2021年9月25日土曜日

深呼吸と潜水

最近は呼吸の重要性を強く感じています。

中学2年生の頃、校内2年生全クラスの水泳大会でくじ引きに外れて潜水に出場しました。潜水は得意ではなく、嫌で仕方がありませんでした。当日雨で中止となるように強く願っていたのですが、晴天で予定どおり水泳大会が開催されました。

当時何もわからず「深呼吸が大切ではないか」と本能的に感じました。そこで、潜水に登場する1時間以上前から、誰にも知られないように深呼吸を繰り返しました。いよいよ出番です。練習では15メートル程度しか記録していませんでした。

思い切り息を吸って潜水しました。まず15メートルを楽々超えて「何か調子が良さそうだな」と思いました。全然苦しくなく、さらに潜水の平泳ぎで進むと徐々に向こうの壁が視界に入ってきました。まさかと思っていると目の前はプールの端でした。つまり、25メートル一度も息継ぎせずに届いてしまったのです。思わず水の中で笑いそうでした。

わずか25メートルではありますが、子どもでしかも水泳が得意ではなかったのにそれほど苦しくなく25メートルに届き、結果は優勝でした。

この体験が意味するのは呼吸の力です。たとえ体が小さくても、肺活量が少なくても深呼吸で大きく補えることを身をもって知りました。

深い呼吸を繰り返すことには想像を超える力があります。以上の体験をふまえ、いま毎日実践している西野流呼吸法をさらに継続、強化することが大きな課題と考えています。

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