紙飛行機を作っていると頭は冴えています。映画館は大丈夫です。疲労感があるわけではなく、さっぱりわかりません。

このように人間関係と眠気についてはわからないことばかりですが、修行を一層強化します。失うものは何もないので、自己責任で突き進むのみです。

2023年11月6日月曜日

母校を訪問して

大学祭に出かけてみて、思った以上に母校の良いところが目につきました。これは在学中にはわからなかったことです。祭日でお昼前から混雑してしまったので、今度は人の少ない時間帯に出かけます。

所属していたサークルの同級生、先輩ともに年賀状では連絡を取っています。さらに、新製品開発を課題とする経営学演習で一緒だった友人は、その後国立の大学院時代をともに過ごした仲間で連絡しやすい状況にあります。小さなつながりを育てておけば、お互いに知的水準が高まっている状態では何らかの活動ができそうです。

大学祭期間中でも、キャンパスの奥に位置する図書館周辺は人が少なめです。図書館下にはタリーズコーヒーまで入店しています。すぐ近くには馬術部の活動場所があり、付属高校の野球場もあります。都内なのにこの広大で静かな環境は信じられないほどです。当日の朝、新宿駅で乗り換えたときには人ごみにうんざりしてしまいましたが、大学の敷地内は別世界でした。さらに、駅周辺は高級住宅街で喧騒とは無縁です。

英語部の演劇を見ることができなかったのだけが残念でした。大学祭での公開が最終日のみでした。長いセリフをどのように覚えるのか知りたかったのです。

新入生歓迎期間中に英語部も訪問したのですが入部しませんでした。10代の当時から英語を学んでいれば習得度はまた違ったと思われます。それでもあきらめずに英語は生涯勉強を継続します。

2023年11月3日金曜日

母校の大学祭

久しぶりに母校の大学祭に友人と二人で行ってきました。山手線の駅からわずか1分の好立地です。門を抜けると変わらずあか抜けたキャンパスが広がります。東京都内ではもっとも綺麗な大学の一つです。

筆者の在学中に比べると新しい建物が増えました。登録有形文化財としての旧校舎を十分に生かしながら近代的な建物と融合した素敵なキャンパスです。この美しいキャンパスは癒しの効果をもっています。

学生さんとは話しませんでした。出店や展示をみると普段教えている大学の学生と同じような雰囲気でした。

図書館入り口で待ち合わせをした友人は紺のセットアップにスニーカー姿でした。すごく細くてモデルのように綺麗な体型です。格闘技を続けているからであり、体重は55キロしかないといいます。49キロの小柄な筆者より二回り痩せて見えます。スリムで強靭な体を維持するのは努力のたまものではないでしょうか。

しばらくするとキャンパス内は大変混雑してきました。最後は別行動の時間として別れました。今日は卒業生を大切にする小規模な私立大学の良さを感じました。今回参加できなかったゼミの仲間と連絡を取り合って、定期的に訪問するつもりです。運よく愛子さまをお見かけすることができるでしょうか。

順調

この1年間は特に人間関係が良好です。以前筆者を敵対視してきた同僚が、とても親し気に接してくれます。その原因がどこにあるのかは正確にはわかりません。

ここにひとつの仮説を示します。最初に、食の節制だけでは人生はあまり変わりません。なぜなら簡単に実行できることであって特別な努力を要しないからです。しかし、10年続くと貯蓄が確実に増える効果が期待できます。その反面、能力・頭脳は変わりません。

次に西野流呼吸法です。食の節制より大きな効果が見込めます。毎日30分から60分の努力が必要で、継続するには強い意思が求められます。最近は60分間の呼吸法を休んでいません。体の全細胞を活性化させ、太りにくい体を作ります。人生には絶対に必要な要素とみなしています。

さらに性の節制です。食の節制とは次元が違う高度な修行です。健康で若い独身男性ならおわかりかと思います。長期にわたる禁欲は医学的には害があると指摘されますが、そう言い切れません。むしろ継続するほどにすがすがしさや自分への信頼感が増します。人との関係が円滑になっていき、奇跡的なことも起きます。

最近はとりわけ博士号(社会学、東京大学)をもつ職場の女性や若手男性博士(経済学、一橋大学)たちに認められるようになり、これは呼吸法と性の禁欲のためとみなして間違いなさそうです。また、高学歴で気難しい人たちが集まる職場で、嫌いな同僚が一人も居ません。この点は自分でも大きな進歩と認めます。

俗世間の人たちが楽しむことから遠ざかれば、それなりの報酬が手に入ると感じています。まだ仮説の段階で、検証には少なくとも今後数年を要します。それでも確かな手ごたえがあります。周囲では誰も実践していないであろうことを続けて、その先どうなるかは自分で確認してみます。

この修行がよいのは、それが自分ひとりにしか見えないことです。前途は明るいといえます。

[補足] 長期にわたる性の完全禁欲を実行すると目に見えて生殖器の機能が低下します。生産された性エネルギーが頭脳に回るためであり(ウールドヴァ・レータ)、禁欲主義者だったマハトマ・ガンジー氏も経験されました。この現象自体心配することは無いと判断しています。機能がなくなってしまうわけではなく、性エネルギーは場所を変えて体内にとどまります。

このようなケースでは、生殖器はより高次の精神活動を推進するための原動力となります。それでも、結婚を控えている男性、新婚の男性には厳格すぎる禁欲はおすすめできません。ただし例外はあります。パートナーの女性が理解を示してくれる場合です。

また、他の状況下で厳格な性の禁欲を実践する場合であっても、男性としての機能が低下する点は十分に認識しておかなければなりません。それくらいの覚悟が必要です。ただし、性エネルギーの転換によってあらゆることがわかるほどの達観した水準に到達するには10年以上の年月が必要である、とインドの聖人たちから聞いています。まだ長い道のりです。