2023年9月23日土曜日

気の強さ

『あるヨギの自叙伝』に、議論で相手を打ち負かして得意になっている弟子を強くたしなめる師匠の話が出てきます。同書を通じていえるのは、霊性が進化すればするほど内面が穏やかに無口になっていくことです。口で相手に勝って得意気に自慢するようでは、何もわかっていません。

食べ物との関係でいえば、強気になるのはお肉ばかり食べていることもその一因です。男性で筋力トレーニングを最優先し、お肉や不自然なプロテインを摂取していると気持ちが強くなり、その結果としてどんな場面でも相手に譲ろうとしません。組織の中で生じる人間関係の衝突には、このようなことも影響します。

トレーニングそのものは良いことです。しかし、偏った肉食と過剰なプロテイン摂取をやめる必要があります。プロテインはフーチの測定でも内臓に負担をかけます。内臓が悪くなれば、必ず心に影響が出て強気になったり感情的になったりします。

気の強い人は仮に仕事ができても皆から警戒されます。本当に心を許せる相手にはなりません。「油断できない人」と認識されているうちは全然修行が足りません。本当はできるのに能力を開示せず、静かにしている姿が霊性進化の道に沿った生き方です。

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