前日に会場となる大学近くに宿泊しました。夜は水野南北先生の教えを守り、ごく簡単な食事をホテルの部屋で食べました。試験監督のマニュアルを丁寧に読んでから西野流呼吸法を実践して休みました。
朝は朝食は食べず、お茶程度です。また西野流呼吸法をして、それから『シルバーバーチの霊訓』を読み、心を落ち着かせました。ホテルから大学まで歩いて15分の距離で、遅くなると受験生で混雑します。そこで7時半にホテルを出ました。まだほとんど高校生は見かけませんでした。途中歩道でパンフレットを配布していた予備校の先生に呼び止められ、いったん断ったのですが「資料だけでも読みませんか」と再度引き留められました。マスクをしていると年齢がわからないようです。試験監督であると伝えたところ、笑顔で見送ってくれました。
会場に着くとまだ集合まで1時間近くあります。早めに受付だけを済ませ、そうこうするうちにいよいよ監督の開始です。予想通りぎりぎりのスケジュールで進行します。辛くないといえば嘘になります。今回の教室は3名での監督で、写真照合も1日すべて筆者ひとりでやったのでずっと動き回っている感じでした。
1日いるとだんだん受験生を応援する気持ちが強まります。大変な試験です。この日はテスト2日目で、前日からあわせると実に長い時間です。受験生は休み時間になると質問にも来てくれて、やはりフレッシュです。普段接している自分の大学生とは違います。とはいえ、次の試験時間の準備で本部に移動するので質問にゆっくり対応することはできません。
緊張していたためか喉が渇いてばかりで、トイレにはまったく行きたくなりませんでした。お昼はお弁当を注文せず、机で静かに休んでいました。口にしたのは水だけです。
こうして18時に試験が終わりました。すぐに帰りに向かいます。駅までの道は受験生であふれかえっていてなかなか進めません。それにしても高校生たちは元気いっぱいに友達と歓談しています。このエネルギーは素晴らしいです。あれほどの厳しい試験のあとに、こんなに明るい行動がとれるのかと感心しました。こちらは疲れ切っています。
普段高校生を間近に感じる機会はめったにありません。こうして一緒に会場に居ると相当勉強になります。そして、高校生に負けないよう勉強しなければと思います。能力は高校生にはとてもかないませんが、経験と霊訓の知識でカバーします。
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