有名大学の学生でさえ、動画を早送りして聴くというのです。説明の間が無駄と感じるそうです。あきれました。大学での学びはそんなに単純なものではありません。必要な箇所だけをつまみぐいしてわかったつもりになるのは傲慢です。
真実はじっくり考えるなかで少しずつ身に付きます。何でも速い方が良いわけがありません。そんな学びを重ねた「学生」が一流企業に入っても単に流れ作業の仕事しかできないでしょう。第一、真心がありません。それだったらロボットの方がまだかわいいと感じます。
「もうわかったから早く進めてほしい」と自称優秀な学生はいいます。そのような表面的な優秀さで固めたメッキはすぐにはがれてしまいます。長持ちしません。数十年の年月に耐えうる知力はゆっくり得るものです。教える側も忘れてはならない点です。私が黒板にこだわる理由はそこにあります。
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