2023年10月7日土曜日

あえてこの時代に

100%近い男性が性は楽しむものと考えています。先進国ほどそのような考えが一般化しており、そのなかでも日本はもっとも自由な国といえるのではないでしょうか。一方、途上国や新興国では婚前交渉を強く否定する国も少なくありません。

男性としての機能があるのだから楽しめばいい、というのはあまりに短絡的すぎます。動物でさえ発情期のみに性交渉をもちます。人間は一年中それを楽しむので、実は大きなエネルギーの損失が生じています。その損失額をもし経済的な数値に換算すれば、怖くなるほど大きな数字が目の前に出てくるでしょう。

さて、性を律して生活しているとほかの男性との接点が少なくなります。なぜならば、それぞれ別の次元で活動しているので、お互いに自然と離れていくからです。あえてこちらから遠ざけるのではありません。相手が何かを感じ取って近づかなくなるようです。

それでも仕事で接しなければならない男性が相当数います。近年はゼミの男子学生たちとの距離を非常に強く感じ、また学生たちもこちらに敵対心のようなものをもってきます。

一部の男子学生は見た瞬間にその堕落した生活ぶりが目に浮かびます。これは本当にわかるのです。不思議かもしれませんが、性の生活に堕落した人間は特有の雰囲気を持っています。そして、一様に学力が低いです。いまこう記事を書いていて、学生の名前と顔が自然とあがってきてしまいます。批判してはならないというものの、ゼミの雰囲気を乱す彼らの言動とオーラは何とも困った障害です。

彼らの心を浄化できるでしょうか。本人が気づかなければそれはできません。しかし、こちらが身を守るための方策はいくつかあります。防御を固めていれば、「敵」の侵入を許しません。それに、そのような「敵」にも寛容になれて時に歓談できる場面が増えます。

考えてみると、いまの時代に生まれた男子学生たちは不幸です。行き過ぎた情報化の負の側面をもろに受けています。かわいそうな被害者であると思えば、多少は我慢もできますし、いつも自分を抑えてなるべく諭すような言い方はしないよう配慮しています。

あえてこの情報化の時代であるからこそ、そのような悪い情報を遮断する生き方はかっこいいです。そのような男性が近くに居れば仕事や勉強で協業できます。まだ出会っていないものの、周囲がどうあれ正しいと信じる道を進むしかありません。

女性をひいきしているのではありません。しかし、女性は男性のような性への執着がないので日常的に接しやすいことは確かです。その代わり女性は感情面での起伏が激しく、男性のように単純な心をもっていません。油断すると怖い存在です。

誰にも油断できないのは少し寂しいことです。

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