『修身録』は実に厳しい言葉で大食を戒めています。この厳しい言葉があって、はじめて人の心に強く届きます。強く伝えないと多くの人は食を改めようとしません。
『修身録』 では例外として肉体労働に携わる方たちは大食で問題ないと指摘します。仕事で大変なエネルギー、体力を消耗するためそれを食事で補う必要があるといいます。プロのスポーツ選手なども同じかもしれません。たくさん食べることで仕事に必要な体を作ります。
女性の大食については厳しい言葉で批判されています。大食は男性の食であり、女性が多く食べると気性が荒々しく攻撃的になります。そして、安価な食事を大量にとっていると運命も急速に悪い方向に向かいます。
ただし、女性は男性よりも美しさを保とうと努力する方が多い傾向があり、大食の女性は少数派です。たくさん食べると内臓に負担がかかり、老化を進めて美しさから遠ざかります。いつまでも美しくあろうとする女性は、必ず食の量を適正水準に制御し、無駄に外食を重ねるなどの行為はとりません。女優さんなどはおそらく厳格な食事の制御をしているものと想像され、場合によっては『修身録』を愛読されている方がいるとも思います。
美しさと食事は密接に関連しており、歳を重ねるにしがたってその影響がはっきりと出てきます。
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