2022年8月12日金曜日

心で犯す罪

シルバーバーチ霊は心に悪い考えを抱いただけで行動に移さないときと行動してしまったときとでは、明らかに後者の方が罪の大きさが増すと答えています。

社会では多くの人が心に闇を抱えています。青空のようにどこまでも澄み切った心を持つ人など1000人にひとりも居ません。そして、悪い考えというのは実は行動に移さなくても、考えを抱いた本人を強く痛めつけます。誰にも言わないで心の中にしまっておけば安心と思うのは浅はかです。

人間の悪い考えなどすべてはあちら側の高貴な世界からはお見通しです。何一つ隠すことなどできません。表面をごまかすために教会に通って祈りを捧げても何の効果もありません。懺悔するだけで罪が消えるのであれば、万物を支配する自然法則、すなわち大霊(または神)に間違いがあることになります。決して懺悔で消える罪はありません。

心で犯す罪は罪である事実に変わりはありません。要は程度の問題です。「あいつを殺してやりたいほど憎い」と感じたら、殺人行為の数十パーセントの罪があると考えるのが妥当ではないでしょうか。

悪い考えを持たないようにすることはひとりで実践できます。答えはすべて自分がわかっているのですから、これほど効果のある精神の修養はありません。自分のなかにはすべてを監視するモニターが備わっています。

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