2023年8月5日土曜日

乗り切る

今週は大学の定期試験、その他の仕事で普段以上に細やかな配慮が必要でした。結果としては、すべて順調に終えられました。大きな緊張もなく、坦々と進めることができたのは収穫でした。

仕事の合間にひとりになれる空間があるのは恵まれています。自宅では十分に時間が取れないこともあり、休み時間を使って西野流呼吸法を繰り返しました。とても安定します。さすがに西野先生の秘術です。まだ試験と採点は続くものの、来週の試験や会議も心配なさそうです。

今年度は平日の夜間に市役所の委員会に参加しているのですが、まったくの専門外です。それでも参加委員から大きく嫌われることはなく、できる範囲でやっています。結構勉強になります。

また、学内のキャンパス・ハラスメント委員の仕事が続いていて、該当者の処分案を固めてから弁護士に相談してきました。今回は厳しめの処分で対応して問題なさそうです。ただし、厳しく懲罰しても問題は解決しません。シルバー・バーチ霊がいうように、その人に改心させるような機会を設定しなければなりません。懲罰は人間ではなく、神(大霊)がなされるので人間の浅知恵で人を追い込んでも大きな意味はありません。

とはいっても、人の間違いには皆が厳しくいうので、重い処分をしないと誰も納得しません。難しい世界です。教員はみな自分が一番正しいと思っていて、いつも我慢を強いられます。私がここまで我慢していることに気づく繊細な同僚は皆無です。

では該当者を懲戒免職するのか、といえば大学の執行部がそこまでの度胸がありません。弁護士の先生には「肝をすえて解雇することも有効」といわれていますが、逆に訴えられるのを恐れて急におとなしくなってしまいます。

『南北相法極意修身録』を実践している筆者は、常に厳しい意思決定ができます。つまり、自分が組織の上の立場にいればそれほどためらわずに解雇できます。しかし、問題の解決につながらないのでそれが最善かはわかりません。

結局、本人が反省しなければどんな懲罰にも意味はありません。そして、本人の意思が変わるのは次に生まれ変わってからの人生です。最後には帳尻が合うようになっています。悪いことをした人間はそれ相当の罰を受けます。

それは数学的な正確さをもって運用されており、誰一人例外は存在しません。仮に現世で罰せられなくても、次の人生で償う機会が与えられます。

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