忙しいこともあって、このところ英語学習の時間が減っています。7年前に比べ、少し意欲が低下してきました。学習方法の見直しが必要です。しかし、方法論だけではありません。動機づけが弱まっている気がします。筆者の英語の才能もいま一つです。
NHKワールド・ジャパンのニュース放送を使った「ニュースで学ぶ『現代英語』」に登場するのははほとんどが男性キャスター(アンカー)です。そして、力任せに速く読み上げているだけで魅力を感じなくなりました。家事をしながら復習で聴いていても、うるさくなってしまい音を消すことが増えています。できればKawasaki Rikaさん、Yamamoto Mikiさん、Keiko Kitagawaさん、Catherine Kobayashiさんら女性キャスターの正確で綺麗な英語を聴きたいものの、番組の方針なのかほぼ一部の男性キャスターによるニュースの読み上げで占められています。
しかし、ニュースを解説してくださる翻訳家Tom Kainさんの英語はひときわ美しいです。声が綺麗で読み上げが丁寧です。男性による英語の理想のひとつで、男性ならニュースはすべてKainさんに読んでいただきたいです。同じく翻訳家である国井仗司氏が「ネイティブというだけでありがたがっているようでは駄目」と言っています。国井氏によれば、退屈で棒読みの母語話者が多いとのことです。これには同感します。それならば自分で朗読して録音するのが良いとまで言われています。
柴田真一先生の番組はJenny Silver氏がずっと音声を担当してくださっていて、魅力あふれる美しい音声です。男性の速いだけの読み上げ、朗読が良いわけではありません。声の質と感情の込め方、うるさくない控えめな発声などが必要です。そう考えると、理想は女性の読み手です。
しかし、私の持っている教材ではOrson Welles氏(男性)の声と朗読は素晴らしいです。同じシリーズではCasey Kasem氏も素晴らしいです。杉田敏先生の『現代ビジネス英語』シリーズは男性、女性ともに朗読が完璧です。それを聴くだけでもよいのかもしれませんが、テキストでは日常で使わない気取った熟語表現が多すぎて、いまは聴講していません。
年末年始の休み中に英語を見つめ直そうと思っています。とはいえ、自分の実力はよくわかっています。生涯にわたって学習を継続する姿勢が大切です。
[追記] 今年最後の放送でキャスターのYamamoto Mikiさんが登場されました。やはり卓越した発音と美声です。聴き取りやすくニュースの内容が良く入ってきます。番組は「ニュースで学ぶ英語術」の頃から長く聴いているため、キャスターの声はほとんどわかります。
0 件のコメント:
コメントを投稿
記事へのコメント、フーチ(振り子)を使った波動測定のご希望などはこちらにお願いします。