最初にジャケットの写真からして、現代のアイドルとは清涼感が違います。気品と愛らしさが両立する、素敵な写真です。そして、歌声は綺麗で素直で心地よさがあります。16曲が収録されていて、とても楽しめる内容です。
デジタルリマスターはどうしても音が悪くなります。数は少ないものの、古い音楽を鮮明な音で再現する作品があります。ソニーミュージックの山口百恵さんのCDなどはそうで、録音にこだわっていることがわかります。今回の中森さんのCDは録音が悪いのが残念で、実家のフルサイズオーディオで聴いても、あまり音が良くありません。
内容が良いので十分です。大学教員になる前、レコード会社に勤務していました。当時は音楽のことも多少わかったのですが、いまのJ-POPはまったく聴きません。紅白の出場歌手をみても知らないアーティスト、グループが並びます。
中森明菜さんのCDを聴いてみて、この分野のアーティストは明らかに昭和時代の頃の方が実力が高いです。歌唱力はもちろんのこと、外見の清楚な美しさは現代のアイドルとは歴然の差があります。
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