相変わらず厳しく生活を律していて、目標地点は中学生、高校生、浪人生の頃の自分に定めています。どんなことでも柔軟に吸収していた当時と比べ、大学教員として教壇に立っているいま、恥ずかしながら昔の自分より能力面では大きく劣っています。
もちろん専門知識が増えて日本語を運用する能力は格段に高まっています。しかし、それ以外の分野に目を向けると浪人時代の私の足元にも及ばないと自覚します。浪人生だった自分がなぜあれほど高度な英文をすらすら読め、楽に入試問題が解けたのかまったく理解不可能です。運動に関しては短距離から球技までそつなくこなしていましたし、他のさまざまな分野で習熟していました。
繰り返しますが、食の節制だけではほとんど能力の開発につながりません。健康になってお金が貯まる効果しかありません(特に経済的に豊かになる効果は抜群に高いです)。常識はずれの粗食を実践してきたからそう断言できます。もっと大きな目標を成し遂げるには、あらゆる事柄を節制しながら努力を数十年続ける必要があります。そうすれば能力が開発されると考えるからです。
人生の終わり頃になって、努力してきたことが多少の成果につながればと思います。あきらめてはいません。あきらめや現状に甘んじる態度は進化を阻害する要因です。
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