2024年7月21日日曜日

友人の基準

昨年は久しぶりに大学生(学部生)時代の親友と二人で大学祭に出かけました。その時に感じたのは、現在と以前とでは友人の基準が自分のなかで大きく変わっていることでした。

どことなく違和感があって、一緒にいても窮屈な感じがしました。学生時代であれば何も難しいことは考えませんでしたが、いまはお互いに立場が違います。所属している世界が異なれば、接点が無くなってくるということです。

そして、数日後に事前にやり取りしていた「+メッセージ」の会話がすべて消去されていました。別に失礼な態度をとっていたわけではありません。あるドラッグストアを営む企業の宣伝を目的とするウェブサイト記事(社長との対談記事)を書いて薬剤師を集めてほしいといわれ、しかし公務員なので特定の会社の宣伝はできないと辞退しただけです。それが気に入らなかったようです。

あんなに学生時代に好きだった友人ですが、「そうですか。さようなら」とあっさり心の中で反応する自分が意外でした。やはり執着が完全になくなっています。物に対しても人に対しても、離れるときには簡単に離れられるようになっています。

ただし、友人は格闘技を続けていて体型が以前より綺麗だったことと、外見も老けていなかったことは立派だと思いました。ある意味尖っているからこそ、お互いに対立してしまう要素が出てきます。そこまで相性がよくなかったわけであり、悲しむ必要はありません。

人の価値観は時間と共に変わります。

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